みんなの外壁塗装ガイド
外壁塗装の価格目安を紹介!ちょっとお得に塗装する方法も解説
公開日:2020/12/10 / 最終更新日:2021/07/01
自宅の外壁塗装にあたって「どれくらいの価格になるのか」はやはり気がかりなところですよね。
このコラムでは、外壁塗装の価格の目安や費用の内訳、見積もりにおける注意点を解説しています。
「外壁塗装を安くする方法があるって本当?」「格安の塗装ってどうなの?」などの話題はもちろん、ちょっとお得に塗装する方法もご紹介。
価格の面でもクオリティの面でも、後悔しない外壁塗装をするために、ぜひお役立てください。
外壁塗装の価格目安と費用の内訳
一般的な戸建て住宅(延床面積が30坪前後の2階建て住宅)の外壁塗装の相場が、80~120万円といわれています。
※延床面積とは、建物の各階の床面積の合計です。建物の規模の目安になります。
費用の大まかな内訳の項目は、下記が一般的です。
- 足場の設置及び解体の費用
- 高圧洗浄の費用
- 養生の費用
- 下地処理(塗装の下準備)の費用
- 下塗り・中塗り・上塗り(塗装作業)の費用
外壁がサイディングボード(昨今主流のパネル状をした外壁用建材)の場合には、サイディングボード同士のつなぎ目を埋めているコーキングの補修も必要になってきます。
延床面積の坪数ごとの相場や、使用する塗料別の平米単価など、外壁塗装の相場についてくわしく知りたい方は、こちらのコラムをご確認ください。
さまざまな条件別の相場や費用の内訳をまとめた表などを使って詳細に解説しています。
相場はあくまで参考!外壁塗装の費用を左右するもの
外壁塗装は安い買い物ではありません。費用の目安を知っておきたいと思うのはもっともなことです。
しかし、外壁塗装にかかるコストはさまざまな条件に左右されるので、費用相場はあくまで参考にすぎないのが現実です。
費用に影響するものの例としては、次のようなものがあります。
- ひびやツタの有無など、外壁の状態(外壁の状態によって、補修や補強など塗装の下準備のコストが変わってくるため)
- 住宅の階数(階数が多いほど、高さのある足場が必要になるため)
- 窓やドアの個数(窓やドアが多いほど、塗装面積が少なくなるため)
- コーキング(シーリング)の有無・本数(コーキング補修費に影響するため)
いえふくのネット見積もりサービスは、上記のような細かい条件を入力することで、正確な費用がオンライン上でわかるようになっています。
「我が家の外壁塗装の費用を手軽に知りたい!」とご希望の方は、いえふくのネット見積もりをぜひご活用ください。
「外壁塗装を安くする方法がある!」って本当?
お金を出す側としては、外壁塗装を安く施工できたら嬉しいですよね。
こちらでは、「外壁塗装を安くする方法」について解説します。
そう簡単には安くならない
残念ながら、外壁塗装の費用を何万円や何十万円など大きく切り下げるのは難しいです。
外壁塗装が高額なのは、工事で必要になるコストが高いからです。
コストを無理に省こうとすれば、塗装の質が落ち、耐用年数に満たない3年や5年などの短期間で塗面(塗装の表面)にひびやはがれが生じかねません。
外壁塗装は、1つ1つの工程に手間とコストをしっかりかけてこそ、塗料が本来の耐久性を発揮して長持ちするものなのです。
ただし、工夫次第では、塗装費用をちょっとお得にすることはできます。
「外壁だけ」「屋根だけ」は割高
「外壁だけ」「足場だけ」などの部分的な塗装は割高なので、費用を抑えて塗装をするなら、外壁と屋根、ベランダ、雨樋や破風といった付帯部分もまとめて塗装するのがおすすめです。
「たくさんの箇所を塗装すると、余計にお金がかかるのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、長い目で考えれば、まとめて塗装する方がお得なのです。
住宅の塗装工事は必ず足場が必要です。外壁と屋根、ベランダなどを別々のタイミングで塗装すると、足場をその度に組み立て、解体しなくてはなりません。
逆に、外壁や屋根などをまとめて塗装すれば、足場の組立て・解体が1度で済み、その分足場代を浮かせることができます。
塗装業者の種類と費用の傾向
住宅の塗装をしている会社としては、いえふくのような塗装専門店のほかに、リフォーム会社やハウスメーカーが挙げられます。
費用をちょっと抑えて塗装したいのであれば、大手ハウスメーカーは避けた方がよいかもしれません。
大手ハウスメーカーの施工は、たくさんの仲介業者が間に入り仲介料が経費にプラスされるため、工事費用が高くなりがちな傾向にあるのです。
塗装費用が安くなる季節があるって本当?
塗装業者のなかには、閑散期の季節(真冬や梅雨どき)に期間限定の値引きキャンペーンをしている業者もいます。
「施工の時期を調整することで安くしたい」とお考えの方は、上記のようなキャンペーンを探してみるとよいかもしれません。
ただし、多くの塗料は気温5度以下または湿度85%以上の環境での施工が推奨されていないため、気温が低い真冬や雨が多い梅雨は、施工が中断され工期が延びる可能性が高い点を頭に入れておきましょう。
値切ることはできる?
値切りに応じる業者もいるかもしれませんが、全ての業者が値切りに応じてくれるとは思わない方がよいでしょう。
いえふくは、値切りに応じるというよりも、お客様とよくご相談して、予算をはじめとするお客様のご希望をできる限り見積もり書に反映できるよう努めております。
「お得に塗装したい!」とお考えの方には、いえふくネット見積もりの利用がおすすめです。
いえふくネット見積もりは、
- 入力内容チェックが完了した方には、クオカード500円分プレゼント
- 弊社Webサイトに施工の様子の写真の掲載を許可していただけた方には、5,000円のギフト券プレゼント
- 入力内容チェックのためお客様宅を訪問した際にご成約していただいた方には、見積もり金額から3%引き
これら3つの特典をご用意しております。
外壁塗装の価格や見積もりにおける注意点
格安はあまり良くないかもしれない
先述した通り、外壁塗装は1つ1つの工程にしっかりと手間・コストをかけてこそ、長持ちする塗装に仕上がるものです。
コストを無理に削って塗装すると、10年も経たないうちに塗り直しが必要になり、長期的に考えたときの住宅のメンテナンスコストが高くなってしまうかもしれません。
焦って決める必要はない
焦って契約を決めようとすると、判断力が鈍り、悪徳業者に引っかかる恐れが高くなります。
外壁塗装は1分1秒を争うような緊急性の高い工事ではないので、見積もり書の確認や業者選びは、落ち着いてじっくりと行うべきです。
見積もり書に違和感を覚えたら
業者の出した見積もり書に違和感を覚えたら、別の業者からも見積もりをとってみるのもいいかもしれません。
複数の見積もり書を比較することで、「1社目の見積もりを高く感じていたけど、2社目の見積もり額もあまり変わらないのを見ると、これが妥当な金額なんだな」といったように、見積もり書の適切さを確認することができます。
契約内容や費用でトラブルを防ぐには?
外壁塗装で起こるトラブルのなかには、ちょっとした注意で予防できるもの、対処法を知っていればスムーズに解決できるものも少なくありません。
外壁塗装でよくあるトラブルの対策を知っておきたい方は、下記のコラムをぜひご活用ください。クーリングオフについても取り扱っております。
支払いの方法やタイミング
外壁塗装の代金の支払いは、全額を振り込みで後払いするのが最も一般的です。
いえふくは、上記の支払い方法はもちろん、カード支払いも受け付けております(VISA、mastercard、American Express 、diners club、JCB、DISCOVER)。
外壁塗装の支払いをもっとくわしく知りたい方には、下記のコラムが参考としておすすめです。リフォームローンについても解説しています。
外壁塗装・屋根塗装は何のため?本当に必要?
「大金をかけてまで自宅を塗装する意味があるの?」と疑問に感じている方もいるかもしれませんが、外壁塗装・屋根塗装は「家に長く住めるようにする」ために必要なことです。
塗装は、住宅の見栄えをよくするだけのものではありません。
塗膜(とまく/塗料の膜)で表面を覆うことで、住宅の外壁や屋根を、紫外線や雨、湿気のダメージから保護しているのです。
定期的に塗り替えを実施し、外壁・屋根の塗膜を良好な状態に保つことは、外壁材・屋根材の経年劣化を遅らせること、ひいては家を長持ちさせることにつながります。
外壁・屋根の塗り替え周期は、10~15年に1度といわれています。これは、外壁・屋根の塗料の耐久年数が10~15年ほどであるためです。
ただし、塗膜の劣化スピードは住宅の立地や構造など諸条件に左右されるので、自宅が塗り替え時期かどうかは、外壁に劣化サインが出ていないか確認してみるのが望ましいです。
下記のコラムでは、外壁の塗装の劣化サインを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでも、「外壁にメンテナンスが必要なんてあまり聞かないし、子どもの頃、実家で塗装なんてやってなかった気がするけど」と半信半疑な方もいるかもしれません。
日本のこれまでの住宅事情を考えれば、そう思うのは自然なことです。
新築志向が強い傾向にある日本では、これまで「いまある家を手入れして長く住む」という考え方は少数派で、家のメンテナンスの重要性があまり認識されてきませんでした。
しかし、少子高齢化による人口減少や日本人の長寿命化など時代の変化を受け、昨今の日本では「いまある家を手入れして長く住む」ことが推奨されてきています。
外壁塗装・屋根塗装は、「いまある家を手入れして長く住む」ために必要なメンテナンスの1つなのです。
外壁塗装を検討中の方へ
自宅の外壁塗装を検討している方には、下記の内容にも目を通しておくことをおすすめいたします。
塗料選び
外壁塗装では、塗装に使用する塗料を選ばなければなりません。
塗料は、主原料(シリコン、フッ素、ウレタン、アクリルなど)や機能性(光触媒やラジカルなど)で分類されており、製品によって耐久性や価格が違います。
さまざまな塗料メーカーがありますが、関西ペイント・日本ペイント・エスケー化研の3社が、歴史が長く実績もある大手なので安心です。
「選べといわれても、塗料のことなんて何も知らないし……」とお困りの方は、こちらのページをぜひご活用ください。
色選び
「外壁/屋根を何色で塗るか」は、塗装工事のだいご味です。
住宅の外観の印象は、色によって大きく変わります。この機会に、マイホームの雰囲気を変えてみるのもいいですよね。
いえふくが過去施工させて頂いたご住宅のなかにも、塗装で外観の印象が変わった事例があります!
※引用: 施工事例
外壁塗装の色選びのポイントは、こちらのコラムで紹介しています。ぜひお役立てください。
「家に色を塗ったときのイメージがつかなくて」とお困りの場合には、いえふく独自の「3Dカラーシミュレーション」の利用がおすすめです。
3Dのモデルハウスを試し塗りすることができ、色選びの参考になること請け合いです!
補助金(助成金)や火災保険について
さまざまな条件がそろえばの話ですが、外壁塗装は、補助金や火災保険が下りることがあります。
補助金については、こちらのコラムをご参照ください。
火災保険については、下記のコラムで取り扱っております。
DIY塗装について
DIY経験のある方のなかには、「自宅の外壁/屋根を自分で塗装できないか」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、外壁塗装のDIYはあまりおすすめできないのが現状です。
外壁塗装は高所作業を伴います。高所での安全管理に不慣れな個人が施工するのは、転落の恐れが高く非常に危険です。
自宅の外壁/屋根の安全な塗装は、いえふくまでお任せください。
まとめ
外壁塗装の価格の目安は、一般的な戸建て住宅(延床面積が30坪前後の2階建て住宅)の場合で、80~120万円といわれています。
ただし、塗装費用は外壁の状態や住宅の階数など諸条件に左右されるので、必ずしも相場通りにいくとは限りません。
費用をなるべく抑えて塗装したいなら、外壁と屋根をまとめて塗装したり、大手ハウスメーカーは避けたりするのがおすすめです。
「我が家の外壁塗装の費用が手軽にわかればいいのに」とお悩みの方は、いえふくのネット見積もりをぜひご活用ください。
3大特典(クオカード・ギフト券・3%割引)をご用意しているので、「ちょっとお得に塗装したい!」という方にもおすすめです。