みんなの外壁塗装ガイド
外壁塗装の支払い方法はカード?ローン?現金?タイミングはいつ?
公開日:2019/05/07 / 最終更新日:2021/09/02
ときには100万円近く、あるいはそれ以上の料金がかかる外壁塗装。大金なだけに、お金のやりとりはどのような形で行われるのかが気になるところです。
普段からクレジットカードを支払いに使うことが多い人や、カードのポイントを貯めたい人にとっては、外壁塗装にはカード支払いが可能かどうか重要ですよね。
この記事では、外壁塗装の料金の支払い方法の種類や注意点を紹介します。
あわせて、まとまったお金はないけれども塗装したいときの対処法、外壁塗装の相場なども解説。
これさえ読めば、外壁塗装のお金の基本を押さえることができます。実際に業者から見積もりをとる前に、ぜひご一読ください。
外壁塗装の一般的な支払い方法
カード決済を含め、外壁塗装の料金の支払い方法はいくつかあります。
ただし、対応している支払い方法は業者によって異なるので、「支払いにカードは使えるか」などは業者ごとに確認が必要です。
最近ではホームページ上に「カード支払いできます」と明記している業者も見受けられます。
外壁塗装の料金の支払い方法の種類と、それぞれの特徴や注意点を見ていきましょう。
現金一括払い
外壁塗装で最も一般的な方法です。
外壁塗装などの自宅改修のための貯蓄が十分にあれば安心ですが、手元にお金を残したい場合や、一度に大金を支払うことに抵抗がある場合、現金払い以外の方法も検討するといいでしょう。
いえふくの場合、約半数のお客様が現金振り込みを選ばれています。やはり、手数料がかからないことが大きな理由のようです。また、普段から現金を使われているお客様は現金の方が安心して支払える、とのことでした。
カード払い
カード決済に対応している塗装業者であれば、カード払いも可能です。
クレジットカードによる支払いのメリットには、以下が挙げられます。
- 決済が簡単
- ポイントがつくことが多い
- カードローンで支払う場合、リフォームローンと異なり、年収や勤務先など詳しい個人情報を書く必要がない
クレジットカードの支払いに対応しているかどうかは、施工店さんごとに確認しましょう。
施工店さんによっては、割引キャンペーンを利用する場合にはカードが使えないことがある点にも注意が必要ですね。
カード会社のシステムを利用して分割払いなどにする場合は、支払いを計画的に行うことを心がけましょう。
利用上限の金額をあらかじめ確認しておくことも大切です。
いえふくのこれまでのお客様では、全体の約3割がカード払いです。カードのポイントがつくので、普段からカードをよく使われているお客様はカードを選ばれています。
リフォームローン
外壁塗装の費用の支払いは、ローンの利用が可能な場合もあります。
まとまったお金がちょうど手元になかったり、お金を手元に残しておきたかったりする場合に便利です。
特に、1回目の塗装の時期は、お子様の就学や、他の住宅設備の修理などとも重なりやすく、何かと出費が大きい時期です。そんなときは、やはり分割で支払えるほうが安心ですよね。
いえふくは、ローンの利用をご検討のお客様に、オリコのリフォームローンのご案内が可能です。ご興味のある方は、いえふくのチャットまでお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装の支払いのタイミング
外壁塗装の支払いのタイミングは「全額後払い」「2~3回に分けて支払い」「全額先払い」の3種類です。
ほとんどの施工店さんが後払いですが、念のため、会社のホームページを見たり直接聞いたりして、支払いのタイミングを確認しておくとよいでしょう。
全額後払い
塗装工事が完了してから費用の全額をまとめて1回で支払います。
いえふくの塗装費用の支払いも、全額後払いとしています。
「きちんと施工してもらえたか」を確認した後の支払いですので、お客様が一番安心できる方式だと思います。
2~3回に分けて支払い
施工に1カ月近く(あるいはそれ以上)かかるような、大きな建物の工事で採用されることのある支払い方法です。
施工前に半分・施工後に残りの半分を支払う場合や、施工前3割・施工中3割・施工後4割の3回に分けて支払う場合があります。
業者側には、施工前に受け取った分を材料費などに使えるメリットがあります。
戸建て住宅の塗装でも、 施工店の規模が小さい場合は、施工前に塗料などを用意するためのお金として頭金をもらうところがあります。
全額先払い
2~3回に分けて支払う方法の他に、全額先払い、という方法も考えられます。ですが、戸建て住宅の塗装のような大きな金額の工事では、先払いの施工店はほとんど聞きません。
あってはならないことですが、費用を支払ったにも関わらず途中で施工店が工事を止めてしまった、という事例もあったそうです。もっとも、これは戸建てではなくアパートの施工でしたが・・・。しっかり契約をして、後払い方式にしている施工店では、そういったトラブルはまず起きません。
先払いはトラブルになりやすいですし、できれば後払いにしてもらうか、後払いができる別の施工店に頼んだ方が安心です。
いえふくは現金支払い・カード払い・リフォームローンのすべてに対応しています!
いえふくは、現金一括払い・クレジットカード払い・リフォームローン払い(オリコ)に対応しております。
※2021年9月現在
先述しましたが、支払いのタイミングは完工後となります。
現金一括払いのご予定の方も、カード払いをご希望の方も、ローンを検討中の方も、いえふくまでお気軽にお問い合わせください。
いえふくは、外壁塗装の実績豊富な塗装専門店です。
施工事例:チョーキングが発生していた外壁を塗装でメンテナンスしたT様邸(東京都町田市)
振り込みの場合の支払い期限や使用可能なカードの種類など、いえふくの支払いについての詳細は下記をご確認ください。
「スタッフに直接質問したい」とご希望の場合は、チャットまでお気軽にご相談ください!
アプリダウンロード不要の「いえふく専用ビデオ通話」であれば、スタッフから口頭でサービスの説明を受けたり、質問をしたりすることも可能です。下記からご予約ください。
手元にお金を残して塗装する方法
手元に十分な現金が用意できればいいですが、現金で全額を支払うと手元にお金が残らない場合、生活に支障をきたす恐れが出てきます。
塗装工事後も生活水準を下げず、安心して暮すために、手元にお金を残して工事を行う方法について解説します。
財形貯蓄を活用する
財形貯蓄とは、企業が社員の給与から一定の額を天引きし、所定の口座に入金する貯蓄です。このような形で貯蓄を行う制度を「財形貯蓄制度」と呼び、財形貯蓄制度を導入している企業の社員で55歳未満の人であれば、この制度を任意で利用することができます。
財形貯蓄にはいくつか種類があり、これらのうち、「財形住宅」と呼ばれる貯蓄は、住宅の購入・建設・リフォーム資金として利用可能なものです。
個人で行う銀行の貯金と違い、次のようなメリットがあります。
- 利息にかかる税金(源泉分離課税)が安くなる
- 住宅ローンの税率が優遇される
- 「財形年金(60歳以降に年金の形式で受け取る財形貯蓄)」と合わせたときの元本550万円までの利子が非課税となる
このようにさまざまなメリットがある反面、本来の目的である住宅の購入・建築・リフォーム以外で使用した場合には、罰則(過去5年間に非課税で支払われた利息に対し課税される)が与えられます。
財形貯蓄が貯まっていれば、そのお金で外壁塗装の費用を支払うことを検討してもよいですね。
ただし、財形貯蓄を用いるためには次の条件を満たさねばなりません。
- 費用が75万円を超えること
- リフォーム後の住宅の床面積が50平方メートル以上であること
- リフォーム後の住宅に勤労者本人が居住すること
- 居住用以外の部分も合わせてリフォームする場合、全費用の半分以上が居住用部分のリフォーム費用であること
ローンを活用する
何らかの理由でまとまったお金を支払えない場合には、リフォームローンを活用するのもよいでしょう。
以下のような人には、リフォームローンの利用がおすすめです。
- 子どもが進学を控えているので、貯金を削りたくない
- 塗装が長持ちするよう、高いお金を払っても、耐久性の高い塗料で塗装したい
ただし、ローンの返済で無理がないように注意しましょう。実際にローン契約を結ぶ前に、金利を確認したり返済計画を立てたりすることが重要です。
ローンの種類やメリット・デメリット、選び方について、くわしくはこちらの記事をご参照ください。
関連記事: 外壁塗装で使えるローンは3種類!基礎知識や選び方を解説!
外壁塗装の相場と、工事費をちょっとお得にする方法
外壁塗装の相場と、塗装工事にかかるお金をちょっとお得にする4つの方法をご紹介します。
外壁塗装の相場
諸条件によりますが、一般的な戸建て住宅(各階の床面積の合計が30坪程度の2階建て住宅)の外壁塗装工事の費用相場が80~120万円前後です。
具体的な価格は、住宅の大きさや構造、劣化状況によって異なります。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
外壁塗装をちょっとお得にする方法4つ
外壁塗装をちょっとお得にする方法4つをご紹介します。
補助金を活用する
外壁塗装では、自治体による助成金や補助金を活用できる可能性があります。
補助金の内容や受け取るための条件、活用するための注意点などについて、詳しくは以下の記事をご参照ください。
関連記事: 【2021年版】外壁・屋根塗装で補助金(助成金)を受け取る方法と条件は?【東京都の助成金リスト付き】
住宅ローン減税を活用する
住宅ローンの支払い中にリフォームローンを利用する場合、住宅ローン減税を活用できる場合があります。
条件としては、リフォームローンの内容として次のようなことを満たす必要があります。
- 返済期間10年以上
- 工事金額が100万円を超える
- 自分が居住するための、自分で所有している物件である
活用を検討する場合は、国土交通省のすまい給付金ページをご確認ください。
カード払いでポイントを貯める
支払うことでポイントが貯まるタイプのクレジットカードで外壁塗装の代金を支払うことで、金額に応じた大量のポイントを貯めることができます。
支払いに応じたポイント還元率が高いおすすめのカードには、以下のものがあります。
- 楽天カード ポイント還元率:1.0~3.0%
- dカード ポイント還元率:1.0~3.0%
- JCB CARD W ポイント還元率:1.0~3.0%
- au PAYカード ポイント還元率:1.0~2.5%
- 三井住友カード ナンバーレス ポイント還元率:0.5~5.0%
ポイント還元率は、使用するお店によって異なります。
あらかじめ還元率を確認し、お得にポイントをゲットできる支払い方法を選べるといいですね。
屋根・付帯部分をまとめて工事する
外壁塗装を行う場合、屋根や付帯部分の塗装工事もまとめて行った方がお得です。
分けて施工すると2度発生する足場かけ費用や養生費用が、まとめて施工すると1度で済むためです。
また、屋根も付帯部もまとめて塗装を行った方が、仕上がりが美しくなり、2回目以降の塗装のタイミングも合わせやすくなるメリットもあります。
いえふくの標準工事(塗装プラン)も、外壁・屋根・付帯部分をまとめて塗装するかたちをとっています。
トータルコストを抑えるなら長耐久の塗料がおすすめ
工事費を安くする簡単な方法は、安い塗料を使うことです。
しかし、安い塗料は5年や6年など早い時期に劣化し、次の塗り替えが必要になる恐れがあります。
塗り替えサイクルが短いと、塗装工事が必要になる回数が多くなり、外壁の維持コストを長い目で見たときのトータルコストが高くなります。
外壁の維持コストをトータルで考えれば、塗料選びは耐久性にも注意を払うことがとても重要です。
しかし、長耐久で知られる種類の塗料(フッ素塗料や無機塗料など)は、個人の住宅で使用するにはちょっと高すぎる塗料です。
このため、いえふくは「アレスダイナミックトップ」をおすすめしています。
アレスダイナミックトップは、戸建て住宅で最もよく使われるシリコン塗料に「ラジカル制御」と呼ばれる機能を付け加えた塗料製品です。
「ラジカル制御」とは、塗膜(外壁表面をおおう塗料の膜)を劣化させる物質「ラジカル」の発生を抑えることで、塗膜の耐久年数をのばす機能です。
従来のシリコン塗料と変わらない価格帯で、シリコン塗料よりも数年長い耐久年数を誇ります。
いえふくは、アレスダイナミックトップの施工実績があります。
施工事例「モルタル外壁とベランダを塗装、屋根の重ね葺きも施工したK様邸!(神奈川県横浜市)」
さらに、いえふくは、自社施工で営業マンを使っていないので、低価格・高品質の施工が可能となっております。
いえふくの標準工事(塗装プラン)の詳細は下記をご確認ください。
「口頭でサービスの説明を聞きたい」とご希望の方は、ビデオ通話による「はじめての塗装説明会」にご予約ください。
まとめ
外壁塗装工事の支払い方法や、注意点、お得に工事を行うためのポイントについて解説しました。
カード払いやローンの利用の可能性がある場合は、業者選びで、対応している支払い方法の確認も大切です。
先述しましたが、いえふくは現金一括・カード払い・リフォームローン(オリコ)に対応しておりますので、安心してお問い合わせください。
図面と外観の写真を送るだけで見積もりが可能な「撮るだけ見積もり」の詳細は、いえふくトップページから確認できます。
- ライタープロフィール
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佐藤ゆうか(いえふくライター)
2級建築士の資格あり。外壁塗装を知ってもらうために、いえふくライターとして活動中。外壁塗装をはじめ各種住宅リフォームの経験があります!