屋根塗装の見積もりはこれを知らないと罠にはまる!?詐欺に合わない見方


業者に屋根塗装を依頼する前には、まず数社の塗装業者から相見積もりを取るのが一般的です。
しかし、
「総額で一番安い会社に頼んで大丈夫だろうか」
「見積もり書の書き方が各社バラバラでうまく比較できない」
と悩む人も多いことでしょう。

見積もり書の見方が分かると、工事にかかる金額だけでなく、その業者が信頼できるかどうかまで見抜くことができます。

この記事では、屋根塗装の良い見積もり書と悪い見積もり書の違いや見積もりを取る際の注意点、見積もり書のチェックポイントを紹介します。
後悔しない屋根塗装を行うために、ぜひ参考にしてください。

目次
  1. 屋根塗装の相場
  2. 屋根塗装の良い見積もり書・悪い見積もり書はこんなに違う!
  3. 屋根塗装の見積もりを取る際の注意点
  4. 屋根塗装見積もり書の各項目チェックポイント
  5. まとめ

屋根塗装の相場

屋根塗装の相場は、30坪前後の平均的な戸建て住宅(100平米前後)の屋根で、40~60万円ほどといわれています。

見積もりを比較検討する際に知っておきたいのが、屋根塗装の相場です。屋根塗装に必要な工事を行えば、総額で数十万円もの差額が出ることは考えにくいからです。

他社よりも大幅に安い、もしくは高い見積もりは、金額の根拠を塗装業者に確認しましょう。業者の説明に納得できなければ、その業者に発注するのは控えた方がよいでしょう。

屋根塗装の相場については以下の記事で詳しく紹介しています。

屋根塗装の良い見積もり書・悪い見積もり書はこんなに違う!

同じ現場の見積もりでも、塗装業者によって見積もり書の書き方や内容は全く異なります。

上記の例は極端ですが、×社の例に近い見積もりを出す塗装業者は本当に存在します。
さらに、一見項目ごとに詳しく記載されているように見えても、問題がある見積もり書もあります。
この章では、良い見積もり書と悪い見積もり書の違いを紹介します。

屋根塗装の良い見積もり書

塗装面積が平米数で記載されている

まず、屋根の塗装面積が記載されていない見積もり書は論外です。見積もり書に記載された金額が安いのか割高なのか、判断することができないからです。

屋根面積が平米数で記載されているかどうかがポイントです。屋根の塗装面積を正確に算出しようとすれば、平米数での表記になるはずだからです。
塗料メーカーが公表している塗料の規定使用量や概算費用(材工費)も、1平米あたりの数値となります。塗装面積を平米数で表示している見積もり書の方が、正確な上に分かりやすく、親切です。

なお、坪数とは建物の敷地面積であり、屋根の面積を正確に表してはいません。見積もり書の数量が坪で表記されていた場合、塗装が必要な屋根面積を正確に算出していないおそれがあります。

作業内容が細かく記載されている

屋根や外壁の塗装には多くの工程がありますが、どの工程が抜けても本来期待される塗装の役割を果たせなくなります。

お客様のなかには、見積もり書に書かれていなくても「当然こんな作業もやってもらえる」と考える方もいます。

しかし、悪質な業者の場合「その工程は契約に含まれていない」と主張するかもしれません。見積もり書に記載されている工程は、できるだけ細かく記載されている方が望ましいです。

作業内容ごとに金額が記載されている

屋根塗装の作業工程それぞれを正しく行っているなら、金額は相場に近いものになるはずです。見積もり金額が高過ぎても安過ぎても、適正な作業が行われているか疑問が生じます。

それぞれの工程が適正に行われるかを確認できるのは、工程ごとに単価と合計金額が記載されている見積もり書です。

塗料の名称と使用量が記載されている

どんな塗料を使用するかによって、塗装の効果は全く変わってきます。シリコン、フッ素などの塗料の種類だけでなく、商品名まで明記されているものが良い見積もり書といえます。

塗料の商品名まで記載されていれば、使用実績が多く信頼できるメーカーの商品を使用しているかどうかが確認できます。

さらに、塗料を何缶使用するか明記されていることも重要です。屋根面積に対して、塗料メーカーが規定とする適正な量の塗料を使用するかをチェックできるからです。

付帯部分の塗装についても記載されている

屋根を塗装するなら、「付帯部分」と言われる棟板や軒天井、雨樋なども塗装が必要です。

それぞれ適した塗料や塗装面積が異なりますので、見積もり書にもそれぞれの塗装面積と使用する塗料、金額が記載されているべきです。

屋根塗装の悪い見積もり書

以下のような見積もり書を出す業者が全て信頼できないわけではありませんが、やるべき作業が行われるかどうかを確認する必要があります。

  • 「一式〇円」「屋根塗装パック〇円」など、合計金額しか記載されていない
  • 補修費用の記載がない、もしくは不要な補修費用や不当に高い補修費用が計上されている
  • 作業内容の記載がない、もしくは大まかな項目しか記載されていない
  • 作業内容ごとの金額が記載されていない
  • 使用する塗料の名称や使用量が記載されていない
  • 付帯部分の塗装について記載がない

上記のような見積もり書を出された場合は、詳細の説明をしてもらうなど、納得できるまで確認しましょう。

屋根塗装の見積もりを取る際の注意点

屋根塗装の見積もりを取る際には、屋根塗装業者に見積もりを依頼する段階からいくつかの注意すべき点があります。

屋根塗装の見積もりを依頼する段階での注意点

訪問販売に注意

すべての訪問販売が悪いわけではありませんが、屋根や外壁の塗装で寄せられるクレームの多くが訪問販売業者によるものです。

国民生活センターには、住宅リフォームの訪問販売に関連する相談として、
「急かされて不要なリフォーム工事を契約してしまった」
「点検に来たという業者が『工事をしないと危険』というので契約をしてしまった」
などの相談が数多く寄せられています。

引用:独立行政法人国民生活センター

訪問販売の業者では施工しない方が無難です。

必ず相見積もりを取る

見積もりを複数比較すれば、安過ぎる見積もりや高過ぎる見積もりがわかります。

業者の規模が大きいからといって安心ではない

塗装業者の規模と施工品質は必ずしも比例しません。下請け業者に施工を丸投げしているケースでは、施工前の打ち合わせ内容が伝わらず、希望と異なる仕上げになってしまうケースもあります。

現地調査をきちんとしてもらう

屋根の塗装を行う前には、不具合が生じている箇所の補修が必要です。屋根に登って現状を確認しなければ、屋根材の割れや下地への影響などを見落とすことになります。

さらに、工事が始まってから補修工事の料金を請求され、結果として他社の見積もりより高額な工事になってしまうこともあるのです。

見積もり書が手元に届いたら

複数の見積もり書を見比べ、疑問を問い合わせる

総額だけでなく、屋根塗装に必要な工程が盛り込まれているか、それぞれの工程はいくらか、を整理してから比較します。

見積もり書のフォーマットは各社それぞれなので、見積もり書をそのまま見比べても分かりづらいです。一覧表を作りそれぞれの業者の工程ごとの費用を書き込むと、同じ条件で比較検討がしやすくなります。

見積もり書の中で疑問に思う点は、遠慮せずにどんどん業者に質問しましょう。問い合わせを嫌がったり、回答をごまかしたりするような塗装業者は信頼できないので、候補から外します。

大幅な値引きや「無料」「サービス」に注意

見積もりに大幅な値引きがある場合や、「無料」「サービス」という表現には注意が必要です。単価を割高に設定して「値引いてくれた」と見せかける仕掛けかもしれません。

適正に見積もっていれば値引きやサービスの余地はそれほどない」と念頭に置いて見積もり書を確認しましょう。

契約を急がせる業者は要注意

今日中!明日中!など、あまりに短期間のうちに結論を出すよう急かす業者は要注意です。疑問点や不安な点を問い合わせて納得できる回答をもらうまで、契約はしないでおきましょう。

3度塗りが明記されているか

屋根や外壁は、下塗りも含め3回以上塗装するのが基本です。塗装回数が記載されていない場合、下塗りや中塗りを省略されている可能性があります。
塗装工程ごとの見積もり書のチェックポイントは、次の章で詳しく紹介します。

保証内容や塗装後の不具合が発生した場合の対応も確認

塗装後に不具合が生じた場合の対応や保証期間などは、見積もり書に記載されていない場合があります。見積もり内容と同時に詳しく確認しましょう。

保証については、塗装業者が万が一倒産しても、施工のやり直しや補修費用の保証が受けられるタイプの保証がついていれば安心です。

以下のような保証に加入しているかどうかを確認してみましょう。

諸経費が高過ぎないか

諸経費とは、人件費や事務所代、広告宣伝費などの塗装業者の会社運営にかかる費用の一部を負担するものです。塗装工事に直接関係しない費用とはいえ、塗装業者の経営を成り立たせるためにやむを得ない経費でもあります。

一般的に諸経費は工事総額の5%前後とされています。それより高い諸経費が計上されている場合は注意が必要です。

屋根塗装見積もり書の各項目チェックポイント

この章では、屋根塗装の見積もり書でチェックすべきポイントを、屋根塗装の工程ごとにまとめました。

屋根面積が正しい数値で記載されているか

見積もりの根拠となる屋根塗装面積が正確でなければ、信頼できる見積もり書とはいえません。
屋根の塗装面積の概算は、「1階の延床面積×1.5」という計算式で割り出すことができます。
見積もり書が手元に届いたら、上記の計算式で算出した平米数と比較し、大幅に上回っていないか確認しましょう。

屋根に登って実測するなど、より正確に屋根面積を算出してくれる業者の方が信用できます。

以下の2つの画像は、2社の屋根塗装業者が同じ屋根を現地調査した上で出した見積もり書の抜粋です。サンプルAの見積もり書は屋根に登って実測した業者のもので、10平米も屋根面積が違ってきます。

高圧洗浄や下塗りなど、全ての工程で施工費用が変わってくるため、総額では大きな差となってしまいます。

正確な屋根面積で計算する業者の見積もりは、金額面だけでなく業者の姿勢も信頼できるといえるでしょう。

サンプルA

サンプルB

足場・養生

1平米あたり、足場代は600~1,000円、養生シート代は200円前後が相場です。

足場面積は、「家の外周×家の高さ」で算出できます。ただし足場は、50cmほど離して設置するため、家の横幅には1m(左右で)、家の高さには50cm足した数値で計算をします。

足場面積が概算よりも広い場合や、単価が相場より高過ぎたり安過ぎたりする場合には理由を確認しましょう。

高圧洗浄

高圧洗浄の相場は100~300円(1平米あたり)です。専用の薬剤を使用するバイオ洗浄でも300円(1平米あたり)前後が相場となります。

高圧洗浄時の圧力が見積もり書に記載されていない場合は確認しましょう。圧力が低く洗浄力で劣る家庭用の高圧洗浄機を使用するおそれがあるからです。

ケレン

トタン屋根やガルバリウム屋根、棟板などの金属部分、軒天などの木材部分、雨樋などのプラスチック部分の塗装には、「ケレン」という下地調整作業があります。

ケレンとは、塗装面のサビや古い塗膜を取り除いたり、塗装面に細かな傷をつけて塗料の付着性を高めたりする作業です。

ケレンを行わないと、新しい塗膜が早期に剥がれる恐れがあります。とくに、トタン屋根やガルバリウム屋根ではケレン作業が必須となるため、見積もり書に記載がない場合は必ず問い合わせましょう。

ケレン作業は、作業内容によって費用相場が変わってきます。
※以下は1平米当たりの金額です

  • 表面に紙ヤスリで細かな傷をつける4種ケレン:300~400円
  • 剥がれかけた塗膜を除去する3種ケレン:600~1,000円

ケレン作業の金額だけでなく、どんなケレン作業を行う予定かも確認しましょう。

補修

塗装以外の補修が必要な場合もあります。見積もり書に補修費用が含まれていない場合、後から追加工事の費用を請求される場合があります。

一方で、不要な修理工事の費用が見積もりに計上されているケースもあります。屋根の現状を屋根に登って確認した上での見積もりか、本当に必要な補修かどうかを確認しましょう。

塗装

塗装工事で最も重要な工程です。以下の事項が明記されているかどうかで見積もり書の善し悪しが分かれます。

  • 塗りの回数(3回塗りかそれ以上)
  • 塗料のメーカーや商品名
  • 使用する塗料の缶数

規定量の塗料を塗らなければ塗料が持つ性能は発揮されないため、塗料の使用量には注意を払いましょう。

縁切り、もしくはタスペーサーの費用が計上されているか

屋根材の下に入り込んだ雨水を排出させるすき間を確保するため、屋根の塗装が終わったら「縁切り」という作業を行います。
縁切りをしないと屋根材の下に入った雨水が排出されず、雨漏りの原因となるため、屋根塗装の重要な作業です。

現在では縁切りよりも「タスペーサー」という部品を屋根材の隙間に挿入し、雨水を排出させる方法が主流です。

【タスペーサー】

※引用:むさし

見積もりにタスペーサーの費用が計上されているか確認しましょう。

タスペーサーの費用が計上されていない場合には、縁切りを確実に実施するかチェックする必要があります。縁切りには以下の問題があることも念頭に置いておきましょう。

  • カッターやスクレイパーなど鋭利な用具を使用するので、屋根に傷をつけるおそれがある
  • 建坪30坪程度の平均的な大きさの住宅の屋根でも、職人2人が1日かけて行う作業となり、工期が延びる場合がある
  • 作業費や人件費が別途請求される場合がある(3~6万円)。

まとめ

よい屋根塗装業者に依頼するためには、相見積もりを取って見積もり書を比較検討することです。見積もりを比較検討するために、記載されているべき項目や見積もり書をチェックするポイントを紹介しました。

良い見積もり書を提出する業者は、工事の施工でも手抜きをせず、信頼できるといえます。
見積もり書を正しく比較し、本当によい屋根塗装業者を選んでください。

いえふくいえふくでは、お客様が内容を比較検討しやすく正確な見積もり書の提出に努めています。屋根塗装を検討されている方はぜひご相談下さい。
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