こんにちは。
代表の飯田です。
外壁塗装のメインは、あくまでも外壁。場合によっては屋根ですね。お客様からのご相談も、外壁と屋根のご相談がメインですが、実は、塗装工事でメンテナンスできるのは外壁・屋根だけではないのをご存知ですか?
もちろん、いえふくにお任せいただければ、お客様のお住まいの必要に応じてすべてご案内いたしますので、ご心配いただかなくても大丈夫です。
ですが、どこを塗装できるのか知っておくと、より塗装の仕上がりにお客様の希望を反映いただけるかと思います。
外壁塗装をより楽しくご検討いただけるよう、部分塗装についてご紹介します。
まずは、基本の塗装箇所をご紹介します。大きく分けると、部分塗装で塗る場所は、木部塗装と金属塗装に分けることができます。
以下の部位については、基本的に塗装をご案内しています。
木部塗装 | 破風板、軒天、帯板(幕板)、縁側、木製窓枠、木製の面格子 |
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金属(鉄、トタン) | 屋根の雨押え、水切り、ダクトフード、霧よけ(ひさし)、雨戸、戸袋 |
その他 | 雨どい |
木部塗装は、オイルペイントを使う業者もありますが、いえふくでは、ウレタン塗料を使用しています。オイルペイントは、安価な塗料で、シンナーで希釈するため乾きが早いのですが、中まで浸透しないので、はがれやすくなってしまいます。そのため、長持ちするウレタン塗料で塗っています。
縁側や、ウッドデッキなど、木目を生かす場合はオイルステインで仕上げたほうが仕上がりがきれいです。オイルステインは、DIYなどでもよく使われていて、取り扱いも簡単なため、お客様ご自身で塗装される方が多いのですが、もしご希望があればご相談も可能です。
軒天や破風は、古いお住まいだと板に穴が開いてしまっている場合もよくあります。その場合は新しい板で補修してから塗装を行います。
補修の材料として、安価なベニヤ板や軽くて丈夫なケイカル板、燃えにくいスラグ石膏板などがあります。
既存のケイカル板の有孔ボードだったため、同じものを使用しています。
金属部分については、ケレンといって、塗料やさびを落とす作業をしてから新しい塗料を塗る必要があります。金属塗装の下地には、錆止めを使用して仕上げます。さび止めはさび止め効果の高い、エポキシ樹脂のさび止めを使っています。
ベランダ防水も承っています。基本的にはウレタン防水で施工します。気になる方はお気軽にご相談ください。
一般住宅のほとんどの部位は塗装によって耐久性を延ばすことができます。ですが、どこでも塗ればいいというものでもありません。 塗らないほうがむしろいいという場所も、もちろんあります
塗らないところ | コンクリート(基礎など)、アルミ・ガラス |
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基本は塗らないですが、ご希望によって塗装するところ | 白木・ドア(素材によります) |
コンクリートは、例えば住宅の基礎のような部分です。アルミは塗ってしまうと、独特の光沢が失われて見た目が悪くなってしまいます。ガラスも、言わずもがなですね。
白木、というのはあまり耳慣れないかもしれませんが、ヒノキ・杉などの白い木材を皮だけ剥いたもので、木目を生かした美しい建材です。
一般住宅では、和室の柱につかわれることも多いです。この上に塗装してしまうとせっかくの風合いが台無しになってしまいます。
白木は、塗装ではなく苛性ソーダ等を使用した灰汁あらいがおすすめです。黒ずみやシミがとれてきれいになります。残念ながら白木の灰汁あらいはいえふくでは承ってはいないのですが、ハウスクリーニングの専門店なら対応してくれるところもあるかと思います。ドアは、使われている素材がお住まいごとに違うので、素材によって、塗る・塗らないが変わりますが、今の住宅は金属ドアや無垢の木材など素材の風合いを生かしたものが多く、塗らないほうがいいですよ、とご案内することが多いです。
ですが、前に塗った塗装が剥げてきた、という場合は、新しく塗装したほうがいいでしょう。
破風や軒天が傷んでいる場合、外壁・屋根も塗り替え時期かもしれません。気になる箇所がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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