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本当に修繕不要!?メンテナンスフリー外壁とは

最近、メンテナンスフリーといわれる外壁が人気と関心を集めています。
戸建て住宅に住む場合、住宅の美観や機能性を保つためには定期的な外壁のメンテナンスが必要不可欠で、高額な費用がかかります。

メンテナンスフリーの外壁を用いることで、住宅に掛かるメンテナンス費用が抑えられれば理想的ですよね。
この記事では、そもそもメンテナンスフリーの外壁とは一体何なのか?本当にメンテナンスは必要ないのか?ということから、
一般的に住宅に用いられる外壁の種類と特徴、素材ごとの寿命や耐久性の比較、価格相場の比較、住まいの外壁をより長持ちさせるためにできることを解説します。

メンテナンスフリーの外壁に興味がある方や、住まいの外壁材選びに悩まれている方はとくに確認してみてくださいね。

目次
  1. 1. メンテナンスフリーの外壁とは?
  2. 2. 外壁素材の種類・各特徴について
  3. 3. 外壁素材の寿命・耐久性の比較
  4. 4. 外壁素材の価格相場の比較
  5. 5. さらなるメンテナンスフリーを目指すには?
  6. 6. まとめ

1. メンテナンスフリーの外壁とは?

メンテナンスフリーの外壁は、本当にメンテナンスがいらないのでしょうか?
まずはどのような外壁をメンテナンスフリーと呼ぶのか確認してみましょう。

耐久性に優れた外壁

戸建て住宅の場合、必ず定期的に外壁や屋根の大掛かりな修繕工事が必要となり、その期間は10~15年が一般的です。
メンテナンスフリーと呼ばれる外壁には実は定義がなく、従来の修繕時期を延ばすことができる素材や工法を、外壁塗装業界では「メンテナンスフリー」と呼びます。
つまり、全くメンテナンスの必要がない、という意味ではないのです。

修繕時期の間隔を延ばすことができれば、住宅が新築されてから寿命を迎えるまでの期間に必要な修繕の回数を減らせます。そうすれば、ランニングコストや住まい手の負担軽減に繋がるのです。

外壁が傷む主な原因は、雨や風、太陽光からの紫外線です。
修繕時期を延ばすためには、これらの原因から受けるダメージを減らすことや、避けることが大切です。

メンテナンスの回数は従来よりも少ないながらも、定期的なメンテナンスは必要です。
メンテナンスフリーと呼ばれる耐久性の高い外壁素材として代表的なのは、ガルバリウム鋼板です。しかし、サイディングやモルタル外壁でも、高耐久性塗料や外壁を自浄する機能がある光触媒塗料と組み合わせれば、メンテナンスフリーの外壁と呼ばれることがあります。

メンテナンスフリーという表面的なうたい文句を鵜呑みにせず、メンテナンスフリーに分類される外壁の特徴や必要なメンテナンスを正しく理解することが大切です。賢く住まいの外壁選びを進めましょう。

2. 外壁素材の種類・各特徴について

メンテナンスフリーの外壁の本質に触れたところで、住宅に使われる一般的な外壁素材の種類と、その特徴について確認してみましょう。

1.タイル外壁

外壁にタイルを張った仕上げです。
タイルは、土や砕いた石などを混ぜ合わせ、高温で焼き成型したものです。意匠性に優れ、高級感や重厚感のある仕上がりになります。

性能面では、耐久性に優れ、傷や汚れにも強く、メンテナンスフリーと呼ばれる外壁の代表的な仕上げといえます。
タイルが頑丈である分、見落としがちなのが目地部分の劣化で、定期的なメンテナンスが必要です。

近年は耐久性に優れた目地材も登場していますが、新築から約5年を過ぎたら気を配る必要があります。

タイル外壁について詳しく知りたい方は、
外壁タイルはおすすめ?メンテナンス方法とメリット・デメリットについて
をご参照ください。

2.モルタル外壁

外壁に水、砂、セメントなどを混ぜたモルタルをコテで塗り、固めた仕上げです。左官工事であるコテ仕上げでは、さまざまなテクスチャーを表現することができるため、個性的でデザイン性の高い仕上がりになります。

経年劣化やひび割れが目立ちやすい仕上げですが、下地に気をつけて、左官仕上げの上に耐久性の高い塗装を施すことで、傷みを防ぐ効果が期待できます。

外壁に色あせやひび割れ、古い塗膜の剥がれ、触ると白い粉が付くチョーキング現象が起きたらメンテナンスのタイミングです。外壁塗装により壁の耐久性を高める必要があります。

またタイル同様に、目地部分にも劣化が起こるので定期的な補修が必要です。
モルタル外壁について詳しく知りたい方は、
モルタル外壁ってどんな外壁?メリット・デメリットからDIYによる補修まで
をご参照ください。

3.サイディング

工場で生産されたサイディングボードを外壁に張る仕上げです。
工場生産のメリットは、現場の技術力に左右されにくく、仕上がりが均一になりやすい点です。

サイディングで代表的な4つの素材を確認してみましょう。

3-1.窯業系

セメントに無機物や繊維質を混ぜ込み、板状に成型して表面に石積み風やタイル風等のさまざまなテクスチャーを施して加工されたサイディングです。
サイディングの中でも9割近いシェア率を占めている圧倒的な人気商品です。
求めやすいコストと、機能性、デザイン性に優れています。

色あせやチョーキング現象が起こったときはメンテナンスのタイミングです。目地部分も劣化するので、定期的に補修が必要です。

3-2.金属系

表面にガルバリウム鋼板やアルミ等を使い、芯材として断熱材を挟むようにして、裏面にアルミを加工した紙を使用したサイディングです。
シンプルでスタイリッシュな現代的な外観を演出することができます。

軽量で、耐久性と耐震性に優れますが、線キズができやすいことも覚えておきましょう。キズを放置するとサビが付いてしまうので、外壁塗装をしてメンテナンスしなければなりません。目地部分にも劣化が起こるので、補修が必要です。

3-3.木質系

本物の木材に塗装を施し、定尺寸法に成型したサイディングです。木の質感を活かし、温かみのある外観を演出できます。

高級感があり、断熱性が高いです。しかし、木材をそのまま外壁に張るサイディングですので、小まめにメンテナンスを行う必要があります。

色あせやコケ・藻などの汚れが付着したら劣化のサインです。腐食する前に外壁塗装をして耐久性を高めましょう。目地部分も定期的な補修が必要です。

3-4.樹脂系

塩化ビニル樹脂を主な原料としたサイディングです。シーリングを使わず施工を行えるため、劣化に強い特徴があります。
耐久性に優れ、軽量なため耐震性にも効果があります。現在は海外製品が主流です。

樹脂系は耐久性や腐食性に優れるので、他のサイディングに比べるとメンテナンスのトータル回数が少なく済みます。
デメリットは紫外線に弱いことで、色褪せが気になり始めたら塗装するといいでしょう。遮熱塗料や紫外線を遮る機能を持つ塗料がおすすめです。

サイディングについて詳しく知りたい方は、
サイディングの種類からリフォームのコストまで徹底解説
をご参照ください。

4.RC

RCとは鉄筋コンクリートのことです。鉄筋を組んだあと型枠にコンクリートを流し込んで固めた建材です。

耐震性や耐久性、デザイン性に優れますが、結露が起こりやすく建築費用が高くなるのがデメリットです。
メンテナンスの目安はチョーキングやひび割れ、外壁に汚れが付いたときなどで、外壁塗装を行います。

5.ALC外壁

※引用:ALC協会

ALCは軽量気泡コンクリートといわれ、ボードの内部に無数の気泡を形成することで軽量化されたパネルです。コンクリートのメリットである耐久性や耐火性がありながら、重量はコンクリートの約4分の1と軽く、さらに環境にもやさしい素材です。
施工性も高いため、戸建て住宅から高層ビルまでさまざまな建物に利用されています。

チョーキング現象や外壁に汚れ、ひび割れが起きるとメンテナンスの時期で、外壁塗装が必要になります。またコーキングの補修も必要です。サイディングに比べてALCはボードが小さいため、コーキング部分も多くなります。

ALC外壁について詳しく知りたい方は、
ALCの特徴やメリット・デメリット教えます
をご参照ください。

6.ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は窯アルミニウムや亜鉛、シリコンにより構成される金属系の素材です。金属でありながら軽量で加工がしやすく、デザイン性もあります。腐食性や耐久性、耐震性にも優れている素材です。

デメリットは、傷が付くとサビが生じる可能性があることです。他の金属や木材に接触するとサビが生じる「電食」を起こすため、注意が必要です。

メンテナンスは、定期的に水で洗い流す必要があります。ただし、形が凹んだり漏水したりする可能性があるため、擦ったり高圧洗浄など強い力で洗浄したりしてはいけません。外壁に水を当てることでサビの発生が抑えられるのです。

ガルバリウム鋼板は施工時にシーリングを必要としないため、目地のメンテナンスも不要です。定期的に水で洗い流し汚れを落とす作業は必要ですが、メンテナンスフリーの外壁材といえます。

ガルバリウム鋼板について詳しく知りたい方は、
見た目がオシャレなガルバリウム鋼板、実は中身も優れもの!』を、
外壁材の種類や特徴について詳しく知りたい方は、
外壁材選びのキホン|種類や特徴、選び方のまとめ
をそれぞれご参照ください。

7.塗料

新築時に工場塗装をしてから張り付ける窯業系サイディングに対して、
無塗装サイディングは張り付けた後に、現場で塗装するサイディング外壁材のことをいいます。
モルタルの外壁や、無塗装サイディングの仕上げとして使われる一般的な塗料の種類について確認してみましょう。

7-1.アクリル系

アクリル系合成樹脂を主な成分とする塗料です。価格が安いことと、発色性の良さが特徴です。

耐用年数が短いため住宅の外壁に使われる例は少なく、短期間で塗り替えを行う店舗のディスプレイや、屋内の壁面塗装に使われることが多いです。

7-2.ウレタン系

ウレタンを主な成分とする塗料です。塗膜が光沢を持ち、つやのある仕上がりが特徴です。

耐久性はシリコン系塗料に少々及びませんが、価格が安いため、外壁の塗装においてはシリコン系塗料と比較され、コスト重視の工事で使われる塗料です。

7-3.シリコン系

シリコンを主な成分とする塗料です。耐久性、耐熱性、耐侯性に優れ、表面の塗膜に光沢があるため汚れが落ちやすい特徴があります。

コストと機能性のバランスに優れ、外壁を塗装する材料として定番化している塗料です。

7-4.フッ素系

あらゆる物のコーティング材として知られるフッ素を主な成分とする塗料です。
他の塗料よりも圧倒的に耐候性や耐久性に優れ、汚れを付きにくくする効果があります。
優れた塗料ではありますが、その分価格が高いことも特徴です。

7-5.光触媒塗料

外壁に付着した汚れを、太陽光によって分解し、雨や水によって洗い流す自浄機能のある塗料です。

ホコリなどの汚れがつきにくいことはもちろん、カビやコケが発生しにくいことも、外壁の美観を保つための重要な要素です。
その上、建物周辺の空気を浄化し、臭いを分解し、遮熱効果もあり、省エネ住宅に貢献するとともに、メンテナンスフリーの外壁塗料の代名詞ともいえます。
大変優れた塗料のため、価格が高いことも特徴です。

塗料の種類について詳しく知りたい方は、
塗料の種類はこんなにある!業者に依存しない賢い選び方
をご参照ください。

3. 外壁素材の寿命・耐久性の比較

それぞれの外壁の特徴を確認したところで、寿命や耐久性を比較してみましょう。
耐用期間の目安は、短い順に比較すると以下のように並べることができます。

新築から5年目を目安に点検・メンテナンスがおすすめ

  • 木質系サイディング 約7~10年

新築から10年目を目安に点検・メンテナンスがおすすめ

  • 窯業系サイディング 約7~10年
  • モルタル外壁 約10年
  • 金属系サイディング 約10~15年
  • 樹脂系サイディング 約10~15年
  • タイル外壁(目地) 約10~15年
  • ALC外壁 約10~15年

新築から15年目を目安に点検・メンテナンスがおすすめ

  • ガルバリウム鋼板 約25年~
  • タイル外壁 約30年~

耐用期間で単純に並べると上のようになりますが、建物の外壁は常に紫外線や雨風、わずかな地震などの振動にさらされ、ダメージを受けている状態です。

そのため、耐用年数に関わらず10年目を目安に一度専門家の点検を受けることがおすすめです。

外壁の劣化の時期について詳しく知りたい方は、
外壁塗装をおこなう時期
をご参照ください。

4. 外壁素材の価格相場の比較

各素材の面積あたりの価格相場と、耐用年数を加味した上での比較を確認してみましょう。

1.各素材の面積あたりの価格相場

各素材の面積あたりの価格相場は以下のようになっています。

  • 木質系サイディング 約4000円/㎡~
  • 窯業系サイディング 約3000~10000円/㎡
  • 金属系サイディング 約5000~9000円/㎡
  • 樹脂系サイディング 約4000~10000円/㎡

サイディングに塗装を施す場合(すべて無塗装窯業系サイディングに塗装するとする)

  • アクリル系塗料 約4500円/㎡
  • ウレタン系塗料 約5000円/㎡
  • シリコン系塗料 約5500円/㎡
  • フッ素系塗料 約7000円/㎡
  • 光触媒塗料 約7700円/㎡

モルタルに塗装を施す場合(すべて要塗装仕上げモルタル外壁に塗装するとする)

  • アクリル系塗料 約5500円/㎡
  • ウレタン系塗料 約6000円/㎡
  • シリコン系塗料 約6500円/㎡
  • フッ素系塗料 約8000円/㎡
  • 光触媒塗料 約8700円/㎡
  • ガルバリウム外壁 約6,000円/㎡
  • タイル外壁 約8000円/㎡~

面積あたりの単価で見ると、数千円の差ではありますが、住宅の外壁に施すと大変な価格の差が出てきます。
たとえば、35坪の住宅の外壁は一般的に約140㎡ほどですので、一番安価な窯業系サイディング3500円/㎡の場合と8000円/㎡のタイル外壁を比較すると、初期費用差は63万円にもなります。

2.耐久年数を加味した価格比較

前の項目では、初期費用の比較で窯業系サイディングとタイル外仕上げの外壁に63万円程度の差があることをお伝えしました。しかし、耐久年数を加味した上で価格比較をすると、結果的にタイルの方が安くなります。
耐久性の高い外壁材はメンテナンスの回数が少なく済みますので、長い目で見ると、この様な逆転現象が起こるのです。

各外壁材の耐久性に伴った外壁修繕工事を定期的に行い、以下のような条件を仮定した場合で価格比較を行ってみましょう。

仮定条件

  • 述べ床面積35坪の木造2階建て住宅
  • 外壁面積140㎡×素材単価=初期費用の場合
  • 築30年目
  • 外壁材は全面積同じものを使っている

初期費用とメンテナンス費用を仮定し、合算した価格表示となります。

  • 木質系サイディング 約356万円(初期費用56万円・メンテナンス費用300万円)
  • 窯業系サイディング 約349万円(初期費用49万円・メンテナンス費用300万円)
  • 金属系サイディング 約370万円(初期費用70万円・メンテナンス費用300万円)
  • 樹脂系サイディング 約356万円(初期費用56万円・メンテナンス費用300万円)

サイディングに塗装を施す場合(すべて無塗装窯業系サイディングとする)

  • アクリル系塗料 約463万円(初期費用63万円・メンテナンス費用400万円)
  • ウレタン系塗料 約470万円(初期費用70万円・メンテナンス費用400万円)
  • シリコン系塗料 約377万円(初期費用77万円・メンテナンス費用300万円)
  • フッ素系塗料 約298万円(初期費用98万円・メンテナンス費用200万円)
  • 光触媒塗料 約208万円(初期費用108万円・メンテナンス費用100万円)
  • モルタル外壁 約256万円(初期費用56万円・メンテナンス費用200万円)

モルタルに塗装を施す場合(すべて要塗装仕上げモルタル外壁とする)

  • アクリル系塗料 約477万円(初期費用77万円・メンテナンス費用400万円)
  • ウレタン系塗料 約484万円(初期費用84万円・メンテナンス費用400万円)
  • シリコン系塗料 約391万(初期費用91万円・メンテナンス費用300万円)
  • フッ素系塗料 約312万円(初期費用112万円・メンテナンス費用200万円)
  • 光触媒塗料 約220万円(初期費用120万円・メンテナンス費用100万円)
  • ALC外壁 約317万円(初期費用77万円・メンテナンス費用240万円)
  • ガルバリウム外壁 約84万円(初期費用84万円・メンテナンス費用0円)
  • タイル外壁 約200万円(初期費用115万円・メンテナンス費用85万円)

新築住宅の外壁材として最も人気な窯業系サイディングとタイル外壁を比較すると、その差は149万円となり、初期費用にランニングコストを加味するとタイルの方が安くなることがわかります。

新築の際に予算が充分確保できる場合は、この耐久性も加味したコストを考えた上で外壁材の選択をしたいですね。

5. さらなるメンテナンスフリーを目指すには?

外壁材のそれぞれの耐用年数についてお伝えしましたが、さらなるメンテナンスフリーを目指すために考えられる方法をお伝えします。

ガルバリウム鋼板でこまめに汚れを落とす

メンテナンスフリーといえる外壁材は、ガルバリウム鋼板のみです。ただし、外壁に傷が付いたり他の金属や木材と接触させたりすると、サビ汚れが付いてしまうのです。

劣化させないためには、外壁に付いた汚れを水で洗い流すなど、こまめなメンテナンスが必要です。

基本の外壁素材に耐候性に優れた塗料を用いる

先ほどの価格比較でお伝えしたように、各塗料は塗装が必要な外壁材と組み合わせて使われます。基本的には無塗装の窯業系サイディングか、塗装仕上げが必要なモルタル壁に使われることが一般的です。

耐用年数の長い塗料を使えば、外壁のメンテナンス期間を延ばすことに繋がります。
さらに、メンテナンスフリーを目指す手段は、タイルなどの耐久性の高い素材や、木質サイディングなどのダメージが気になる素材に素材感を活かすことのできるクリアー塗料をコーティング材として施す方法です。

クリアー塗装は、新築の際に行うには初期費用が掛かりすぎるので、予算が充分に確保できる場合や、色あせやダメージが目立たない初回の塗装替え工事で行うことをおすすめします。

シーリングや目地の耐候性を強化する

外壁の仕上げ材ばかりに関心が行きがちですが、目地や開口部周りのシーリング部分は外壁材よりも早く劣化が進みます。
一般的なシーリングや目地材の場合、新築から5年目を目安に一度点検を行うと安心です。

さらなるメンテナンスフリーを目指す手段は、新築の際にシーリングや目地材の商品ランクを上げることです。
初期費用は掛かりますが、耐久性に優れた素材を使うことで、外壁材とトータルでのメンテナンス費用を抑えることに繋がります。

6. まとめ

メンテナンスフリーの外壁の概要と、実際の耐久性、外壁の種類と特徴、価格の相場、外壁のメンテナンスフリー性を強化する方法についてお伝えしました。
住宅の新築の際には、外壁の修繕工事に掛かる費用を見越して、ライフプランと合わせて計画することが理想的です。

メンテナンスフリーと言われる外壁でも、住まいの安心のためにはメンテナンスが欠かせないのが現状なので、家族の状況や住まい方に合わせた外壁の素材を選択できると良いですね。

メンテナンスの際は、技術力のある塗装業者を選ぶことも重要です。塗装が高品質に仕上がるかどうかにより、将来の外壁の寿命は左右されます。
外壁塗装は高い技術力を誇り経験豊富な『いえふくの工事スタッフ』にぜひお任せください。