みんなの外壁塗装ガイド
外壁塗装の近所迷惑を防ぐには挨拶!挨拶以外のトラブル対策も紹介
公開日:2021/10/25 / 最終更新日:2021/11/11
自宅の外壁塗装でやはり気にかかるのが、
- 近所に迷惑をかけないか
- 近隣挨拶の粗品は何にすれば良いか
これらのことだと思います。
今後もいまの地域で生活していくことを考えれば、近所の人との関係はできるだけ良好に保ちたいですよね。
当コラムでは、外壁塗装で発生しうる近所迷惑とその対策や、近隣挨拶についてくわしいことをご解説いたします。
近隣への迷惑や挨拶のことで不安のある方は、ぜひご一読ください。
外壁塗装は近所迷惑を防げる!
外壁塗装で音や臭いが発生すること自体は、どうしても避けられないことです。
しかし、あらかじめ対策をしておくことで、「迷惑だ」と思われないようにすることはできます。
たとえば、通りすがりの人の肩がぶつかってきたとき、ひとこと謝罪があるのと無いのとでは、感じ方が違いますよね。
無言で立ち去られると不快感が残りますが、ひとこと謝罪があれば「まあいいか」「間違ってぶつかっちゃうこともあるよね」と思えます。
同じように外壁塗装でも、ちょっとした声かけや対策で、近隣の方に不快感を残さないようにできるのです。
外壁塗装で近所迷惑になりうることは、次の6つです。
- 工事中の騒音
- 塗料の飛散
- 塗料の臭い
- 高圧洗浄の水の飛散
- 交通の邪魔
- 隣家の敷地の借用
上記6つについて、詳細と対策をお伝えします。
対策は基本的に、施主様ご自身ではなく、業者が実施することです。
工事中の騒音
外壁塗装で起こる主な騒音は、次の3つです。
- 足場かけ(足場の設置)の音
- 足場解体の音
- 高圧洗浄機の音
足場かけ・足場解体の作業は、稼働音の大きい電動工具を使います。
高圧洗浄機は、エンジンの力で動かすうえにとても強い水圧の水を噴射するので、大きな音が出ます。
近隣の方になるべく不快感を与えないよう、次のことが必要です。
- 事前の近隣挨拶で、大きな音が発生する旨を伝えておく
- 早朝や夜遅くなど、近隣の方の睡眠をさまたげる時間に作業しない
いえふくは着工1週間前の挨拶回りの際に、近隣の皆さまへ大きな音の発生する旨をお伝えし、ご理解を求めております。
作業時間は、原則朝8時半から夕方5時頃までです。作業を切り上げるタイミングは、季節(日が落ちる時間帯)によって前後します。
塗料の飛散
外壁塗装をしていて、塗料が一切飛び散らないことはありえません。
このため、外壁塗装では養生が大原則です。養生とは、飛び散った塗料などで汚れないよう、専用のシートで周囲をおおって保護する作業のこと。
施主様の住宅の設備や庭の植木はもちろんのこと、必要であれば、お隣さんのお車などにも養生します。
また、施工する住宅の周りには、塗料の飛散を防止する飛散防止シートが張り巡らせます。
いえふくは、飛び散った塗料で施主様や近隣の方にご迷惑をおかけすることがないよう徹底しております。
養生や飛散防止シートなどの対策はもちろん、塗料が飛び散りにくい工法(ローラーと刷毛を使った手塗り塗装)を採用しております。
万が一汚してしまった場合にも、汚れの除去や賠償など誠心誠意対応する用意がございます。
塗料の臭い
外壁塗装で避けて通れないのが、塗料の臭いの問題です。
とくに、油性の塗料は臭いが強いです。
可能な対策としては、次の3点があります。
- 事前の近隣挨拶で、臭いで不快な思いをさせてしまうかもしれない旨を伝えておく
- 塗料の臭いがつく恐れがあるので、塗装の間は洗濯物の外干しをできるだけ避けて頂けるよう、ご協力をお願いする
- 臭いが少ない水性の塗料を選ぶ
以前は、水性の塗料は油性の塗料より耐久性に劣るといわれていました。しかし、最近では塗料の開発が進み、油性に負けない耐用年数の水性塗料も出てきています。
いえふくは、事前の近隣挨拶の折に、音だけでなく塗料の臭いのこともお伝えしております。
また、いえふくの塗装プラン(標準工事)の塗料「アレスダイナミックトップ」は、臭いの少ない水性の塗料です。
下の写真は、いえふくがアレスダイナミックトップで施工した事例のBefore・Afterです。
施工事例:モルタル外壁とベランダを塗装、屋根の重ね葺きも施工したK様邸!(神奈川県横浜市)
アレスダイナミックトップは水性ですが、「ラジカル制御」の技術で耐久性を高めたシリコン塗料で、耐用年数の面でも申し分ありません。
臭いの少ない水性で、かつ従来のシリコン塗料よりも長い耐用年数なので、いえふくがイチオシしている塗料です。
アレスダイナミックトップ使用のいえふく塗装プラン(標準工事)の詳細は下記リンクから確認できます。ぜひご覧ください。
高圧洗浄機の水の飛散
塗料の飛散は養生や飛散防止シートで防げますが、高圧洗浄機の水はどうしても飛び散ってしまいます。
このため、高圧洗浄のときには洗濯物の外干しは避けていただくよう、隣家の方にお願いすることが必要です。
高圧洗浄の作業は、通常1日で終わります。
いえふくは、近隣挨拶の折に上記の旨を隣家の方にお伝えするとともに、高圧洗浄の当日にもお声かけをしております。
いえふくの高圧洗浄は、洗剤や薬品を用いない普通の水道水の高圧洗浄ですので、水がかかったからといって、変色などの心配はございません。
交通の邪魔
施工期間中は、施主様のお住まいのそばに、作業員の移動や材料の運搬のための車両を駐車する必要があります。
お住まいの近隣で駐車場を借りれば問題ありませんが、近所で駐車場を借りられなかったり、作業員がうっかりしたりして、車が近隣の方の交通の邪魔になることもあるかもしれません。
いえふくは、弊社の車両が近隣の方の交通の邪魔にならないよう、細心の注意を払っております。
周辺環境によっては、駐車場所について施主様と話し合いが必要になることもあります。お手数をおかけしますが、そのときにはご協力をお願いいたします。
隣家の敷地の借用
施主様の住宅の敷地面積や隣家との距離によっては、足場をかけるのに、隣家の敷地を一部お借りせざるを得ないこともあります。
このような場合には、敷地をお貸し頂けるよう隣家の方に事前にお願いしに行く必要があります。
いえふくも、施工管理担当が隣家へご訪問させていただき、ご説明・ご了承を頂いた後に設営を行っております。
ご近所さんとの関係を保つには「挨拶」!
外壁塗装にあたって最も大切なご近所さんへの対応は、やはり挨拶です。
事前に挨拶や工事のお知らせがあるかないかで、近隣の方々からの印象が全く違ってきます。
いえふくの対応や方針の詳細も含め、下記をご説明します。
- 事前の挨拶のタイミング
- 挨拶する範囲
- 挨拶のときに持っていくもの
- 挨拶文
挨拶のタイミング
着工の約1週間前に近隣挨拶をするのが一般的です。
基本的に近隣挨拶は業者がするものですが、施主様が「自分自身でも挨拶しておきたい」とご希望の場合は、契約の時点で業者にその旨を伝え、挨拶をどうするか相談しておくと良いでしょう。
業者の近隣挨拶に施主様が同行しても良いですし、1週間前の挨拶は業者に任せて、着工の前日に施主様が挨拶に出向く方法もあります。
もちろん、「挨拶まわりは全部業者さんに任せる!」と割り切る選択肢もありです。
いえふくも、着工の1週間前に近隣の挨拶まわりをしております。
施主様のご希望次第で、近隣挨拶の一切をお任せ頂くことも、いえふくスタッフと施主様とで一緒に近隣挨拶をすることも、どちらも可能です。
挨拶の範囲
近隣挨拶の基本的な範囲は「両隣2軒・向かい3軒・裏手3軒」と思っておくと良いでしょう。
この範囲の家は距離が近く、音や臭いで不快な思いをさせる恐れが高いためです。
ただし、挨拶する範囲は住宅の立地や周囲の建物の密集度にもよるので、ケースバイケースの対応が必要です。
いえふくは、施主様のお住まいの立地や周辺の住宅との距離などをかんがみて、臨機応変に対応いたします。
挨拶のときに持っていくもの
近隣挨拶の際には粗品をお持ちするものです。
タオルや石けん、洗剤など、家族で使える実用的な日用品をお渡しするのが一般的です。
高価すぎるものは相手に気兼ねさせてしまうので、1,000円以内の品物にしておくと良いでしょう。
いえふくは、近隣挨拶でお渡しするためのタオルをご用意しております。施主様が挨拶の際の粗品を用意する必要はございません。
挨拶文の用意
近隣挨拶のときには、工事のことを口頭でお知らせするだけでなく、工事の予定期間や作業時間を明記した挨拶文をお渡しする必要があります。
「工事のことをちゃんとお知らせしましたよ」という証明になりますし、受け取った方も、挨拶文を読めば工事に関することをいつでも確認できるので安心です。
多くの塗装店さんが、近隣の方にお渡しするための挨拶文をあらかじめ用意しています。
いえふくは、近隣挨拶の際に以下の書類をお渡ししております。施主様が挨拶文を用意する必要はございません。
工事予定期間や作業時間のほか、工事担当者の氏名と電話番号を記載しております。
何かあれば、近隣の方が工事担当者に直接連絡することが可能です。
挨拶回りに伺った先の方が留守の場合には、ポストに上記の挨拶文をお入れするかたちをとっております。
「近隣挨拶をふくめ、施工全般について、いえふくのサービス内容の説明を聞きたい」とご希望の方は、「はじめての塗装説明会」にぜひご予約ください。
オンラインのビデオ通話で、いえふくのスタッフと1対1で話せるサービスです。
「とりあえず見積もりをとってみたい」とご希望の方には、ご自宅の外観と図面の写真を送信するだけで見積もりがとれる「撮るだけ見積もり」がおすすめです。
「近所から苦情がきたら?」と不安な方へ
先述しました通り、いえふくは近隣挨拶の折に、工事担当者の連絡先をお渡ししております。
「何かあれば、工事担当の者にご連絡ください」とお伝えすることで、万が一トラブルが起きても、施主様ご自身に直接苦情がいくようなことがないよう配慮しております。
それでも、近隣の方が施主様ご自身に直接「〇〇で困っている」などのことを伝えてくることもあるかもしれません。
その場合には、工事担当にご連絡ください。誠心誠意対応いたします。
いえふく以外の塗装店さんも、「何かあれば担当の者に連絡をください」という方針のところがほとんどだと思います。
見積もりや契約の際に「近隣の方などから苦情がきたら、どの電話番号に連絡すれば良いですか? すぐに対応して頂けますか?」と確認しておくと安心です。
まとめ
事前の近隣挨拶や塗料の飛散を防ぐための養生など、業者側がきちんと対策をとっていれば、外壁塗装でご近所さんとの関係が悪くなる心配はほとんどありません。
このため、自分も周りも気持ちよく工事を終えるには、ご近所さんへの対応をきちんとしてくれる塗装店さんを見つけることが重要です。
いえふくは、事前の近隣挨拶のマニュアルや挨拶文のテンプレート、近隣の方にお渡しする粗品などをご用意し、近隣トラブルの防止に努めております。
外壁塗装で不安や疑問のある方は、「はじめての塗装説明会」をお気軽にご予約ください。
オンラインのビデオ通話で、いえふくスタッフと1対1でお話しできるサービスです。
- ライタープロフィール
-
須藤 瑶子(いえふくライター)
住宅メンテナンス診断士です。皆さまの大切なマイホームの外壁塗装をお手伝いするべく、コラム制作・監修を担当しております!お住まいの外壁塗装は、いえふくまでお気軽にご相談ください。