外壁の費用相場はいくら?費用の内訳や注意点を解説【30坪】


  • 「外壁塗装を検討しているが、費用相場はいくらか知りたい」
  • 「見積もり書をもらったが、適正な価格なのか不安」

外壁塗装を検討すると、ほとんどの方は費用のことが頭をよぎるのではないでしょうか。「費用相場を知らず、相場よりも多く費用を払ってしまった」と後悔した方はたくさんいます。

この記事では、外壁塗装の相場や費用の内訳、相場を考慮するときや業者と契約を結ぶ際の注意点を解説します。外壁塗装の相場や塗装の注意点がわかり、より安心してご自宅の塗装を検討できます。

外壁塗装やその相場、工事で後悔しないための注意点などが気になっている方は、ぜひご一読ください。

目次
  1. 外壁塗装の相場とは?
  2. 外壁の塗装費用の内訳
  3. 塗装会社の規模と相場の関係
  4. 塗料の種類と単価相場
  5. 外壁塗装の相場における2つの注意点
  6. 外壁塗装費用を安くする4つの方法
  7. 外壁塗装の支払いにおける3つの注意点
  8. まとめ

外壁塗装の相場とは?

外壁塗装の相場はさまざまな要因によって、変わります。それぞれ変動する要因や外壁面積の計算方法について解説します。

一般的な戸建ての外壁塗装の相場

一般的な戸建て住宅の外壁塗装の相場は、80~120万円前後です。この場合の一般的な戸建て住宅は、「延べ床面積(各階の床面積の合計)が30坪前後の2階建て住宅」を想定しています。

現在戸建て住宅の塗装でよく使われているシリコン系塗料であれば、相場から大きく離れた額にはなりません。ただし、外壁塗装の費用はさまざまな条件に左右され、住宅によっては相場を超えることもあるので、注意が必要です。

延べ床面積ごとの外壁塗装の相場

延べ床面積ごとの外壁塗装の相場は、以下のようになっています。

住宅の大きさ(延床面積) 費用相場

20坪(約66㎡)

60~80万円

25坪(約83㎡)

70~100万

30坪(約99㎡)

80~120万

35坪(約116㎡)

100~140万

40坪(約132㎡)

110~160万

※金額はあくまで目安です。

外壁塗装の相場は、建坪よりも延床面積で考えた方が正確な値を出すことができます。建坪と延べ床面積の両方がわかっている場合は、延べ床面積を相場の基準にしてください。

階数ごとの外壁塗装の相場

外壁塗装の費用は、建物の階数によっても変わります。日本の住宅で一般的なのは2階建てですが、まれに平屋や3階建ての住宅もあります。以下でそれぞれ相場を解説します。

1階建て(平屋)

延床面積が40坪(132㎡)の1階建て(平屋)をシリコン系塗料で塗装した場合、相場は70万円前後です。平屋の外壁塗装は、その他の条件が同じであれば2階建てよりも安くなります。
理由は主に以下の2点です。

  • 同じ延べ床面積でも、2階建てより外壁の面積が小さい
  • 建物の高さが低く、足場代が安くなる

ただし、1階建てといってもいろいろな形状があり、必ずしも相場通りにはならないので注意が必要です。

2階建て

延床面積が40坪(約132㎡)の2階建てをシリコン系塗料で塗装した場合、相場は110万円前後です。

日本の一般的な戸建て住宅の高さであるため、特殊な条件(塗料が高価、住宅の形状が独特で外壁の面積が広いなど)でもない限り、一般的な外壁塗装の相場からかけ離れる心配はありません。

3階建て

延床面積が40坪(約132㎡)の3階建てをシリコン系塗料で塗装した場合、相場は130万円前後です。

3階建ては高さがあるぶん外壁面積が広くなり、塗装費用は2階建ての場合よりも高くなります。

築年数と相場の関係

築年数と外壁塗装の費用相場は、築年数ごとに○○円とは決められません。同じ築年数の住宅でも、外壁の劣化具合が変われば、補修費用もかかります。

築年数と住宅は年数が経つにつれて劣化するもので、外壁が劣化しているほど補修費用がかかることを考えれば、外壁塗装の費用と築年数は無関係とはいえません。

しかし、外壁の劣化スピードは立地や外壁材・塗料の種類や塗り替えの頻度などさまざまな条件に左右されるので、築年数でひとくくりにするのはむずかしいです。

外壁面積の計算方法

外壁塗装の費用は、外壁の面積に大きく左右されます。塗装する面積によって、必要な塗料の量や塗装の手間が増えるからです。

専門業者でないと、外壁の面積を正確に出すのはむずかしいです。しかし、計算方法を知っていれば、ある程度の目安を出せます。以下が塗装面積の計算方法です。

塗装面積(㎡) = 坪数 × 3.3㎡ ×1.2

たとえば、坪数が30坪の住宅の場合、塗装面積は

30坪×3.3㎡×1.2=118.8㎡

となります。
あくまで目安としておきましょう。正確な面積は、業者との確認が必要です。業者が算出した面積が、かけ離れた数字になっていないかチェックするためにも、面積がわかっていると便利です。

外壁の塗装費用の内訳

外壁塗装費用の内訳は、主に4つの項目に分けられます。

  • 塗料費
  • 足場代
  • その他工事費
  • 諸経費

塗料費

塗料代は、塗料の種類によって変わります。一般的に多く採用されているシリコン系塗料の場合、30坪の住宅であれば、およそ30万円前後です。

シリコン系塗料以外の相場は、 【塗料の種類と単価相場】でくわしく解説しています。

足場代

足場代は、30坪(約100㎡)の住宅の場合でおよそ20万円前後です。
外壁塗装における足場について、よりくわしく知りたい方は以下をご覧ください。
<参考記事>職人の命を守る?!足場の必要性と費用相場

その他工事費

塗装以外での工事については、以下の表になります。

項目 単価 相場(100㎡の場合)

飛散防止シート

約200円/㎡

2~3万円

養生費

約300円/㎡

3~4万円

高圧洗浄

約300円/㎡

3~4万円

下地処理・コーキング

約1,000円/㎡

約10万円前後

合計

20~30万円

※金額はあくまで目安です

下地処理の費用は、外壁の材質や状態(補修が必要なひび割れの数など)によって異なります。また、コーキング工事が必要ない外壁がありますので、注意が必要です。

また、「付帯部分」と呼ばれる外壁塗装以外の工事費も、場合によってはかかります。下記が主な項目と費用相場です。

【付帯部分の主な項目と費用相場】
項目 費用

雨どい交換工事

10~20万円

ベランダ防水工事

10~30万円

雪止め交換費

10~30万円

※金額はあくまで目安です

諸経費

諸経費の相場はおよそ10~20万円です。以下が諸経費の主な項目です。

  • 廃材処理費
  • 事務手数料
  • 契約書の印紙代
  • 交通費・駐車代 など

諸経費は、業者によって「諸経費一式」と記載されていることがあります。金額に違和感があれば、具体的になにが項目としてあるのか聞いてみましょう。

塗装会社の規模と相場の関係

戸建て住宅の外壁塗装を受注している会社は、その規模や形態によって、以下の3つに分けられます。

  1. ハウスメーカー
  2. リフォーム会社
  3. 塗装店
  4. 1から順に費用相場は安くなります。以下でそれぞれ解説します。

    ハウスメーカー

    ハウスメーカーの塗装工事は、塗装店と比べ費用が高くなります。

    以前、いえふくに塗装をご依頼いただいたお客様は、いえふくの見積もりよりハウスメーカーの方が100万円以上高額だったそうです。

    リフォーム会社

    大手リフォーム会社も同様に、塗装店と比較すると外壁塗装の費用は高くなります。理由としては、工事を業者に外注していること、営業や広告に費用をかけているからです。

    塗装店と比較したときのメリットは、複数箇所のリフォームをまとめて依頼できる(外壁塗装+リビングの壁紙の張り替えなど)ことです。

    塗装店

    外壁塗装をリーズナブルな価格で施工するなら、塗装店がおすすめです。

    メリットは、自社職人で施工するため中間マージンが発生せず、諸経費もハウスメーカーのような金額にはなりません。塗料の種類や外壁の状態によって費用は変わりますが、適正価格で施工できます。

    一方、デメリットは技術力やアフターケアの充実度など塗装店によって変わるため、見極めがむずかしい点です。また、会社の規模が小さいため、口コミが少なく、判断しづらい点があげられます。

塗料の種類と単価相場

塗料の種類によって、外壁塗装の費用や耐久年数は大きく変わります。 以下の表は、主な塗料の費用相場と耐用年数です。

【主な塗料の費用相場と耐用年数】
塗料 単価㎡ 相場(100㎡の場合) 耐久年数

シリコン

2,300~3,000円

25~35万円

12~15年

フッ素

4,000~5,000円

40~55万円

15~20年

ラジカル

2,500~3,000円

25~35万円

13~16年

無機塗料

4500~5,500円

45~60万円

20~25年

外壁塗装に用いられる塗料は、「シリコン系」「フッ素系」などのように分類され、修理によって耐久年数や価格、機能などが異なります。

現在日本の戸建て住宅でシェア率が高いのはシリコン系塗料です。ただし、予算に余裕があったり、高耐久の塗料を使いたいなどの希望があったりする場合には、フッ素系塗料などの高価格・高耐久の塗料を選択する手段もあります。

また、最近出てきた塗料のなかには、ラジカル塗料やアポリテック塗料など、比較的リーズナブルでかつ耐久性の高いものもあるので、検討してみましょう。

塗料の種類や種類ごとの単価、特徴について知りたい方は、こちらの記事へどうぞ。
<参考記事>塗料の種類はこんなにある!業者に依存しない賢い選び方

外壁塗装の相場における2つの注意点

外壁塗装の相場を知ったうえで、実際に見積もり書をもらう前に、注意点が2つあります。

  1. 「〇〇坪で××円!」といった広告
  2. 実際の費用はさまざまな条件によって変わる

以下でくわしく解説します。

「〇〇坪で××円!」といった広告

リフォーム業者や塗装屋のチラシやサイトにある広告には注意しましょう。「○○坪で××円!」といった類のもので、広告の価格を鵜呑みにするのはとても危険です。

チラシやサイトの価格は、安く見せるために外壁塗装のみの価格の場合があります。外壁塗装工事といっても、上記でも解説した通り、他に足場代や付帯部分の工事などあります。チラシやインターネットの費用は、あくまで参考価格と考えましょう。

実際の費用はさまざまな条件によって変わる

実際の外壁塗装の費用は、さまざまな条件に左右されて相場からかけ離れることも珍しくありません。費用を左右する主な条件は、以下の3つです。

  • 外壁の劣化具合
  • 建物の形状
  • 住んでいる地域の気候

外壁の劣化具合

外壁の劣化具合によって、塗料の量や補修費用が変わります。外壁の劣化が激しく、凸凹が多かったり下地まで損傷したりしていれば、補修費用や塗料費がそれだけかかってしまいます。

建物の形状

同じ30坪の建物でも形状がちがっていれば、外壁の面積も変わります。独特な形状の住宅や窓が少ない住宅の場合、正方形の住宅に比べると塗装面積が大きい場合があるので、注意が必要です。

住んでいる地域の気候

毎日外気にさらされている外壁は、その土地の気候の影響から免れることはできません。
たとえば、海岸付近の住宅を塗装する場合には、塩害に強いタイプの塗料を塗る必要があります。塩害に強い塗料は耐久性が高く、その分高価なので塗装工事の総コストも高くなります。

外壁塗装費用を安くする4つの方法

外壁塗装の見積もりをもらったが、「意外と金額がする」とお悩みの方もいるでしょう。しかし、外壁塗装は以下の4つの方法で、安くできます。

  1. 助成金/補助金を利用する
  2. 住宅ローン減税
  3. 火災保険
  4. 外壁+屋根塗装で足場代を節約

助成金・補助金を利用する

自治体で定められている場合、省エネ効果がある塗料(遮熱塗料・断熱塗料)を使用することで、目安として10万~30万円ほど補助金を受け取れる可能性があります。

もし補助金のご利用をお考えの場合、補助金・助成金の適用条件・金額は自治体により異なるため、各自治体のHPで最新情報をチェックしてみましょう。

補助金について詳細をお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
<参考記事>【東京版】外壁・屋根塗装で補助金(助成金)を受け取る方法と条件

住宅ローン減税

住宅ローン減税(住宅ローン控除)は外壁塗装などのリフォームでも受けられます。
住宅ローン減税とは、居住用の住宅ローンを利用している場合、年末時点で住宅ローン残高の1%分(最大40万円)を所得税から控除することができる、という制度です。

しかし、住宅ローン減税には以下の適用条件があるので、注意が必要です。

  • リフォーム費用が100万円以上
  • 10年以上の返済期間
  • ローン契約者の合計所得額が3000万円以下

また、「投資型減税」と呼ばれる一括で費用を支払う場合でも、条件によっては減税を受けられます。適用を受けられるかどうか業者に確認しておきましょう。

火災保険

条件によっては、火災保険を利用してお得に工事ができます。条件は限られていて、火災や落雷、水害といった自然災害によって、外壁が損傷した場合に適用を受けられます。

火災保険は主に3種類あり、保険料や補償対象が変わります。

【火災保険の主な種類と対象例】
  補償範囲 対象例
火災保険

住宅・家財

火災・落雷・破裂・風災・雪災

火災総合保険

住宅・家財

上記+水害・盗難など

オールリスク火災保険

住宅・家財・ベランダなど

上記2つ+ガラス破損・機械設備など

適用を受けられるか確かめるために、自宅の火災保険の内容を確認しましょう。火災保険の内容によっては火災保険を受けられない可能性もあるので、注意が必要です。

外壁+屋根塗装で足場代を節約

外壁塗装と屋根塗装を同時に工事することで、別々に行うよりもお得になります。

外壁・屋根の塗装工事には「足場」が必要になります。外壁塗装と屋根塗装を同時に工事することで、1回分の足場代(約15~20万円)を節約できます。

一般的には、ほとんどの方が外壁塗装と屋根塗装をセットで工事しています。

外壁塗装の支払いにおける3つの注意点

外壁塗装の支払いが気になっている方のなかには、「支払いはいつ、どのような形でするものなのだろう」疑問に思うことがあります。大金なだけに、支払い方法には注意が必要です。

ここでは、外壁塗装の代金の支払い方法やタイミング、支払いや契約にあたっての覚えておきたいポイントを解説します。

支払い方法

テキスト外壁塗装の料金の支払い方法は、主に3つあります。

  1. 現金払い
  2. カード払い
  3. リフォームローン

現金払い

現金払いは、工事費用を現金でそのまま一括払いすることです。現金が一括で準備できる方や余計な支払いの手続きが面倒な方などに、おすすめです。

カード払い

お持ちのクレジットカード等で支払いができます。分割払いもできるので、現金が手元になく、急な出費が苦しい方やポイントを集めて、お得に利用したい方などにおすすめです。

しかし「業者によってはカードの取扱いをしていない」や「借入額に限度がある」点には注意が必要です。業者に事前に確認しておきましょう。

リフォームローン

住宅ローンと同じように「リフォームローン」というものがあります。手元に現金がなく、急な出費がむずかしい方や規模の大きいリフォームをしたい方におすすめです。

リフォームローンは2種類あり、「無担保型」と「有担保型」に分けられます。

【リフォームローンの種類と内容】
  借入限度額 金利相場 借入期間
無担保型

~1,000万円

2~5%

最長10~15年

有担保型

1,000~1億

1~2%

最長35年

リフォームローンは審査が必要です。事前にリフォームローンを受けられるかどうか確認しておきましょう。よりくわしい内容を知りたい方はこちら。
<参考記事>外壁塗装でもローンが組める!知っておきたいポイントをご紹介

支払いタイミング

現金での支払いのタイミングは、いくつかあります。一般的なのは「一括後払い」と「2回払い」です。

一括後払い

工事終了後に一括で支払う形式で、最も主流で安心できる支払い方法です。

2回払い

2回払いは、施工前に「手付金」として1度指定された金額を支払い、残りの費用を工事後に支払う形式です。手付金は契約や支払いの意志がお客様にあることを、工事開始前に業者が確認するためのものです。

その他の支払い方法は注意が必要

その他の支払い方法は以下の2つですが、注意が必要です。

  • 3回払い
  • 一括先払い

もし、業者に支払いを要求された場合は、即答せず、一旦保留にしましょう。消費者生活センターなどに1度相談して、対策することをおすすめします。

まとめ

一般的な戸建て住宅「延べ床面積(各階の床面積の合計)が30坪前後の2階建て住宅」の外壁塗装の相場は、80~120万円前後です。ただし、外壁塗装の相場は、さまざまな要因によって相場が変わります。延べ床面積や階数、依頼する会社の規模や塗料の種類によって違うので、注意が必要です。

また、外壁工事をお得にするために4つの方法を覚えておきましょう。

  1. 助成金/補助金を利用する
  2. 住宅ローン減税
  3. 火災保険
  4. 外壁+屋根塗装で足場代を節約

点検・調査など無料で承ります。まずはお気軽にご相談ください。

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