外壁塗装を一生懸命やる会社いえふく外壁塗装を一生懸命やる会社いえふく

施工事例

白い装いで艶やかさを取り戻しました(神奈川県三浦市)

はじめに

「色の白いは七難隠す」とは古いことわざです。
今ではほとんど使われなくなりました。
人肌には、人種の違いによってさまざまな肌色があり、それぞれが魅力的だからです。
白人だから美人であるとかハンサムだとかは限りません。
そのことわざ、もともとは仏教用語で、単純なイメージから白が様々な苦難や災難から守られるという迷信を意味しているようです。
それが特に女性の場合には、色の白い方が、清潔さや清純さ、潔癖さや純真さ、明るさや若さなどの印象を与えて、好感度が高まるものとなっているようです。

例えば結婚式などで、純白のドレスや白無垢の花嫁衣装を身に着けた場合、確かに色白のほうが映えて有利と言えるかもしれません。
反意で考えるなら、色の白い方が、多少の性格の悪さや、容姿の不完全さ、また好ましくない生い立ちでさえ、カバーしてくれる印象となるのかもしれません。
つまり、七難を隠してくれるわけです。
さて、その事が家の場合にも当てはまるかもしれません。
今回は、特に白の外壁にこだわりがある君津市の、W様邸の外壁塗装を見てまいりましょう。

Before

白い肌の外壁を持つW様邸です。
建てられてから十数年経ちましたが、そんなには見えません。
理由は白い外壁だからです。家に限らずよく言われることとして、白は汚れが目立つということですが、必ずしもそうとは限りません。

例えばそれが洋服などの繊維物であれば、確かに経年で黄ばんだりシミが目立だったりしますが、それが白いボディの車や鉱物製の建物外壁などであれば、洗車機や自然の雨風などで洗われ、直後は、日差しを受けてピカピカと輝き、美しさを取り戻す場合があります。

このW様邸の場合も、そのような意味においては、それほど汚れては見えません。
まさに、外壁の色の白いことが清潔さや明るさの印象で、七難を隠しているのでしょう。
ただ、さすがに塗装して間もない頃の艶は無くしているように思えます。

After

外壁塗装が行われた直後のW様邸です。
なんという白の鮮やかさ、明るさ、清潔感でしょう。
元の色艶を取り戻し、白亜に輝いています。

塗る前は経年劣化による多少の欠点も見られましたが、今はそれさえ「隠され」て、文字通りの完璧さを取り戻しました。
つまり隠す必要が無くなったということです。

現在では外壁の塗料も、塗料メーカの飛躍的な研究結果によって、その性能や精度がますます高まり、耐候性や耐久性も進化の一途をたどっています。
外壁のガードが飛躍的に向上しつつあり、ますます「七難を隠し」てくれる状況となっています。
では、その塗り替えの現場に立ち会ってまいりましょう。

施行手順

足場設置

足場が設置され、その周囲に養生ネットが敷設されました。
足場はもちろん職人が良い仕事をするためであり、その身の安全をも守るものとなっています。

また養生ネットは、作業中の迷惑が近所に及ばないことや施主様のプライベートを守るものともなり、そうしたいくつかの意味で、心置きなく工事に傾注できるものとなっているのです。

高圧洗浄

外壁には長い間、外気にさらされ続けた結果の汚れやシミ、コケやカビなどの付着が見られます。
新しく塗装するためには、そうしたすべての汚れを落とさなければ、無意味となってしまいます。汚れの幾分かは日々の雨風で自然洗浄となっていますが、頑固な汚れはそうはいきません。

そこで高圧洗浄機による洗浄作業が必要となってきます。
その高圧噴射によってすっかりきれいになった全体を見て、W様様から、「おう!すっかりきれいになったじゃないか、塗る必要がないかもね」などとのジョークさえ飛び出すほどの、きれいさとなりました。
確かに白色は塗る前から七難を隠すのです。

養生作業

外壁塗装では、どれだけ気をつけていても、予期せぬところに塗料が飛び散ってしまうことがあります。
一度ついてしまった塗料を拭き取るのは大変です。
そこで重要になってくるのが、養生作業です。
塗装しない場所や別の塗料を使用する場所を、ビニールやマスキングテープで覆い、保護します。

コーキング

外壁は、経年によりひび割れが入ったり、コーキングが古くなったり、パテが割れたりするので、塗装の前にそれらを修理する必要があります。
それを下地調整といいます。
いくらきれいに塗装されても、それらが直されていないと意味がありません。

その後の雨水などの侵入によって、壁が余計に傷んでしまうからです。
いえふくでは特にその点に細心の注意をはらっています。
塗装の実質を大切にしているのです。そういえば日本史の美談には、こんな逸話が残っています。

出雲国の豪族・尼子氏に仕えていた山中鹿之助という忠義の武士は、お家の大事に面して、美しい月に向い、「神よ、我に七難八苦を与えたまえ」と祈ったとか。
いえふくの職人たちは、それほどまでいかなくとも、同じような心意気で仕事に打ち込んでいます。

外壁塗装の基本

外壁塗装は3回塗ります。
最初は「下塗り」、次は「中塗り」、そして仕上げの「上塗り」です。

必ずそれぞれの塗装がよく乾いてから、それを繰り返します。そうすることによって三重の塗膜ができることになり、耐候性、耐久性、防水性、外観美などが高まります。
ところが業者によっては、その3回塗りを怠たり、もしくは前段階の塗装が乾き切らないうちに、次の塗装をやってしまうという横着な業者もいるようです。
3回塗りは、お客様が塗装業者を選定する時の、大切な必須条件、そして選定基準となっています。

下塗り

まずは「下塗り」です。
きれいに洗浄された壁面に、シーラ―とかプライマーと称される塗装が施されます。
非常に粘着性のある下地材で、その次に塗られるペンキをより密着させる働きをします。

街中を歩いていると、たまに薄皮が剥がれたように、残酷にも塗装膜の垂れ下がった外壁を見ることがありますが、そうした事態を未然に防止するためにも、しっかりとした粘着塗装が必要です。

中塗り

次に行われるのが、「中塗り」です。
中塗りは、基本的には仕上げ塗装の塗料となりますが、3回塗りの場合は、あくまでも下塗りと、この次に塗られる「上塗り」の間の、真ん中的な塗装となります。
つまり下塗りと上塗りのつなぎとなって、外壁を守るのです。

上塗り

最後の塗装を「上塗り」と呼んでいます。
やはり前段階の「中塗り」がしっかりと乾いたことを見届けてから行われます。
確実な三重の塗膜を形成させるためです。
愚かにも、それぞれが乾き切らないのに行うその塗装を、一般に恥の上塗りとも呼んでいます。
重ね着はとても大切です。

皆さんは、下着の上にいきなりダウンジャケットを羽織った経験をお持ちでしょうか。
その無精さは必ず保温性に失敗し風邪を引いてしまいます。
密着性に欠けるからです。
それよりも、下着の上にはちゃんとシャツを着て、その上にはセータなども着て、そしてジャケットなどを羽織るほうが、しっかりとした保温性を保ちます。
密着性が高まるからです。

つまり真面目な着衣のその心構えが、精神的にも寒さに対する対抗力や抵抗力を増し加えるからです。
外壁も真面目な重ね着、3度塗りで、過酷な季節の変化から、また刺激的な紫外線から、そして容赦のない雨風から、家がしっかりと守られる結果となります。

仕上がり

塗り替えた色もやはり七難を隠す、白でした。

付帯部分の塗装

外壁塗装の仕上げは、付帯部分の雨樋や霜除け、雨戸などにも施されます。
それらは金属板やまた塩ビ製の素材でできていますが、それらも劣化から守られなければなりませんし、また外壁と共に美観を保つためにも必要なこととなっています。
それには「さび止め」などの下地処理も含まれます。

金属の仕上げ塗料にはだいたいさび止め塗料が含まれていますが、それでもいえふくではそれに甘んずることなく、別工程としてのさび止め工事を行なっています。
とても丁寧でよい仕事をしているのです。

まとめ

外壁が白の場合、ビフォーとアフターの違いが明確ではないかもしれません。
塗装前に施主様が、これでよいかもしれないとの冗談を飛ばされたように、建物の白は常に、七難を隠してしまうようです。
意外に黒い色あるいは濃い色の外壁の方が、かえって汚れや褪色が目立つ傾向となっています。

白は紫外線による褪色性が目立たないことが顕著なのかもしれません。
ただそれでも年月を隔てると、どんな色にしてもある程度の艶やかさが失われることは確かなようです。

今、新たな白い装いで艶やかさを取り戻したW様邸。その外壁の、嫁ぐウエディング姿に隠された花嫁の、きめ細やかで潤いに満ちたその素肌のような、白い衣装よりも、なお白くさせているその透き通るような肌艶こそが、今あたかも七難を秘めて前途の苦難を乗り越えようと覚悟している花嫁の心意気でもあるかのように、凛とした光を放ちながら、このW様邸を美しく輝かせています。