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外壁にメンテナンスは必要?

長年暮らしている我が家の外壁をよく観察してみると、劣化が感じ取れる部分もあると思います。
うっすらと黒ずんでいる所があったり、ひび割れている所があったり、特に沿岸部にお住みの方の場合は「塩害かな?」と不安になることもあるはずです。
このような劣化の表れは、外壁メンテナンスが必要なサインかもしれません。
そこで今回は、外壁メンテナンスの必要性について詳しく解説していきます。

目次
  1. 1. 外壁にメンテナンスは必要?答えは「YES」
  2. 2. 外壁をメンテナンスしないとどうなってしまうの?
  3. 3. さらに外壁内部の劣化が進行すると・・・
  4. 4. メンテナンス不要の外壁があるって本当?
  5. 5. まとめ

1. 外壁にメンテナンスは必要?答えは「YES」

長年住んでいる住宅や塩害の激しい住宅などに外壁メンテナンスは必要なのかと聞かれれば、それは間違いなく必要だと答えられます。というのも、家という建造物の中で一番過酷な状況に晒されているのが外壁で、更に言えば家の内部構造を一番外側で守っているのも外壁。この外壁をなおざりにしていると、家全体に悪影響が出てしまうのです。

メンテナンスは「塗装」「シーリング」が基本

そこでここからは外壁メンテナンスの必要性について触れていきます。
まずは外壁メンテナンスに関する基礎知識です。
一般的に外壁のメンテナンスでは、「塗装」と「シーリング」という工法がとられます。
塗装というのは説明するまでもないですが、外壁の上からコーティング剤などの塗料を塗る作業です。
もちろんこの塗装には外壁の強化や保護をする目的もありますが、美観やデザイン性までしっかりと考慮して施工されることが一般的です。
また、シーリングとはいわゆる目地に施工してあるゴムのメンテナンスの事を指します。
外壁のつなぎ目などに施工してある樹脂製のシール(コーク)は、経年劣化や外部からの刺激により、剥がれたりひび割れたりして劣化していきます。
外壁メンテナンスとはこういった塗装やシールを修復するシーリングによって行われることが基本となるのです。

2. 外壁をメンテナンスしないとどうなってしまうの?

では、そんな外壁メンテナンスを怠り長年放置するとどうなってしまうのでしょうか。

1.防水効果の低下

外壁塗装に使われる塗料は防水性や撥水性の高いものが使用されており、シールは主に防水目的のものです。
つまり、外壁メンテナンスを行わずに経年劣化などで塗料やシールがダメージを受けたままの状態で放置した場合、一番の問題となるのは、間違いなく「防水効果の低下」です。
外壁は上からも横からも様々な角度から水の影響を受ける場所なので、防水機能の徹底は欠かせません。
その防水効果が失われれば、外壁材に直接水が浸透していくことになってしまうのです。

2.ひび割れが起きる

外壁の防水効果が衰えると、当然壁材に直接水分が浸透することになります。
しかし外壁の塗装やシールはそうなってしまうことを防ぐために施されているものなので、そこに欠陥が生じることによって外壁の劣化が一層進むことになるのは明白です。
では防水効果が失われることで外壁がどのような状態になってしまうのかというと、「外壁材のひび割れ」が発生してきます。
というのも外壁材は水分を吸えば膨張し、そして乾燥すれば縮むという性質があるので、これが頻繁にそして過度に行われることで外壁の構造が耐えられなくなってしまうのです。
こうなると、水分の浸透は一層進むことになります。

3.外壁内部の劣化

ひび割れなどの原因で外壁に直接水分が浸透してしまうと、更にその中にある内部構造にまで水が浸透していくことになります。
ここまで進行してしまうと、外壁内部の被害が避けられなくなってきます。
外壁の内側にある内部構造は、水が直接浸透することを想定して作られてはいないからです。
水分に対して無防備な内部構造は、外壁のひび割れにより水浸しになります。
そうなると内部の金属は錆び始め、木材はゆがみ始めます。
この状態を放置すると、家全体の崩壊という大きな問題へと繋がって行くのです。

3. さらに外壁内部の劣化が進行すると・・・

内部にまで水が侵食し内部構造の劣化が始まっているにも関わらず、メンテナンスをせず放置した場合は具体的にどのような状態になってしまうのでしょうか。

1.外壁内部の腐食

内部構造は水分の浸食を想定して作られていません。
つまり、そんな場所に水分が侵食することによって起こるのは、内部構造の腐敗という恐ろしい出来事です。
外に雨晒しになっている倒木を見ればわかる通り、木材は水分に弱くすぐに腐食・腐敗して朽ちてしまいます。
そして腐敗した木材には、当然強度や耐久性はほとんどありません。
さらに、そのように腐敗した木材は白アリの格好の餌となります。
ぼろぼろになって食べやすくなった木材は、シロアリに食い破られスポンジのような状態になってしまうのです。
そうなってしまうと、それは何の役にも立たない朽木状態です。

一方で金属も、錆びが進行してしまうと腐食状態に陥ってしまいます。
住宅の内部構造に使われる金属は意外に多く、釘や鎹、蝶番だけではなく、ボルトや柱の強化材など様々な場所に金属が使われています。
そして、そういった金属部分はその強度から家の構造上強化しておくべき大事な場所にあるものです。
そんな金属が腐敗し、錆びて脆くなってしまったら家の強度は保たれなくなってしまいます。

2.断熱性の低下

木造建築の場合、外壁が朽ちて穴が開いたり隙間が空いたりすると断熱性能が急激に衰えます。
断熱性というと、家の中を暖かく保つためのものだと勘違いしそうですが、当然夏の暑さだって断熱性によって防がれているのです。
断熱性が急激に低下すると、夏も冬もエアコンの効きが非常に悪くなります。
もちろんそれだけが断熱性低下の弊害ではなく、外壁が保っている住宅内部の断熱性は家の各部材の寿命にも大きく関わってきます。
というのも、家の材料に関わらず全てのものは温度によって膨らんだり縮んだりという熱膨張を起こすからです。
外壁の断熱性が低下すると、外壁内部の構造は日本の寒暖差の激しい温度に直接さらされることになり、激しく熱膨張を繰り返すことになるのです。
それが家の各部材にとって良い事であるとは言えないのは明らかですよね。

3.コンクリートの強度が低下する

鍾乳洞に入ったことのある人はイメージし易いかと思いますが、カルシウム分は水に溶けます。
あの、鍾乳洞の中にある石柱や石筍と呼ばれるものは、岩石の中のカルシウム分が水に溶けだした事によって生まれるもので、そもそも鍾乳洞自体が岩石が水に溶けて出来上がるものです。
つまり、コンクリートの中に含まれるカルシウム分も水に溶けるということになります。
更にコンクリートに含まれるカルシウム分はCa(OH)2と言い、水酸化カルシウムと呼ばれるもので強いアルカリ性の物質のため、空気の環境悪化によって起こる酸性雨などに侵食されると更に激しく溶けてしまいます。
そんなカルシウム分が、実はコンクリートの強度の源となっているのです。
コンクリートは、砂や砂利がカルシウム分によって固められていると考えられているので、カルシウム分の溶けたコンクリートは内部がスカスカの状態です。
家の強度に最も関わってくるコンクリートがこのような状態では、家の強度は非常に低下してしまっていると考えられます。

4.雨漏り

外壁の劣化が外壁そのものをひび割れさせ、内部構造が腐食しコンクリートもスカスカになってしまうと、耐震性や防火性などの機能も格段に低下しています。
そして、その内部まで侵してきた水分がそこで暮らす人々の目の前にまで訪れるのです。
それがいわゆる「雨漏り」です。
一般的に雨漏りというと屋根からの侵入と考えがちですが、外壁から水分が侵入することによっても雨漏りは起こります。
しかも外壁が原因による雨漏りは、単純に上から雨水などが落ちてくる屋根の雨漏りとは違い、横から侵入してきた水分が目に見えるところまで到達してきているのですから、その被害は甚大で深刻だといえます。
もうこの状態のころには、単純な外壁の修理だけではどうにもならない事態になっていることが多いのが現実です。
とはいえ、そのまま放置することもできないのは言うまでもありません。
雨漏りすると家具が汚れるとか家電製品が故障するなどという程度の被害ではなく、家自体の崩壊を知らせるサインなのです。
雨漏りがするほどに内部構造が腐敗している家には、大きな地震や台風の激しい風雨に耐えられる力は残っていません。
降り積もった雪の重さにも耐えられないことでしょう。
外壁のメンテナンスさえしっかりと行っていれば起こらなかっただろう不具合は、多額の資金を投じてしっかりと修理してもらうか、もしくは建て直すしか選択肢が残されなくなってしまうのです。

4. メンテナンス不要の外壁があるって本当?

放置してしまうと言え自体の崩壊を招きかねない外壁のメンテナンス。
しかし、外壁の中にはメンテナンス不要のものも存在します。
それは「外壁タイル」です。

1.外壁タイルの特徴

外壁タイルは、その名の通り外壁としてタイルを用いるものです。
タイルは、砂や岩石などを高温で融解させて固めたもので、いわゆるセラミックスの一種となり、その強度は固くそして外的刺激からの耐用力もかなり強固です。
そしてもちろん防水性も抜群。
それは、家の中で最も水気の多いお風呂場にタイルが良く使われることからもわかっていただけると思います。
またタイル外壁は水分だけでなく傷や汚れにも強く、その構造上断熱性も高い素材になります。
スペースシャトルの外壁でさえある意味タイル外壁だといえるので、その強度と耐用力の強さは言うまでもありません。
昔からお風呂に使われるほどに防水性に富み、そして大気圏突入の高温からクルーを守るほどに耐熱性・耐衝撃性・防熱にも優れたタイル外壁は、メンテナンス不要の最強の素材のようにも思えます。

2.外壁タイルでもメンテナンスは必要

完全にメンテナンスの必要がないと思えてしまうほど優れた素材であるタイルですが、実はそういうわけにもいかないのが現実です。
例えば家をぐるりと覆ってしまえるような巨大な一枚のタイルを作ることができれば話は別ですが、なかなかそうはいきません。
タイル外壁は当然小さなタイルを複数張り合わせて作っていくものです。
そうなると当然タイルとタイルの継ぎ目は、確実に劣化してきます。
また、外壁内部構造にタイルを張り付けている接着材もやはり劣化してくるのです。
こうなるとタイルの継ぎ目、いわゆる目地から水が侵入したり、接着面の劣化から隙間が生じてそこに水が浸透したりしてタイルそのものが剥げてしまうこともあります。
つまりそこの部分に関してはメンテナンスが必要となるのです。
外壁タイルの場合塗装ということはあまりなく主にシーリングがメインとなりますが、タイル外壁にしたからといって完全にメンテナンス不要ではないということは覚えておくべきでしょう。

5. まとめ

外壁は、家の構造すべてを一番外で守っている家の要ともいえる部分です。
そして、そこに生じる不具合は家全体に大きなリスクを生じさせ、下手をすると家自体の崩壊を招くほどに深刻なダメージを与えてしまいます
そこまでの事態にならなくても、ダメージが蓄積した家の修理費用は莫大です。
定期的に外壁メンテナンスをしていればそんな出費は必要なくなるので、外壁のメンテナンスは欠かさず行うことをおすすめします。