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屋根修理のすべて!費用はもちろん、屋根の種類別メンテナンス時期も解説

住宅を建ててから10年も経つと、屋根のひび割れや色あせが気になってきますよね。

「そろそろ屋根の点検や修理を検討しよう」と考えている方もいるかと思います。

しかし、予備知識ゼロで業者に相談するのはためらわれるものです。

屋根工事の費用相場や屋根のメンテナンス時期がわかっていないと、相場よりも多く払って損をしたり、必要性のない大工事をしてしまったりするかもしれません。

この記事では、屋根修理・リフォームの相場、屋根の種類別のメンテナンス時期の目安などを紹介します。

ほかにも、屋根の業者選び、火災保険や補助金でお得に修理ができる方法も解説。

大切なマイホームの屋根を、きれいで良好な状態に保つために、ぜひお役立てください。

目次
  1. 屋根の部分修理の費用目安
  2. 屋根の全体工事(屋根リフォーム)の費用目安
  3. 屋根の修理・メンテナンス時期の目安
  4. 屋根の修理が必要なサイン
  5. 築10年以上なら全体工事も視野に!
  6. 屋根の業者選びのポイント
  7. 屋根修理のDIYは可能?
  8. 屋根修理に火災保険や補助金が降りる?
  9. 屋根修理の費用の支払い方法
  10. まとめ

屋根の部分修理の費用目安

ここでは、下記の3種類の屋根の修理費用の目安を解説します。

  • コロニアル(スレート)屋根の部分修理
  • 瓦屋根の部分修理
  • トタン屋根の部分修理

また、屋根とあわせて、屋根まわりの付帯部分の修理費用の目安も紹介します。
屋根まわりの付帯部分としては、次の4つが挙げられます。

  • 軒天(のきてん)
  • 雨樋(あまどい)
  • 破風(はふ)
  • 雪止め

紹介する費用目安は、延床面積が約30坪の2階建て住宅で、屋根の面積は50~60平方メートルの場合です。足場代は含まれていません。

また、修理する箇所の状態や材質によって、費用は変わってくる点に注意が必要です。

※記載の費用はあくまで目安です。

コロニアル(スレート)屋根の場合

コロニアル(スレート)屋根は、「スレート材」と呼ばれる薄い板状の屋根材の屋根です。
一部張り替え費用はおよそ10万~15万円になります。クラック(ひび割れ)補修の場合は、5万~10万円です。


スレート屋根

20年以上前に製造されたコロニアル屋根の場合、アスベストが含まれており、処分費が高くなる可能性があります。
アスベストを処分するには専門業者に依頼する必要があり、処分費が余計にかかることが多いためです。

瓦屋根の場合

最もポピュラーな日本瓦を、一部張り替えた場合の費用は5万~10万円です。

これは1平方メートルあたりの単価を1万~2万円とし、5平方メートルの範囲で張り替えた場合の費用です。部材のみの金額で、施工費などは含まれていません。

瓦屋根はいくつか種類があります。

  • 日本瓦…古くから使用され、日本で最もポピュラーな瓦
  • セメント瓦…セメント・水・砂が主原料で、ギザギザした形が特徴的な瓦
日本屋根
セメント瓦の屋根

業者によっては、瓦1枚から修理を受けてくれるので相談してみましょう。

トタン屋根の場合

トタンは、薄い鉄板の表面を亜鉛で覆った屋根材です。鉄板が錆びないように加工してあり、価格が比較的安いのが特徴です。

修理箇所ごとの金額は、下記の通りです。

  • 部分的な張り替え…1万~2万円(1平方メートルあたり)
  • 軒先(ケラバ)板金の補修…2,000円(1平方メートルあたり)
  • 棟板金の交換…1万~2万円前後(1平方メートルあたり)


トタンの屋根

軒天の場合

軒天とは、建物から伸びている屋根の裏側部分のことです。


軒天の写真

範囲や修理内容によりますが、修繕の相場は20万~25万円です。

ただし、軒天に使用される素材の種類(ベニヤ板やスラグ石膏板(せっこうばん)など)でも価格が変わるので注意しましょう。

雨樋の場合

雨樋は、雨水を集めて排水する筒状の建材です。


雨樋の写真

雨樋の修理の相場は下記になります。

修理内容 相場
継ぎ手の補修 およそ1万~2万円(1カ所)
雨樋の清掃 およそ1万~3万円
全交換 およそ15万~60万円

破風

破風とは、屋根の妻側(建物の棟に直角な側面)の端の山形の板部分を指します。


破風の写真

下記は破風板の修理費用になります。

工事内容 相場
破風板の塗装 およそ2,000円(1mあたり)
破風板の交換 6,000円前後(1mあたり)

雪止め

雪止めは、屋根の積雪の落下を防ぐ建材です。屋根に取り付けられていて、積もった雪が引っかかるようになっています。


雪止めの写真

雪止めには「瓦タイプ」「金具タイプ」「ネットタイプ」の3種類があります。
雪止めをすべて交換した場合の費用目安は下記になります。

雪止めのタイプ 交換費用
瓦タイプ 20万〜30万円
金具タイプ 10万~20万円
ネットタイプ 10万〜20万円

屋根の全体工事(屋根リフォーム)の費用目安

この章では、屋根の全体工事(屋根リフォーム)の費用目安を解説。
屋根の全体工事は、

  • 塗装
  • 重ね葺き(カバー工法)
  • 葺き替え

の3種類があります。
屋根材の単価もあわせて、それぞれの工事費用目安をご紹介します。

※解説する費用目安は、延床面積が約30坪の2階建て住宅で、屋根面積を60平方メートルとした場合です。

塗装

屋根の塗装費用は、60万~100万円(足場代などを含む)が相場です。

塗装は「塗装する屋根材」と「塗料の種類」によって価格が変わります。

屋根材に使われる塗料は、主に3種類(ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料)です。
ここでは、価格と耐用年数のバランスがよく、住宅の塗装で1番使われているシリコン塗料を取り上げます。

屋根材別の塗料費用(シリコン塗料使用、足場代・諸経費を含めず)

屋根材 塗料単価/1平方メートル 金額
セメント瓦 3,000円前後 約180,000円
コロニアル(スレート) 2,500円前後 約150,000円
金属(トタン) 2,300円前後 約140,000円

重ね葺き(カバー工法)

重ね葺き(カバー工法)とは、既存屋根の上に、防水シートと新しい屋根材を被せる工法のこと。

重ね葺きの相場は100万~200万円(足場代などを含む)です。スレートやガルバニウムの単価は、1平方メートルあたり1万~2万円になります。

メリットは、葺き替えと比較して安価で工期が短く、断熱性・遮音性・防水性が向上する点です。

ただし、既存の屋根が瓦屋根の場合は施工できません。
重ね葺きはフラットな形状の屋根にしか施工ができないため、波型である瓦屋根の施工には対応していません。

葺き替え

屋根の葺き替えは、屋根全体を一新するリフォームのことです。既存の屋根材を剥がして、新しい屋根材を設置します。

葺き替えの相場は100~250万円(足場代・諸経費を含む)です。
既存屋根の種類や新しく設置する屋根材によって、価格は変わります。下記で屋根材の単価をご紹介します。

葺き替えは、重ね葺きと違って既存屋根の処分費がかかります。しかし、長い目でみるとメンテナンス費用が安く抑えられることが多いです。

葺き替えは下地からすべて新しくなるので、次のメンテナンスまでの期間が延びて、結果的に費用を抑えられるからです。

既存屋根が瓦屋根の場合

既存屋根 新しい屋根材 屋根材の単価(1平方メートルあたり)
瓦屋根 コロニアル 5,000~10,000円
ガルバニウム 5,000~10,000円
日本瓦/洋瓦 8,000~15,000円

既存屋根がセメント瓦の場合

既存屋根 新しい屋根材 屋根材の単価(1平方メートルあたり)
セメント瓦 コロニアル 5,000~10,000円
ガルバニウム 5,000~10,000円
日本瓦 8,000~15,000円

既存屋根がコロニアル(スレート)屋根の場合

既存屋根 新しい屋根材 屋根材の単価(1平方メートルあたり)
コロニアル(スレート) コロニアル 5,000~8,000円
ガルバニウム 6,000~10,000円

コロニアル(スレート)屋根の葺き替えについては、下記の記事でよりくわしく解説しています。
コロニアル屋根の住宅にお住まいの方は、ご参考にどうぞ!

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屋根の修理・メンテナンス時期の目安

この章では屋根の修理・メンテナンス時期の目安について解説します。

  • コロニアル(スレート)屋根
  • 瓦屋根
  • 金属(トタン)屋根

この3つの屋根についてそれぞれ説明していきます。

コロニアル(スレート)屋根

コロニアル(スレート)屋根はセメントなどでつくられた薄い屋根材です。
ほかの屋根材に比べ安価なことや、色の種類が多いことが特徴です。

コロニアル屋根のメンテナンスは10年を目安にしてください。メンテナンスを定期的に行えば、耐用年数は20〜30年程度となります。

瓦屋根

瓦屋根は主に3種類あります。

瓦の種類 メンテナンス年数
和瓦(日本瓦) 15~30年
洋瓦 10~20年
セメント瓦 10~15年

自宅の瓦屋根がどの種類か確認しましょう。環境にもよりますが、それぞれでメンテナンス時期が変わる点にご注意ください。

金属(トタン)屋根

金属(トタン)屋根は薄い鋼板に亜鉛をメッキした屋根材のこと。
現在は使用されることが少なく、代わりに「ガルバリウム鋼板」と呼ばれる金属の屋根材が近年多くの住宅で採用されています。

屋根材の種類 メンテナンス年数
トタン 8~10年
ガルバリウム鋼板 10~15年

屋根の修理が必要なサイン

この章では、屋根の種類ごとに、屋根の修理が必要になってきたことを知らせるサインについて解説します。

あわせて「屋根の修理は急いで実施すべきか」についても解説しているので、ご一読ください。

瓦屋根の修理サイン

瓦屋根の修理サインは下記の4つです。

  • 瓦のひび割れ、破損
  • 漆喰(しっくい)が崩れている
  • 色あせが目立つ
  • 棟(むね)のゆがみ

コロニアル屋根の修理サイン

コロニアル屋根の修理サインは下記の4つです。

  • スレート材の割れ、反り
  • 色あせが目立つ
  • カビやコケが目立ちはじめた
  • 棟板金の浮きやサビ

金属屋根の修理サイン

金属屋根の修理サインは下記の3つです。

  • 屋根表面の色あせ
  • サビが目立つ
  • 屋根材の浮きや剥がれ

上記のような状態であれば、なんらかのメンテナンスを検討すべきサインです。屋根業者に1度点検してみてもらうことをおすすめします。

屋根の修理は急いで実施するべき?

屋根の修理は早めに実施しておきましょう。修理サインを長期間放っておくと、劣化が進み、予想外の出費がかかる可能性があります。

「見えない箇所で雨漏りが発生していた」「屋根材のひび割れがひどくなっていた」とならないように、定期的な点検と準備が必要です。

築10年以上なら全体工事も視野に!

以下のどちらかに当てはまる場合は、部分的な補修ではなく、全体工事を視野に入れるといいでしょう。

  • 住宅を建ててから10年以上経過している
  • 屋根のあちこちに修理サイン(ひび割れや色あせなど)が目立ってきている

築10年以上の屋根や、1~2ヵ所ではなくあちこちにひび割れや色あせが目立ってきている屋根は、屋根全体が劣化してきている恐れがあるためです。

全体が劣化してきている屋根は、一部の破損箇所を補修しても、違う箇所も壊れてきて、いたちごっこのような状態になる可能性も。
また、もしも屋根の全体工事をするのであれば、外壁塗装もまとめてすることをおすすめします。
工事に必要な足場代が1回で済み、工事費をトータルで安く抑えられるからです。

屋根工事と外壁塗装を別々で施工した場合

工事箇所 築10年 築20年 築30年 合計
屋根 50万円 50万円 50万円 330万円
外壁 60万円 60万円 60万円

屋根工事と外壁塗装を同時に施工した場合

工事箇所 築10年 築20年 築30年 合計
屋根 100万円 100万円 100万円 300万円
外壁

※上記の表の額はあくまで目安です。実際の費用は諸条件で変わってきます。
※工事の度に足場代が10万円かかる場合を想定

築10年ごとで塗装工事を別々にした場合と同時にした場合で、シミュレーションでは30万円ほどの差が出ます。
トータルの工事費を少しでも安く済ませたい方には、外壁塗装も同時に実施することをおすすめします。

屋根の業者選びのポイント

屋根を適正な価格や内容で工事するには、業者選びがポイントです。

業者選びを間違えると、金銭トラブルが起きたり、雑な工事をされたりするかもしれません。

業者選びで失敗したくない方は、こちらも確認してみてください。

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屋根修理の費用の支払い方法

この章では、屋根修理の費用の支払い方法をご紹介します。あわせて、業者とトラブルになった場合の対応方法についても解説しています。

屋根修理費用の支払い方法

屋根修理費用の支払い方法は3つあります。

  • 現金払い
  • カード払い
  • リフォームローン

リフォームローンは民間の金融機関で取り扱っています。無担保で借りられ、借入額が住宅ローンに比べ低いローンです。

業者によっては、カード払いやリフォームローンが利用できない場合がありますので、利用できるかどうか事前に確認しておきましょう。

いえふくではカード払いにも対応しています。カード会社はVISA、mastercard、American Express、diners club、JCB、DISCOVERの6社に対応していますので、ご利用ください。

もし業者とトラブルになったら?

業者と工事内容や支払いのことでトラブルになったら、消費生活センターに相談しましょう。

業者との工事や費用のトラブルになることは珍しくありません。
基本的には業者と話し合って解決します。しかし、解決できない場合は、第三者機関に相談することをおすすめします。

第三者機関であれば、客観的な立場から的確なアドバイスをしてくれます。トラブルで困った場合は、消費生活センターに問い合わせてみましょう。

まとめ

今回は屋根の修理費用の相場やメンテナンス方法について解説しました。

屋根に不具合がある場合、部分修理で対応するか、全体工事を行うかを判断するポイントは下記の通りです。

  • 築10年以上経過しているか
  • 屋根の劣化サインが出ているか

上記2つのどちらかにあてはまる場合は、屋根業者に点検してもらい、その結果を踏まえて判断しましょう。

いえふくでは、屋根の塗装・重ね葺き・葺き替え工事を承っております。

「屋根のひび割れや色あせが気になっていて、工事を検討している」という方は、ぜひいえふくまでご相談ください!

お客様がご希望であれば、屋根の工事とあわせて、外壁塗装の施工も可能です。