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施工事例

築年数が経過したトタンとサイディング外壁が塗装できれいに!(神奈川県大和市)

はじめに

こちらで紹介するのは、築27年になるU様邸の外壁塗装の様子です。

U様邸は、27年前にトタン外壁で建てられた住宅。14年前の増築時、増築部分にはサイディング外壁を選ばれ、同時にトタン部分の塗装もされたそうです。

U様はこの度トタン部分のサビが気になられたようで、トタン部分とサイディング部分の塗装をされました。

トタンは、銅板をサビにくくするために亜鉛でメッキしたもので、1970年中ごろから外壁材として普及した建材で、トタンの寿命は15年から20年と言われています。

U様邸のトタンは築年数が経過していることから、「うちで塗装するよりも、(家の建て替え工事が可能な会社さんに)建て替えてもらう方がよいかもしれない」とお話ししました。
しかし、U様が「あと10年くらい住めれば良いと考えているので、わざわざ建て替えなくていい」とのことでしたので、今回は塗装でメンテナンスしました。

サイディング外壁は、「サイディングボード」とよばれる、板状になった外壁材を つなぎ合わせてできた外壁です。

近年では、デザインの豊富さとコストパフォーマンス面から、サイディングは人気の外壁建材となっています。

ここからは、サイディング外壁とトタン外壁の塗装の様子の紹介です。

Before

こちらが、サイディング部分の塗装前の様子です。模様の溝や表面に汚れやコケが見えますね。

こちらは、トタン部分の塗装前です。
全体的に薄汚れた感じがしますね。塗装がはがれ全体的にサビているのがお分かりいただけます。

After

こちらが塗装後のサイディング部分。
全体的にあった汚れやコケもなくなり、きれいな外壁に生まれ変わりました。

こちらが塗装後のトタン部分。
サビが目立っていたトタン部分でしたが、まっ白な明るい外壁になりましたね!

ここからは、U様邸の外壁塗装の様子を、工程手順と一緒に見ていきましょう。


施工手順

足場設置

塗装現場では、最初に足場の設置をします。

外壁塗装は高所での作業が伴うため、作業員が安全に施工作業できるよう、鉄のパイプや板を使って足場を設置するのです。

住宅の周りに足場ができたら、塗料の飛び散りを防止するため、足場の周りをさらにメッシュシートで囲みます。

高圧洗浄

足場の設置が終わったら、外壁の汚れを落とします。
こちらの画像は、高圧洗浄機を使って汚れを落としている様子。

作業員が使用している洗浄機は、業務用で水圧の強い洗浄機。外壁についた細かい部分の汚れもきれいに落とすことが可能です。

画像奥の部分、汚れが落ちてきれいになっているのがわかりますね。

養生作業

外壁の汚れがきれいになったら、外壁の塗装する場所以外の所に塗料が付かないよう、保護する作業をします。

保護する作業のことを「養生」するといい、マスキングテープやシートなどを使って、塗装面以外の場所を覆っていきます。

養生する場所は、トイや雨戸・窓やインターフォンなど、壁面以外の場所全てです。

コ-キング

サイディング外壁には、サイディングボードをつなげたところにできる目地の部分にコーキングが施工してあります。

こちらの画像は、U様邸のコーキング部分です。ずいぶん傷んでいる様子が見受けられますね。

コーキングの耐用年数は一般的に5年から10年くらいといわれています。このたびの外壁塗装のタイミングで、コーキングの補修もさせて頂きました。

コーキングの補修は、古くなった既存のコーキングを全てはがします。

既存のコーキングを全てはがしたら、こちらの画像のように、コーキングの下地となる「コーキングプライマー」を塗布します。

コーキングプライマーには、コーキング剤を目地に定着させる役割があります。

コーキングプライマーが乾燥したら、コーキング剤を充填して、表面をならし、乾燥すればコーキングの補修作業は完了です。

下塗り

ここからは、外壁の塗装です。外壁の塗装は、「下塗り・中塗り・上塗り」と3回の重ね塗りで仕上げていきます。

こちらはサイディング部分の下塗りをしている様子です。
下塗りの役割は、中塗りや上塗りの塗料を壁面に定着させることです。

サイディング外壁に使用する下塗り塗料は、透明のものと白色のものとがあり、今回U様邸では白色の下塗り塗料を使用しました。

こちらは、トタン部分の下塗りをしている途中の様子です。

トタン部分は、トタンの性質上サビが発生している恐れもあるため、下塗りの前に「ケレン」というサビ落としの作業をします。
ケレンについては後ほど詳しく説明いたしますので、こちらでは割愛。

ケレンのあと、トタン部分の下塗りには、サビ止め入りの下塗り塗料を使用します。
サビ止め入りの下塗りを使用することで、トタン部分のサビが発生しにくくする効果が期待できるのです。

中塗り

下塗りの塗料が完全に乾いてから、中塗りの塗装です。
中塗りと上塗りの塗料の色は、U様が選んだ色を使用します。

こちらは2回目の塗装にあたる中塗りをしている様子です。

ローラーを使い、ていねいに塗っていきます。
サイディングの細かい模様のすみずみまで塗料が入っているのがわかりますね。

こちらはトタン部分の中塗りをしている様子です。

前の工程で塗った下塗り塗料が完全に乾いてから、次の工程の塗料を塗っています。こうすることで、塗料どうしが混ざることを防止します。

上塗り

中塗りの塗料が完全に乾くのを待って、仕上げになる3回目の塗装である上塗りです。

こちらは、サイディング部分の上塗りをしている様子です。

こちらは、トタン部分の上塗りをしている様子です。
トタン部分も、重ね塗りをしています。

塗料を重ね塗りするのは、塗料メーカーからの指示でもあります。重ね塗りをすることで、塗料でつくられる「塗膜」とよばれる膜を十分な厚みにすることができるのです。

塗膜は、太陽からの紫外線や雨などの刺激、汚れなどから外壁を守るために大切なものです。

塗膜が適正な厚さになるよう、メーカーの指定を守って塗装しております。

仕上がり

U様邸の外壁塗装が完成した様子です。

塗装前は薄汚れた感じだった外壁でしたが、塗装によって汚れのないきれいな外壁に生まれ変わりました!

モルタル部分とトタン部分を同じ色で塗装したことで、統一感のある外観になりましたね。


付帯部分塗装

外壁塗装では、外壁に付帯する部分も同時に塗装するのが一般的です。
付帯する部分のことを「付帯部分」といい、雨戸や霜よけ、破風、トイなどの場所があります。

U様邸でも付帯部分を塗装しましたので、こちらでは付帯部分の中から一部ですが施工の様子をご覧いただきます。

雨戸

こちらは、雨戸の「ケレン」をしている様子です。

ケレンは、鉄の部分に発生しているサビを落とすと同時に、表面に微細な傷をつけながら磨いていく作業です。微細な傷をつけることで、塗料が表面に定着しやすくする効果があります。

雨戸は、羽の一枚一枚にペーパーを使いていねいに作業しました。

こちらは、下塗りをしている様子です。
下塗りには、サビ止め入りの専用の塗料を使用しています。

塗り残しのないように、ローラーを使いながら羽を一本ずつ塗っている様子がお分かりいただけますね。

シャッターボックス

こちらは、シャッターボックスを下塗りしている様子です。

ケレンでシャッターボックスを磨いたあと、サビ止め入りの下塗りをぬっています。
金属部分には、サビ止めの入った専用の下塗り塗料を使用することで、金属部分の劣化を遅らせることが可能になるのです。

上塗りをして、シャッターボックスもきれいになりました。

霧除け

霜よけ部分は、塗装もはがれてサビがかなり目立っています。

塗装前の状態はサビが広がっておりましたが、こちらの画像のように下塗りの段階できれいな表面ですね。

この後、中塗り・上塗りで仕上げていきます。

破風・とい

こちらは、破風の部分の中塗りをしている様子です。

こちらは、破風の上塗りをしている様子です。

付帯部分の塗装においても、下塗り・中塗り・上塗りと塗装を重ねて、十分な厚さの塗膜が形成されます

破風と横樋の塗装が完了しました。


まとめ

こちらでは、トタン外壁とサイディング外壁の塗装の様子をご覧いただきました。

経過年数のある住宅でしたが、塗装によってきれいな住宅に!

いえふくは、ただ塗装工事を施工するだけでなく、住宅の状態に応じたメンテナンスをアドバイスさせていただくことが可能です。
自宅の外壁で何かお悩みの方は、ぜひお気軽にいえふくまでご相談ください。