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みんなの外壁塗装ガイド

職人の命を守る?!足場の必要性と費用相場

中古住宅は新築から経年劣化している部分が多く、メンテナンスとして外壁塗装はとても大切です。耐用年数は塗料によって異なりますが、耐久性の低いもので4年から7年、高いものなら15年から20年耐久度を保つことができます。
築20年の中古住宅なら、当然メンテナンスは必要です。
外壁は、住宅内部を紫外線や雨風から守る役割を持っています。
指で触ると白い粉がついたり、見た目にも亀裂があるなら危険な状態です。
放置した場合、雨漏りだけでなく、住宅倒壊につながる可能性が高くなるのです。
しかし、いざ外壁塗装を依頼した時、業者が提示した外壁塗装の見積もり費用に含まれている「足場代」の金額を見て、「これってもっと安くならないの?」と思った人もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらでは納得して外壁塗装をご依頼いただくために、足場の役割や種類、費用相場についてご紹介します。最後までご覧ください。

目次
  1. 1.外壁塗装にとって足場はどういう役割?
  2. 2.足場にはどんな種類があるのか
  3. 3.外壁塗装の足場の費用相場と注意点
  4. 4.まとめ

1.外壁塗装にとって足場はどういう役割?

外壁塗装にとって大切な足場は、どのような役割を持っていると思いますか?
外壁は塗布面積が広いので、足場を組むことで作業を効率よく進められ、仕上がりにも大きな違いが出てきます。
また、高所作業で危険と隣り合わせの外壁塗装は、足場があることで職人の安全を確保することもできます。
さらに、外壁塗装で気になる塗料のニオイや飛び散りも、足場に飛散防止シートをかけることで近隣住宅へ配慮できるのです。
では、足場の役割について詳しくご説明しましょう。

作業効率の向上・施工品質の確保

外壁塗装において足場は、作業効率や施工品質に大きく影響します。
足場がないと塗布作業もスムーズに行うことはできませんし、隅々まで塗料を塗ることもできません。
作業効率の向上はもちろん、施工品質を確保するための役割が足場にはあるのです。

職人の安全を守る

外壁塗装は高所での作業が多く、常に転落の危険性と隣り合わせの状態です。
現場では細心の注意を払って作業をしているものの、「もしも」の可能性は誰にも否定はできません。
国が定めた安全の最低基準として労働安全衛生法では、2m以上の高所で作業をするときは安全対策として、足場の設置が義務づけられています。
戸建住宅は平屋であっても外壁は2m以上になるので、2階建て住宅の外壁塗装では、職人の安全を守るためにも足場は必ず設置しなければならないのです。

近隣への配慮

周囲に住宅が隣接している場合、外壁塗装によるニオイが発生したり、塗料が飛び散ったりする可能性が高くなります。
特に2階建てだとニオイの広がりや低所への塗料の飛び散りを不安に思うこともあるのではないでしょうか。
施工期間中に近隣とトラブルになってしまっては、せっかく外壁のメンテナンスをしても穏やかに過ごすことはできません。
足場へ飛散防止シートをかけることで、塗料のニオイや飛び散りを防ぐことができます。
このように、近隣へ配慮することで施工期間中のトラブルもなく、スムーズに作業を進めることができます。

2.足場にはどんな種類があるのか

外壁塗装で設置する足場は建地・布地・腕木・足場板・大筋かい・単管ジョイント・ジャッキベース・壁つなぎ用金具などを組み合わせて設置します。
主な足場の種類は「単管足場」「単管ブランケット足場」「枠組足場」「クサビ足場」の4種類があり、使用する環境や目的によって設置する種類も変わってきます。
では、足場の種類をご紹介しましょう。

単管足場

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単管足場は、鋼管(鉄パイプ)にクランプ金具とボルトで固定して組み立てられた足場です。
住宅・ビルなど建物の規模や形状によって調整しやすいのが特長で、足場の設置面積が少ない場所で多く使われています。
建地・布地・腕木・足場板・単管ジョイント・固定型ベース金具など多くのパーツを使用しており、設置から解体まで手間や時間がかかります。
また常に塗料や工具など片手に持った状態で2本の鋼管(鉄パイプ)の上に乗って作業をすることになるので、転落の危険性が高くなります。
そのため、単管足場の安全性は低いといえるでしょう。

単管ブラケット足場

ブラケット足場

単管ブラケット足場は形状や角度を自由に調整できるため、3階以上の住宅やビルでの施工現場で使われている足場です。
単管足場よりも安全性に優れているのが特長ですが、組み立て設置の期間が長く、いったんボルトが緩むと揺れやすくなってしまう欠点もあります。

枠組足場

   

枠組足場

枠組足場は事前に工場で製作された建枠を使って組み立てられた足場です。
軽量で設置から解体まで簡単に行えるだけでなく、特長として高い強度を持っています。
枠組足場は施工期間の短縮につながるだけでなく、職人の安全性確保にもなるため、多くの施工・建築現場で使われている足場です。

クサビ足場

   

クサビ足場

クサビ足場は足場を組み立てるために必要な各パーツに、クサビをハンマーで打ち込んで組み立てる足場で、ビケ足場とも呼ばれています。
設置面積が狭い木造低層住宅から中層まで対応していますが、高層ビルの外壁塗装にも使われています。
ハンマーのみで組み立てができるので設置期間も短く、安全性にも優れているのが特長です。
しかし、ハンマーで叩く音が近隣に響いて迷惑をかける可能性があったり、場所によっては設置ができないケースもあったりすることを覚えておきましょう。

3.外壁塗装の足場の費用相場と注意点

安全・迅速に外壁塗装をするために必要な足場ですが、中には外壁塗装について無知であることを理由に高額な足場代を請求してくる業者も存在します。
悪徳業者の被害に遭わないためにも、外壁塗装を依頼する前に足場代の相場を知っておかなくてはなりません。
では、足場代の相場と外壁塗装を業者へ依頼するときの注意点をご紹介しましょう。

足場の費用相場っていくら?

外壁塗装の見積もり費用の約20%を占めているのが「足場代」です。
足場代の相場は1平米あたり600円から800円程度で、2階建て住宅の場合は800円程度が相場になります。
飛散防止シートの相場は、1平米あたり100円から200円程度となっています。
足場代は「足場面積×平米単価」によって算出されています。
足場面積は足場を設置するために必要な面積のことで、住宅の外周面積がわかれば誰でも算出は可能です。
足場は外壁から離して設置する必要があるため、実際の外周より大きくなります。
そのため、足場面積を求めるときは、外周に外壁と足場までの距離を足した数値に高さをかけて算出するのです。
こうして求めた足場面積に平米単価をかけて足場代が求められます。
ちなみに、東京都八王子市の中古住宅の平均面積は約157㎡といわれています。
157㎡の足場面積は約230㎡から244㎡といわれているため、足場代は約184,000円から195,200円となります。
お伝えした計算式で算出した足場代があまりにも高額なら、どうしてそのような費用になったのか聞いてみましょう。
良識ある業者であればきちんと説明してくれます。

足場代が無料の業者には注意!

足場代って本当に必要なの?と思っていても、外壁塗装の職人さんが提示しているのだから文句は言いづらいでしょう。
複数の外壁塗装会社に見積もりを依頼してみたら、なんと足場代が無料の業者を発見しました。
足場は、外壁塗装の仕上がりはもちろん、職人の安全確保のためにも必要なものです。
命を守る役割を持っているため、「足場の組立て等作業主任者」の国家資格を保有していなければ、足場を組み立てることはできません。
そのため、外壁塗装会社であっても資格を持つ者がいない場合は、他の業者へ依頼するケースもあります。
また、足場は種類によってさまざまなパーツがあり運搬にも費用がかかります。
そのため、足場代の細かい内訳として運搬費はもちろん、組み立てるための施工費や施工後の解体費も含まれているのです。
こうした費用がまったく含まれておらず「足場代は無料です」とうたう業者は、正式な見積もりではない可能性があるのでご注意ください。

4.まとめ

足場は職人の命だけでなく、外壁塗装の仕上がりにも関わってくるため、必要なものだとお分かりいただけたのではないでしょうか。
「足場代は無料です」という業者は確かに魅力的でしょう。
しかし、実際に見積もりで無料になっていても、他の費用に上乗せさせられている可能性もあるのです。
他社の見積もりと比較して、他の費用がやけに高いと依頼後に気づくケースもあります。
そのため、外壁塗装の見積もりを見るときは、足場代にとらわれず見積もり全体で比較するようにしましょう。
もし、「この足場代って合っているの?」と不安に感じたら、こちらでご紹介した足場の費用相場と計算式を基に、足場代がいくらになるのか算出してみるのもおすすめです。