見た目がオシャレなガルバリウム鋼板、実は中身も優れもの!


ガルバリウム鋼板を一言でいうと、“見た目がオシャレな優れた金属”です。
名称からは硬そうな素材に思われますが、実は、金属の建築資材のなかでは最軽量クラスで、数多くのメリットから注目されつつあります。

今回は、ガルバリウム鋼板を詳しく知りたい人のために、特徴を簡単にまとめた概要をはじめ、メリット・デメリットを掘り下げ、外壁や屋根で使う際のポイントなどを紹介します。
記事を読むことで、ガルバリウム鋼板について興味が持てるため、外壁と屋根のデザインを変えたい人は、ぜひ参考にしてください。

目次
  1. 1. ガルバリウム鋼板とは
  2. 2. ガルバリウム鋼板の特徴
  3. 3. ガルバリウム鋼板を外壁で用いる際のポイント
  4. 4. ガルバリウム鋼板を屋根で用いる際のポイント
  5. 5. ガルバリウム鋼板の劣化について
  6. 6. ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法
  7. 7. ガルバリウム鋼板のメーカーと安全性
  8. 8. こんな人にはガルバリウム鋼板がおすすめ
  9. 9. まとめ

1. ガルバリウム鋼板とは

まずは、ガルバリウム鋼板の構造や普及率などを見ていきましょう。

金属系建築資材の代表格

建築資材には数多くの種類があり、金属系のカテゴリーの代表格がガルバリウム鋼板です。
通称はガルバで、屋根材と外壁材に使われています。

屋根材としてのガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、屋根の形状に左右されることなく使えます。
また、葺き替え、重ね葺き、塗装の全てに対応可能です。

日本の戸建て建築では、9種類の屋根が代表的といわれるなか、ガルバリウム鋼板はその主流とされる「切妻屋根」「片流れ屋根」「寄棟屋根」に向いています。

外壁材としてのガルバリウム鋼板

外壁材では、主にモルタルやサイディングなどが使われています。
なかでも、ガルバリウム鋼板に見られる金属系は、外壁をスタイリッシュに見せることができます。
サイディングで使われる窯業系や木質系などと一味違ったデザインに仕上がるのが特徴です。

また、“ガルバリウム鋼板のサイディング”も存在します。
いずれも、カラーバリエーションが豊富で、モダンやシックといったデザイン性も多彩な材質です。

ガルバリウム鋼板の構造

ガルバリウム鋼板は、鋼板を中心とする5つの層で構成されています。
その比率は以下の通りです。

  • 窯アルミニウム:55%
  • 亜鉛:43.4%
  • シリコン:1.6%

表面の2層が化成処理皮膜、その下にあるアルミニウムと亜鉛合金メッキの2層が、中心の鋼板を包みます。

ガルバリウム鋼板の普及率

矢野経済研究所の調査によると、ガルバリウム鋼板をはじめとする「金属系」の普及率は、屋根材全体の約14.5%です。
粘土瓦とセメント系瓦で約80%以上を占めていることから、それらの代表格であるスレートや瓦屋根が台頭しています。

参考:http://www.dreamnews.jp/press/0000027555/

一方の外壁材は、窯業系サイディングが全体の約70%と、それに続くモルタル壁の約13%を大きく引き離しダントツです。
その次に、9%の金属サイディング(ガルバリウム鋼板を含む)がつけています。

参考:https://reform-journal.jp/siding-6528

2. ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板は金属でありながら軽量で、耐久性にも優れています。
その反面、通気性に乏しく、簿弱という欠点があります。

ここでは、ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットをそれぞれ説明します。

ガルバリウム鋼板のメリット

主に7点のメリットを紹介します。

軽い

ガルバリウム鋼板は、金属のなかで最軽量クラスの「アルミニウム」を多く使用し、金属系の材質でありながら軽い特徴を持ちます。
主な金属の比重は以下の通りです。

  • 銅:8.95
  • 鉄:7.9
  • 亜鉛:7.21
  • アルミニウム:2.7

主な屋根材で比較した場合も、30坪の家のスレート屋根が軽自動車約4台分の重さに対して、ガルバリウム鋼板の屋根は軽自動車約1台分の軽さを誇ります。
瓦屋根は軽自動車約7台分の重さを持つため、その軽さは歴然です。
また、ガルバリウム鋼板を使った屋根は軽いため、家の重心が下がり、耐震性も増します。

耐食性に優れている

耐食を簡単にいうと“金属の腐食”です。
酸やアルカリをはじめ、海水、大気、土中の影響を受けると耐食します。
ガルバリウム鋼板は酸とアルカリに強く、空気や雨などの影響を受けにくいのが特徴です。
JFE鉄板株式会社の実験では、ガルバリウム鋼板を水酸化ナトリウム溶液とアンモニア水に浸すと、およそ8時間後も変化なしという結果がでています。
また、耐候性も持ち合わせているため、色あせもしにくいです。

参考:http://www.jfe-kouhan.co.jp/products/steel_sheet/pdf/galva_taiarukari.pdf

耐久性に優れている

ルバリウム鋼板は、表面を覆う化成処理皮膜で、高い耐久性を実現しています。
化成処理皮膜とは、亜鉛やアルミニウムを含む材質に対して行うもので、さび止め効果や塗料との密着性を向上させる「クロム塩酸」が、亜鉛・アルミニウムの上を覆います。これを「クロメート処理」と呼び、ガルバリウム鋼板に施す技術の1つです。
つまり、ガルバリウム鋼板の主成分である「亜鉛」と「アルミニウム」が耐久力を担うのです。
ガルバリウム鋼板の耐用年数は25年以上(鉄鋼大手・ベツレヘムスチール社による耐用年数試験)、トタンの約3~6倍の耐久性を発揮するといわれています。

熱反射率が高い

ガルバリウム鋼板には多くのアルミニウムが含まれていることから、高い熱反射率を誇ります。
ガルバリウム鋼板の熱反射率は約70~75%と高く、同じ金属系である亜鉛メッキ鋼板の約2倍の力を発揮します。
なお、亜鉛メッキ鋼板は、亜鉛を主成分とし、熱反射率は約30~40%です。
金属全般は従来、熱反射の高い材質ですが、ガルバリウム鋼板は金属のなかでもトップクラスといえます。

耐熱性がある

耐熱でもアルミニウムが効果を発揮します。
JFE鉄板株式会社の実験では、ガルバリウム鋼板を300~350℃の状態で使用すると、約500時間後も表面の変色は見られなかった結果がでています。

参考:http://www.jfe-kouhan.co.jp/products/steel_sheet/pdf/galva_tainetsu.pdf

一般的にアルミニウムは約400℃まで耐えられるといわれ、銅も400℃、鉄が550℃と遜色ありません。
つまり、銅や鉄に比べてアルミニウムは、軽量でありながら耐熱性も同等で、防火性能も兼ね備えています。

デザイン性が高い

ガルバリウム鋼板といえば、見た目がオシャレなことでも知られた存在です。
サイディングのようにつなぎ目がないほか、一般的に同色で統一するため、すっきりとした外壁デザインに仕上がります。

切妻屋根や寄棟屋根などでは、つなぎ目(縁切り)ができるものの、瓦のような凹凸状にはなりません。
片流れ屋根は縁切りが要らないため、デザイナーズ物件に見られるオシャレな屋根を実現できます。

おすすめの色

ガルバリウム鋼板は、淡色や暖色を中心に色彩が豊富です。
汚れが気になる場合は、白系統を避けて黒に近いグレーが人気色になります。
グレー以外には、シルバーやブルーを好む人が多いといわれています。

2-2 ガルバリウム鋼板のデメリット

主に6点のデメリットを紹介します。

錆びにくい材質ではあるが錆びることもある

ガルバリウム鋼板は、腐食性が高く錆びにくいものの、金属全般が錆びには弱いため、注意が必要です。
例えば、何かの拍子にガルバリウム鋼板とぶつかった際、傷がつく、擦れるなどして、錆びが生じる場合があります。
また、ガルバリウム鋼板と接する別の金属が錆びると、もらい錆びになるケースも少なくありません。
定期的に錆止め塗料を塗れば、水を弾く効果が持続し、錆びを防げます。

防音性と断熱性が低い

ガルバリウム鋼板には、軽量である分、防音性が低い一面もあります。
特に、屋根に当たる雨音が大きくなるため、場合によっては防音対策が必要です。

それとは別に、金属特有の熱の伝わりやすさもあります。
金属全般が熱を通しやすく、木材やコンクリートなどに比べると、熱伝導率の高さは明らかです。
その数値は、木材(杉)の0.12、コンクリートの1.6に対して、アルミニウムが200を記録します。
銅にいたっては370もあります。金属系の材質を使う場合は、断熱材の併用が欠かせません。

参考:http://www.iny.jp/regulation/energy/seinou_hikaku/materials.html

傷つきやすく通気性も悪い

金属は硬質で弾力性がない分、衝撃をダイレクトに受けます。
つまり、樹脂のように衝撃を緩める力がないため、屋根の上に雹が当たれば、傷として残るのです。
これは金属全般にいえることですが、特にガルバリウム鋼板は軽量なので、屋根の凹みには気をつけなければなりません。

ガルバリウム鋼板自体をグレードアップすることで、ある程度の衝撃には耐えられます。

一方、外壁の問題として挙げられるのが“気密性”です。

外壁材の代表格であるサイディングは、サイディングボード自体に通気性を持たせてあります。
ところが、ガルバリウム鋼板には通気性がなく、直張りすると空気の通り道を防いでしまうのです。
よって、ガルバリウム鋼板を外壁で使う場合は、外壁材と下地の間に空間を持たせる「通気工法」にする必要があります。

陸屋根には不向き

ガルバリウム鋼板は、現代の日本建築の主流とされる大半の屋根で使えますが、陸屋根に向きません。
陸屋根とは、傾斜のないフラットな屋根で、屋上をバルコニーにする際には防水工事を伴います。

傾斜がないことで雨水がたまりやすく、錆びの発生を促すため、ガルバリウム鋼板には不向きです。

初期費用(イニシャルコスト)が高め

一般的な外壁材や屋根材と比べると、ガルバリウム鋼板の本体価格は高くつきます。
本体価格とは、作業費を含めない、ガルバリウム鋼板単体での価格です。

  • 窯業系サイディングとスレートの相場:いずれも1㎡約4,000円
  • ガルバリウム鋼板:1㎡約6,000円

本体価格に開きはあるものの、工事内容が大幅に異なることはないため、初期費用はガルバリウム鋼板の方が1.5倍ほど割高になります。

メンテ費用(ランニングコスト)が高め

窯業系サイディングやモルタル壁などのメンテナンスは、1年サイクルが目安で、最低でも3年に1回といわれています。

それに対して、ガルバリウム鋼板は錆びが寿命を縮めるため、メンテナンスの周期は半年に1回が適度です。
メンテナンスの費用相場は30,000~40,000円で、ガルバリウム鋼板の維持費は高くなります。

3. ガルバリウム鋼板を外壁で用いる際のポイント

外壁でガルバリウム鋼板を使う際の工法や施工ポイント、工事費用の相場などを見ていきましょう。

サイディングの張り替えと同じ工法を採用

ガルバリウム鋼板はサイディング同様、通気工法で施工します。
窯業系や樹脂系のサイディングでは直張り工法もできますが、ガルバリウム鋼板は通気性が悪いため、直張り工法は不向きです。

また、熱伝導率も高いことから、下地の断熱がポイントになります。
外断熱にすれば、より熱橋が防げるほか、内断熱との二重断熱も有効です。

シーリングを必要としない

現代建築では、外壁に「目地」を入れるのが一般的です。
目地を設けることで、地震のヒビ割れを食い止める、サイディングボードを反らさないなどの効果が得られます。

サイディング工事では目地にシーリング処理を施しますが、ガルバリウム鋼板をはじめとする金属系では目地を設けません。
金属に亀裂が生じる可能性が極めて低く、目地を入れなくても反らないためです。
施工する際は、下地に沿って横に貼り付けていきます。

外壁工事の相場(日数と価格)

ガルバリウム鋼板の外壁工事の日数は、10日~2週間です。
これはサイディングと同じ日数で、足場の設置から始まり、下地工事やガルバリウム鋼板の施工・足場の撤去など、工程も変わりません。

ガルバリウム鋼板の張り替えの費用相場は、30坪あたり150万円前後です。
ガルバリウム鋼板の本体価格は窯業系サイディングより割高ですが、シーリング施工がない分、工事費用はほぼ変わりません。

外壁以外でガルバリウム鋼板が用いられる付帯箇所

付帯箇所とは、窓枠、ベランダや軒天など、外壁以外の部分を指します。
窓枠や軒天は木材、ベランダは鉄材を使うのが主流です。

ガルバリウム鋼板は、外壁以外では雨樋(あまどい)と換気棟で多く使われています。

引用:株式会社トーコー

雨樋で使用する際は、雨水や雪などに強い、グレードの高いガルバリウム鋼板を用いるのが一般的です。

換気棟は、屋根の大棟に設ける空気口で、屋根の下地=屋根裏の換気効率を上げます。

4. ガルバリウム鋼板を屋根で用いる際のポイント

屋根でガルバリウム鋼板を使う場合は、傾斜の角度とカバー工法がポイントです。 工事費用の相場や保証についても触れてあります。

下地は母屋づくりで問題ない

屋根の主流といわれる切妻屋根では、大棟から軒天には骨組みとなる垂木を流します。
垂木を支えるのは、小梁と柱も支える大梁です。

横90cmピッチに垂木を配ったあと、その上にコンパネ(木材の合板=下地)を打ちつけます。
コンパネの上に防水シートを施し、さらにその上から屋根材を打ちつけるのが、屋根の主な構造です。

屋根材には金属系をはじめ、粘度系やセメント系、スレート系などがあるものの、一連の工程はすべてに共通します。

勾配は2.5寸以上が必要

屋根にガルバリウム鋼板を使う場合は、2.5寸勾配=14度以上の傾斜をとります。
2.5寸勾配以下では、雨水が下に流れないためです。

一般的な和瓦では4寸勾配=22度を採用しますが、ガルバリウム鋼板は金属のため雨水が流れやすく、緩い傾斜に対応できます。
また、軽量なので、30度以上の7寸勾配や8寸勾配にも対応可能です。

ガルバリウム鋼板屋根の種類

横葺き

ガルバリウム鋼板のみならず、屋根材全体で普及率が最も高いといわれている工法です。
横葺きに流すことで、見た目が締まり、デザイン性に優れます。

片流れ屋根で横葺きにする場合は、水の流れをよくするために、3寸勾配以上の傾斜が必要です。

縦葺き

ガルバリウム鋼板を縦に張ることで、水が流れやすくなります。
そのため、屋根の傾斜を0.5寸勾配まで下げられます。

大棟から1枚ものをそのまま使うケースが多く、屋根の形状によっては現場加工を伴い、工事が難航することも少なくありません。

瓦調葺き

ガルバリウム鋼板を瓦に見立て、実際の瓦づくりと同じように張り付けていきます。
見た目は瓦ですが、軽量です。

そのため、従来の瓦のイメージである「地震に弱い屋根」を克服する屋根材として、注目されています。

葺き替え工事よりカバー工法の方がおすすめ

屋根の工事には、葺き替えとカバー工法の2種類があります。

葺き替えは、既存の屋根材を撤去したあと、新たに別の屋根材に張り替えるものです。

重ね葺きと呼ばれるカバー工法では、既存の屋根材の上から、新しい屋根材を打ちつけます。
そのため、葺き替えよりコストが安く済み、工期も短く、防音や断熱効果も得られるのが特徴です。
既存の屋根材の廃棄コストがかからないほか、クッションにもなるので、防音と断熱効果を発揮します。

屋根工事の相場(日数と価格)

足場の設置および撤去で2日かかり、各工事の内容によって日数が異なります。
以下は野地板の増張り、防水シートや棟板金の交換など、各補修を除いた切妻屋根での工事日数の目安です。

【葺き替え】

  • 工事日数 4~12日
  • 総費用 70~140万円(既存の屋根材の種類により廃材コストが異なる)

【重ね葺き】

  • 工事日数 3~8日
  • 総費用 50~120万円

【屋根塗装】

  • 工事日数 3~5日
  • 総費用 35~40万円(シリコン塗料を使用)

屋根工事に関するマメ知識

カバー工法は、廃材コストがかからない分、葺き替えより安価です。
ただ、既存の屋根材が瓦の場合は、耐重に注意する必要があります。

下地の損傷が著しいときは重ね葺きを見送り、野地板や防水シートを施して、葺き替えにする方が安全です。

葺き替えでは、既存の屋根材が和瓦やステンレスの場合は、廃材コストが高くつきます。
事前に、しっかりと見積もりを確認しておきましょう。

一方、ガルバリウム鋼板にも外壁材同様、チョーキングという塗装時期の目安があります。
ガルバリウム鋼板を触ったとき、手に粉がつくことをチョーキングと呼び、塗り替え時期と判断できるサインです。

保証の対象は「加工していない部分」のみ

ガルバリウム鋼板の保証は主に3種類あります。

  • 塗装の経年劣化を保証する「色褪せ保証」
  • 工法の手違いや不十分な仕上げを保証する「塗膜保証」
  • 塗装が施された状態で材質の穴を保証する「穴あき保証」

保証期間は15~25年と幅広く、各メーカーによってさまざまです。
また、メーカーによっては、ガルバリウムという表記を用いていないところもあります。
ガルバリウム鋼板を折り曲げたり、加工した場合は、保証の対象にはなりません。

5. ガルバリウム鋼板の劣化について

ガルバリウム鋼板を使う場合は、錆びと電食に注意が必要です。

赤さび

ガルバリウム鋼板を覆う化成処理皮膜に傷がつくと、鋼板がむき出しになり、赤さびが発生します。
軽度なものであれば、ケレンと塗装のみの対処で問題ありません。
赤さびが広範囲に発生している場合は、重ね葺きや葺き替えが必要です。

白さび

化成処理皮膜が酸化すると、水垢のような白い斑点が浮き上がります。
これを白さびといい、ガルバリウム鋼板特有の現象です。
赤さびより症状が軽度で、水で洗い流せます。

もらいサビ、他のものとの接触腐食

ガルバリウム鋼板を含む金属は、金属同士の接触により電食を起こす性質があります。
電食とは、結果的には錆びが生じた状態で、錆びていない金属が接触しても発生します。

また、木材との接触でも電食が起きるので、特に外壁材では注意が必要です。

6. ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法

水洗いができる手軽さがある反面、高圧洗浄機の使用には注意しなければなりません。

メンテナンスのポイント

外壁に泥がついている程度なら、水洗いだけで問題ありません。
塩害が予想される沿岸地域も同様ですが、メンテナンスの周期を半年より短く設定するとよいでしょう。
大切なことは、定期的にメンテナンスを実施することです。

メンテナンスを怠ると、結果的に工事費用がかかります。
錆びを放置することで塗装が剥がれ、雨漏りを招くことが代表的な負のサイクルです。

屋根のメンテナンスは危険を伴うので、施工業者に依頼するようにしましょう。
高圧洗浄機の使用は、水圧がガルバリウム鋼板を凹ませる原因になります。
独自の判断で使用することは控え、施工業者に確認することが先決です。

7. ガルバリウム鋼板のメーカーと安全性

鉄鋼の大手メーカー5社は、それぞれガルバリウム鋼板の名称が異なります。

主流メーカーの銘柄

“ガルバリウム鋼板”の名称は、日鉄住金鋼板株式会社が商標登録しているものです。
そのため、同社以外にも多くのメーカーがガルバリウム鋼板を扱っているものの、名称は異なります。

主要メーカーが扱う、ガルバリウム鋼板の商品名は以下の通りです。

JFE鋼板株式会社:JFEガルバリム

アイジー工業株式会社:アイジールーフ・ガルテクト

日新製鋼株式会社:ガルバスター

YKK AP株式会社:アイアンベール

東海カラー株式会社:トーカイカラーSGLシリーズ

メーカーによっては、サブタイトルにガルバリウム鋼板と表記していないところもあります。
そうした場合は、ガルバリウム鋼板の構成比を確認するとよいでしょう。

メーカー保証について

メーカー保証でトラブルになりやすいのが、工法の手違いや不十分な仕上げを保証する「塗膜保証」です。
メーカー側の指示に反するガルバリウム鋼板の加工、切断後の処理を怠って錆びが生じたなどのトラブルがあります。
特に、工法の手違いについては、施工後に問題になるケースが多いので、事前に木造住宅工事共通仕様書で確認しておくとよいでしょう。

ガルバリウム鋼板の安全性

ガルバリウム鋼板は、軽度の環境負荷が危惧されるクロム塩酸を使用していますが、食品衛生上での問題はなく、内装に施すことも可能です。
クロム塩酸以外に、環境負荷が危惧される物質は含まれていません。

8. こんな人にはガルバリウム鋼板がおすすめ

ガルバリウム鋼板は、以下のような人におすすめです。

  • これから住宅を購入する
  • 中古住宅を購入して、屋根のリフォーム代を節約したい

ガルバリウム鋼板は、耐用年数が25年と長いため、これから住宅を購入する人にはおすすめです。 中古住宅を購入予定の人でも、ガルバリウム鋼板にすれば耐震性能が上がり、長く住むことができます。

中古住宅購入前には、屋根のリフォームを視野に入れてみるのも1つの手です。
築年数が古く、既存の屋根材がスレートなら、カバー工法でリフォームすることで、費用が抑えながら断熱および防音効果も得られます。

9. まとめ

ガルバリウム鋼板には多くのメリットがあるものの、錆びの発生には気をつけなければなりません。
一度、錆びが発生すると、マルチな性能を有するガルバリウム鋼板も台無しです。
休日の空いた時間を使って家の周囲を見渡す際、錆びのチェックを行うとよいかもしれません。

ただ、屋根上の点検には注意が必要です。
ガルバリウム鋼板は滑りやすく軽量なので、転倒すれば身の危険はもちろん、屋根自体も傷つけてしまいます。
屋根のメンテナンスの際は必ず施工業者に連絡し、重ね葺きを検討している人は屋根工事で実績のある施工点に相談してみてはいかがでしょうか。

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