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みんなの外壁塗装ガイド

外壁塗装の下地処理の重要性&下地材の選び方を解説!

外壁塗装をお考えのお客様から、どんな塗料がいいの?他店から見積りをだしてもらったんだけど、この塗料は大丈夫?と、こんな疑問をよくいただきます。

ご質問の多くは、上塗りの塗料のことです。塗装全体を考えると、下塗りの塗料もとても大切なのですが、意外とお客様からはあまりご質問いただくことはありません。

もちろん、上塗り塗料は、塗り替えのメインとなる大切な塗料です。また、機能性や美観アピールしやすいため、塗装店や塗料のメーカーも上塗りの塗料をメインで宣伝することが多く、情報が偏ってしまいがちな現状もあるのだと思います。

ですが、下塗り工程も上塗りと同じくらい大切です。
今回は、下地強化剤について、難しい専門用語はなるべく使わずに、わかりやすくお伝えしたいと思います。

目次
  1. 下地処理の重要性と役割
  2. 下地強化剤の使い分けのポイント
  3. まとめ

下地処理の重要性と役割

「下地処理」というのは、高圧洗浄~下塗りまでの工程のことを指します。
塗装をする前の外壁は、古い塗膜や、カビ・コケ、雨だれなどで蓄積した汚れがついたり、ひび割れて傷んでいたりします。

例えば、ひざを擦りむいたときには、そのまま絆創膏をはるのではなく、まずは水で汚れを洗い流して消毒をしますよね。また、お化粧をされる方も、仕上げのファンデーションを塗る前に洗顔をしたり、化粧水で肌を整えたりすると思います。

傷口を洗ったり、肌を整えたりする工程を怠ると、傷口は化膿してしまいますし、せっかくのお化粧もうまくのってくれません。
外壁の下地処理というのは、そういう風に、外壁の汚れを落とし、傷を補修してあげて、外壁をできるだけ健やかな、上塗りの塗料を受け入れやすい状態に戻してあげることです。

ですから、私たちは、上塗りと同じくらい、もしくはそれ以上に下地強化剤の選定にこだわっています。
下地強化剤の選び方によっては、せっかくよい上塗り塗料を使っても施工が台無しになってしまうこともあるくらいなのです。

下地強化剤の使い分けのポイント

下地強化剤は基本的には、既存の外壁素材によって使い分けをします。
いえふくでは、以下のような使い分けをしています。

塗装面の材質 おすすめ塗料
サイディング ダイナミックプラサフ(最高級プラサフ)
モルタル、ALC ダイナミックフィラー(最高級微弾性フィーラー)
金属部(水切り、霧除け) エポキシ錆止め入り強化剤 ザウルスEXⅡ

基本的にモルタル、ALCでは使用する下地は同じです。モルタルはクラック(ひび割れ)が入りやすいため、弾力性のある微弾性のフィラーで施工を行います。

微弾性のフィラーは、一般に砂骨ローラー(マスチックローラー)での施工を想定されているので、ウールローラーで施工するサイディングには向きません。そのため、いえふくでは、サイディングには微弾性フィラーより樹脂・顔料の粒を小さくしたプラサフ下地強化剤を使用します。これによって、光沢がよくなり、表面のざらつきを抑えることもできます。

金属部には、エポキシ樹脂錆止め入りの下地材を使用します。エポキシ樹脂を使用したものがほとんどですが、その中でも、いえふくは関西ペイントのザウルスEXⅡをおすすめしています。

このほかにも、より防水性を高めた下地(ダイナミック防水フィラー)もあります。

POINT

外壁・上塗り材の相性を考えた下地強化剤選びが大切です

まとめ

外壁塗装では、下地処理をきちんと行うことが大切です。
下地処理にも、お金と手間がかかります。この下地処理のコストを抑える方法として、早めの塗装があります。
築10年前後などの住宅であれば、外壁にそれほど傷みがなく、下地処理にかかるお金と手間が少なく済む傾向にあるためです。
逆に、古い住宅や傷みが激しい住宅だと、下地処理のコストが高くなります。
下地処理のコストを抑える意味で、住宅の塗装は築10~15年のタイミングがおすすめです。
いえふくは、築15年以内のご住宅の塗装工事を承っております。
ご自宅の塗装をご検討中の方は、お気軽にチャットまでご相談ください。