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施工事例

落ち着いた大人の雰囲気に生まれ変わりました(神奈川県南足柄市)

はじめに

歳を重ねるごとに人の好みは変化します。
以前着ていた服や好きだった食べ物を思い浮かべると、好みが変わったのを実感できるでしょう。
ライフスタイルが変わるにつれて、好む家の雰囲気も変化します。
新築時はおしゃれさやかわいらしさを好んでいたのに、少しずつ落ち着いた雰囲気や飽きのこないタイプの住まいを求めるようになる人も多いものです。
そうは言っても、費用の面などから考えると、簡単に家を建て替えるわけにはいきませんよね。
そこでおすすめなのが、「外壁塗装」です。
外壁塗装の目的は、家の耐久性を高めるだけではありません。
外壁の色を塗り替えることで、家の雰囲気を劇的に変えられます。
一生の住まいとなる家に愛着持って住み続けるためにも、外壁塗装は非常に効果的です。
今回ご依頼いただいたT様邸も、外壁塗装により家のイメージチェンジに成功しました。
施工主様のご希望に寄り添いながら塗装を行った、今回の施工事例を詳しく見ていきましょう。

Before

外壁の上部はベージュ、下部はレンガ調のサイディング材を使ったT様邸です。
外壁に汚れやひどい劣化は見られませんが、サイディングボードの継ぎ目が目立つようになりました。
継ぎ目にあるコーキングの劣化が原因です。

家を見る角度や日光の辺り具合が変わると、サイディングボードの継ぎ目がよくわかります。
特にレンガ調のサイディング材にある継ぎ目が目立ちます。
新築時はナチュラルでかわいらしい家を好んでいたT様ですが、ライフスタイルの変化や近隣の和風住宅を見て、落ち着いた雰囲気の家を好むようになりました。

After

白とブラウンの色の対比が美しい家に生まれ変わりました。
落ち着いた大人の雰囲気に変わった住まいに、T様も大変満足されていました。

別の角度から家を見ても、サイディング材の継ぎ目は目立ちません。


施工手順

T様邸がどのように生まれ変わったのか、詳しく見ていきましょう。

足場設置

始めに家の形に沿って足場を設置します。
足場の設置や撤去には費用も労力もかかりますが、高所での作業が必要な外壁塗装には欠かせない工程です。
足場の組み方が悪いと、足場が崩れて家を傷めたり、思わぬ事故が起きたりする危険性もあります。
安全で効率的に作業を進めるためも、設置の際は気が抜けません。
足場を組んだら、塗料や塗料の匂いが周囲へ飛び散らないように飛散防止シートも設置します。

高圧洗浄

紫外線や雨風など過酷な状況から家を守り続ける外壁には、空気中のホコリやチリが付着します。
次は高圧洗浄機を使って、これらの汚れを洗い流す作業です。
洗浄で汚れがしっかり落ちた外壁には、これから塗る塗料がぴったりと密着するため、塗膜が剥がれにくくきれいに仕上がります。
T様邸のようなサイディング外壁には凹凸があるため、丁寧に洗浄をします。

養生作業

塗装時は周りへ塗料が飛び散ることがあります。
塗装面以外に塗料が付くのを防ぐために、ビニールやテープで覆う作業を「養生作業」といいます。
車やエアコンの室外機、植木などを養生しますが、他にも玄関ドアやサッシなど塗装面と塗装面以外の境目も養生します。
境目となる養生はまっすぐに行わないと仕上がりが美しくなりません。
次のコーキングの過程で養生の大切さを実感できます。

コ-キング

サイディングボードとサイディングボードの間には継ぎ目ができるため、コーキングにより隙間を埋めています。
このコーキングは時が経つにつれて劣化し、収縮したりひび割れたりするため、定期的な補修が必要です。
まずは古いコーキング材を撤去します。
美しい仕上がりには不可欠な、マスキングテープを使ったまっすぐな養生も確認してください。

コーキング材をより壁に密着させるために、プライマーと呼ばれる下地材を塗ります。
次にコーキング材を注入し、壁に押し込むようにヘラで均一にならします。
ヘラの力の加減により、コーキングの精度が変わります。
ヘラの使い方も職人の腕が問われる難しい工程です。

コーキングが乾く前に養生していたテープを剥がして完了です。
外壁に施されたまっすぐなコーキングが確認できます。
丁寧に養生することの大切さがわかりますね。

下塗り

いよいよ外壁の塗装です。
外壁塗装は3度塗りが基本です。
始めは下塗りからスタートします。
T様邸の下塗りは透明な色の塗料を使いました。
下塗りには、これから塗る塗料と壁との密着性を高める役割があります。

中塗り

続いて「中塗り」です。
中塗りと次の上塗りでは、同じ塗料を用います。
仕上げとなる塗装を2度重ねることで、ムラや塗り残しのない仕上がりになるのです。
中塗りと上塗りは、壁の上部と下部で色を変えて塗っていきます。
まずは色の薄い上部からローラーを使って塗ります。

続いて壁の下部をブラウンで塗ります。
サイディングの溝や付帯部分との境目に塗り残しがないように、丁寧に塗ります。

上塗り

仕上げの「上塗り」です。
壁の上部から塗ります。
丁寧に3度重ね塗りをしたことで、塗膜には厚みができ、耐久性も高まりました。

続いて下部の上塗りです。
細かい部分は刷毛を使って塗ります。
刷毛はローラーで塗るよりも均一に塗るのが難しく、技術が必要です。
仕上げの上塗りで塗りムラができると、丁寧に重ね塗りをしてきた努力が水の泡です。
慎重に仕上げていきます。

仕上がり

壁の上部はベージュからホワイトに塗り直しました。
ホワイトは明るく新築のような輝きを放つ色です。
サイディングボードの凹凸に塗り残しはありません。

壁の下部はブラウンで塗り直しました。
艶やかな外壁に変身し、高級感も出ています。


付帯部分の塗装

外壁塗装をする際は、破風板や雨どいなどの付帯部分も一緒に塗装しましょう。
足場を設置する機会が一度で済むため、トータルコストも抑えられます。
今後のメンテナンスの時期もそろいますよ。

軒天

真上を見上げつつ手を上げたままの作業が続く軒天は、塗りにくい箇所のひとつです。
しかし、軒天が明るくなると、室内への反射光も明るくなります。
よりT様に快適に住んでもらうためにも、気持ちを込めて丁寧に作業を進めます。

ベランダ

日光や雨水の影響を受け続けるベランダも、劣化しやすい場所です。
T様邸のベランダに劣化はまだ起きていないため、今回は防水性を高めるための塗装を行いました。

破風板・雨どい・水切り

雨どいや破風板には色あせが起きていました。
塗装により耐久性を高めます。

色あせていた水切りにもツヤが戻りました。


まとめ

壁を違う色に塗り替えることで家のイメージを大きく変えられるのも、外壁塗装の魅力のひとつです。
今回ご依頼いただいたT様とは、希望される家の色や雰囲気について綿密に相談し、要望を細かく聴いた上で塗装する色を決定しました。
T様は好みの色に変わった住まいを大変喜んでくださり、私たちもとてもうれしく思います。
これからも愛着を持って大切に住まわれることでしょう。
いえふくでは、お客様のライフスタイルに合わせた色選びの提案も致します。
外壁塗装で家の雰囲気を変えたい場合は、どうぞ遠慮なくご相談ください。