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外壁は補修しないとまずい?メンテナンス方法と費用の目安を解説

住宅を建ててから10年以上たっている方のなかには、外壁の色あせやひび割れが気になっている方もいるでしょう。

しかし、「じゃあ補修しよう」と思っても、メンテナンスの仕方や費用の目安がわからなければ、困ってしまいますよね。

この記事では、外壁補修の仕方や工事費用、工事における注意点をご紹介します。

「外壁補修しないとどうなるの?」「DIYで補修はできるの」といった話題はもちろん、「補修に適用される火災保険や補助金」といったお得に工事ができる方法も解説しています。

記事を参考にして外壁補修を成功させ、ご自宅のお悩みから解放されましょう!

目次
  1. 外壁の補修サイン
  2. 外壁を補修しないとどうなる?雨漏りのリスクもあるの?
  3. 外壁の部分補修の費用相場
  4. 外壁の全体工事の費用相場
  5. 外壁のコケや藻、粉っぽいのが気になる場合の対処法は?
  6. 外壁の補修/修理業者を選ぶときの基準や注意点
  7. 外壁を補修だけでなく塗装もした方がよい場合
  8. DIYで外壁を補修できる?方法や注意点
  9. 外壁の補修に火災保険や補助金が使える?
  10. 「我が家は塗装した方がよいかも?」という方へ
  11. まとめ

外壁の補修サイン

外壁を補修するべき劣化サインは、いくつかあります。

住宅を建ててから10年経つ頃がメンテナンス時期といわれていますが、下記で紹介する補修サインが出ている場合、メンテナンスが必要です。

クラック(ひび割れ)

外壁のクラック(ひび割れ)は、補修を行うべき劣化サインです。

クラックの幅や深さによって、劣化の度合いや補修方法が変わってきます。

幅0.3mm、深さ4mm以上のクラックがあったら、下地にまで割れが達している可能性も。

欠けやへこみ

外壁に欠けやへこみがあるなら、そのつど補修しましょう。

築年数が経つと、劣化により台風や地震など天災の影響を受けやすくなるので、欠けやへこみが発生しやすくなります。

強風で住宅に飛来物がぶつかったり、地震が発生したりした後は、注意深く点検してみましょう。

目地のコーキング(シーリング)の傷み

目地(外壁用建材同士のつなぎ目)のコーキングが傷んでいる場合は、補修を検討しましょう。

コーキングとは、外壁材同士のつなぎ目や、窓枠の目地に埋められている樹脂製のゴムのような部材のこと。

コーキングに細かい亀裂(きれつ)が出てきたり、コーキングが縮んで目地にすき間ができていたりするのは、劣化のサインです。

コーキングの補修は、「打ち替え」と「増し打ち」の2種類の方法があります。
打ち替えは、古くなったコーキング材をすべて取り外し、完全に新しいコーキングにする方法。
増し打ちは、古くなったコーキングの上から新しいコーキング材を打ち込む方法です。

コーキングは、外壁材同士がぶつかって破損しないためのクッションの役割や、目地からの雨水の浸入を防ぐ大切な役割を担っています。
このため、補修や定期的なメンテナンスが必要です。

サイディングの浮きや反り

サイディング(外壁材の一種)の浮きや反りがある場合も、注意しましょう。

なかでも、日本で近年広く普及している窯業系サイディング(セメントと繊維質を混ぜ合わせた板/パネル状態の外壁材)は要注意です。

年数が経ったサイディングは、紫外線や雨水の影響で変形したり、反り返ったりします。
劣化による変形に耐えられず、最終的にはサイディングが割れることもあります。

表面のふくれや剥がれ

外壁の表面がふくれていたりはがれていたりしているのは、外壁表面の塗膜(塗料が乾燥して形成する膜)の劣化サインです。

塗膜は、雨水や紫外線から建物を守る役目を果たしています。

塗膜の劣化を放置していると、本来は塗膜で保護されている外壁材が雨や紫外線のダメージを直接受け、外壁材そのものが傷む恐れが高まります。

鉄部のサビ

鉄部のサビを発見したら、劣化のサインです。

外壁周辺や屋根の鉄部は、塗装によって雨水や紫外線から保護されています。

しかし、塗膜の劣化が進むと鉄部に雨水が浸入し、サビが発生するのです。

外壁を補修しないとどうなる?雨漏りのリスクもあるの?

外壁を必要なタイミングで補修しないと、後になってから余計な補修費用がかかる恐れがあります。

早いうちに補修しておけば、数万円の補修費で済んでいた軽度のクラックや欠けが、放置しているうちに大きなものになり、その分補修費も高くなるといった事態が考えられるからです。

また、外壁のクラックを長期間放置したりコーキング補修を行わないでいたりすると、雨漏りする可能性も出てきます。

すでに雨漏りしている場合は、早めに雨漏り専門の業者に相談を。

ただし、雨漏りの原因や場所の特定は専門家でないと難しく、外壁が原因のようにみえた雨漏りが、実は屋根が原因だった事例もあることに注意しましょう。

外壁の部分補修の費用相場

ここでは外壁の部分補修の相場をご紹介します。

外壁の状態によって工事方法が変わってきます。あくまで目安となりますが、参考にしてみてください。

クラック補修

クラック(ひび割れ)を部分的に補修する費用は、1カ所につき1~10万円ほどです。

劣化が激しくクラックが大きいと、30万円以上かかる可能性も。

クラックの幅が0.3~1mm程度、深さが4~5mm以上ある場合、雨漏りの危険性があります。

欠けやへこみの補修

外壁の欠けやへこみの補修は、大きさにもよりますが、1カ所につき1~6万円程度です。

補修方法として「パテで欠けを埋めて、塗装する」「サイディングボードを部分的に張り替える(交換する)」といった方法があります。

目地のコーキング補修

コーキングの補修は2種類あり、新しく交換する「打ち替え」と既存のコーキングの上から施工する「増し打ち」があります。

打ち替えの場合、1mにつき、約900~1,500円で、コーキングを除去する費用に1~3万円かかります。

増し打ちの場合は1mあたり約500~900円です。

サイディングの浮きや反りの補修

サイディングの浮きや反りの補修費用は、劣化の状態によって変わってきます。

サイディングが「手で軽く押して戻せる」ようなら軽度の劣化の場合は、ビス打ちをして固定しましょう。費用は1~2万円ほどです。

「押しても戻せない、かなりの力が必要」な場合は重度の劣化なので、部分張り替えで対応しましょう。費用は1枚で5~10万円程度です。

表面のふくれや剥がれの補修

表面のふくれや剥がれの補修費用は、範囲にもよりますが、15~40万円程度です。

全体的に劣化が激しく、下地の補修が必要な場合は100万円を超える可能性もあります。

サビた鉄部の補修

サビた鉄部の補修は、「ケレン」と呼ばれる作業でサビや汚れを落とす工程の後、サビ止めが含まれた塗料を塗るのが一般的です。

費用は、1平方メートルあたり500~1,000円程度。
サビが激しい場合は、1平方メートルあたり2,000円程度です。

外壁の全体工事の費用相場

ここでは外壁の全体工事の相場を解説します。

全体工事の種類は「塗装」「重ね張り(カバー工法)」「張り替え」の3つがあります。

塗装

外壁塗装の価格の目安は、一般的な戸建て住宅(延床面積が30坪前後の2階建て住宅)の場合、80~120万円といわれています。

しかし、業者によって塗装費用もピンからキリまであり、相場を把握しておかないと痛い目にあう可能性も。

塗装工事で損しないためにも、費用の決まり方や見積書の見方を解説しています。下記のコラムを参考にどうぞ!

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重ね張り(カバー工法)

重ね張りとは、既存の外壁材に上から新しいサイディングボードを重ねて張っていく工法です。
「カバー工法」とも呼ばれ、新しく張り替えるより費用を抑えられます。

一般的な戸建て住宅の場合、足場も含めて総額は150~200万円程度です。
既存外壁の状態によっては、重ね張りができない場合があるので、業者に相談してみましょう。

張り替え

張り替えとは、古くなった外壁材を撤去し、新しい外壁材に交換する工法です。

築年数が30年以上経過し、全体的に劣化が激しい場合は、外壁の張り替えをおすすめします。

外壁の張り替えで多いパターンは、下記の3点です。

  • 既存の古いサイディングを新しいサイディングに張り替え
  • モルタル外壁をサイディング外壁に張り替え
  • 既存の外壁をタイルへ張り替え

サイディングへの張り替えの場合、足場も含めて総額150~250万円程度。
タイルへの張り替えの場合は、150~500万円程度です。

外壁のコケや藻、粉っぽいのが気になる場合の対処法は?

外壁にコケや藻、粉っぽいものが付着している場合は、塗膜が劣化しているサインです。それぞれの対処法を解説します。

コケや藻が付着している

コケや藻が付着している範囲によって、対処方法が変わります。

範囲が狭く、手が届く場所にある場合は、DIYで洗浄してみてもよいでしょう。
家庭用洗浄機があれば使用して、なければ水洗いかスポンジでやさしく洗ってください。

範囲が広く、手の届かない場所にコケなどがある場合は、業者に依頼しましょう。
専用の高圧洗浄機で洗い流す必要があったり、高さがあるため足場設置が必須になってきたりします。

範囲が広かったり、ガンコなコケや藻で洗浄しきれなかったりする場合は、塗装も一つの手です。

粉っぽいもの(チョーキング)が付着している

外壁を触ってみると、手に粉っぽいものが付着することがあります。これは、「チョーキング現象」と呼ばれる現象です。

紫外線や雨水で塗膜が劣化し、塗料に含まれる顔料がチョークの粉のように表面に浮き出るのです。

チョーキングの対処方法としては、塗装が1番おすすめです。

チョーキングが出ている外壁は、塗膜の防水性が落ちてきて雨水を含みやすかったり、汚れが付着しやすかったりする状態になっています。

外壁の補修/修理業者を選ぶときの基準や注意点

修理業者を選ぶときには、候補の業者が「優良業者」なのか、それとも「悪徳業者」なのか見分けることが大切です。

まず、業者のホームページがあるか、確認してみましょう。
ホームページがある場合、下記のチェック項目が当てはまっているか、チェックしてください。

  • 建設業に必要な資格や免許を取得しているか
  • 施工実績が豊富にあるか

上記の条件を満たしていれば、優良業者であることが期待できるでしょう。

また、実際に業者を家に呼んだとき、「お客様に対する態度がきちんとしているか」や「現地調査をていねいに行っているか」もチェックポイントです。

外壁を補修だけでなく塗装もした方がよい場合

外壁を補修だけでなく、塗装もした方がよい場合は下記の2つです。

  • 新築から/前回の塗装工事から10年以上経過している
  • 外壁の劣化が目立ちはじめている

新築から/前回の塗装工事から10年以上経過している

塗料の耐用年数は、平均して10年といわれています。
このため、新築から、または前回の塗装工事から10年以上経過している場合は、塗装時期がきているといえます。

塗料の種類ごとの具体的な耐用年数の目安は以下です。

  • シリコン塗料 : 10~15年
  • ウレタン塗料 : 7~10年
  • アクリル塗料 : 5~8年

外壁の劣化が目立ちはじめている

上記の章(外壁の補修サイン)でも解説したように、劣化が全体的に目立つようであれば塗装を検討しましょう。

放置して劣化が激しくなったあとでの工事は、余計に費用がかかる可能性があります。劣化がひどくなる前に、早め早めの塗装をおすすめします。

「自分の家は外壁塗装をするべきなのだろうか?」とお悩みの方はこちらを参考にしてみてください!

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DIYで外壁を補修できる?方法や注意点

外壁の不具合は、DIYで補修ができる場合もあります。
比較的補修しやすい不具合としては、小さなクラック(ひび割れ)があります。

小さなクラックの補修手順は、下記のような流れです。

  1. ひび割れの内部や周囲を洗浄する
  2. 補修箇所のまわりにマスキングテープを貼る
  3. ハケで下塗り剤を塗る
  4. コーキングガンを使って、ひび割れの部分にコーキング剤を充てんする
  5. ヘラでコーキング剤を平らにする
  6. マスキングテープをはがして乾燥させる

DIYを検討していても、高所作業を伴う場合はDIYを避けましょう。

足場を用意しなくても手が届く箇所ならいいですが、高所作業は落下する危険があります。

DIYをする場合は、仕上がりや見た目にはあまり期待できません。
DIYに慣れていない場合、きれいに施工するのは簡単ではないからです。

確実に、かつきれいに補修したい場合は、専門の業者に任せるのをおすすめします。

外壁の補修に火災保険や補助金が使える?

あくまで条件がそろった場合ですが、外壁の補修に火災保険や補助金が使えるかもしれません。

雷や大雨で外壁の補修が必要になった場合は、火災保険が適用される可能性があるのです。
地震で被害を受けた場合も、ケースによって地震保険が適用されます。

火災保険についてくわしく知りたい方は、こちらを参考にしてみてください!

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まとめ

外壁の補修や点検は定期的に行いましょう。塗装のはがれやちょっとしたひび割れが、やがて大きな劣化につながる恐れがあります。

部分補修や全体工事をする際は、事前に工事について把握し、信頼のおける業者を探すことが大切です。

「外壁塗装の費用が簡単に知りたい」とお考えの方は、上記でもご紹介した「いえふくのネット見積もり」をぜひご活用ください。

いえふくでは外壁塗装だけではなく、屋根塗装なども対応しています。外壁・屋根のリフォームを検討している方は、お気軽にご相談ください。