外壁塗装を一生懸命やる会社いえふく外壁塗装を一生懸命やる会社いえふく

お電話でのお問合せ9:00~18:00

0120-900-971

施工事例

黒ずみ汚れのある外壁を2色で塗装!屋根は重ね葺き施工した事例(千葉県船橋市)

はじめに

この記事で紹介するのは、T様邸の施工事例です。T様邸は新築時から14年ほどが経過するご住宅。

外壁には「サイディングボード」(外壁の表面に貼りつけて用いる板状の外壁材)、屋根には「スレート」(セメントと繊維質を主原料とする板状の屋根材)と呼ばれる素材が使用されていました。

サイディングボードもスレートも、低コストかつデザイン性がおしゃれなどのメリットが多いことから、近年の新築住宅ではよく用いられる素材です。

T様邸では、外壁塗装と屋根の重ね葺き 施工を行いました。

重ね葺きとは、古い屋根の上に新しい屋根用建材を重ねて固定する工事です。

外壁や屋根の塗装メンテナンスをお考えの方にとって、参考にしやすい施工事例となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

Before

施工前のT様邸の様子がこちらです。クリーム×ブラックのモダンなデザインがおしゃれですが、外壁全体が経年劣化で黒ずんでおり、せっかくの美しさが半減しています。

また、軒天(屋根の壁より外側にせり出している部分の裏側)などの付帯部分(雨戸や雨どいなど、外壁に付帯する部分)にも黒ずみ汚れが見られ、T様邸は全体的に劣化している印象でした。

T様も今回の施工をご決断された理由について、「外壁の汚れやひび割れが気になってきたから」とお話しになっておりました。

After

外壁塗装の施工が完了したT様邸の様子がこちらです。施工前には黒ずみ汚れが目立っていたクリーム色の外壁が、一面ピカピカに生まれ変わりました。

清潔感を取り戻した我が家の外壁をご覧になり、T様も満足そうな表情を浮かべていらっしゃいました。

施工前にはブラックの色をしていた部分は、赤みがかったベージュ色の塗料で塗装を行いました。

T様は今回の外壁塗装を機に「マイホームのイメチェンをしたい」と希望されており、ご家族とたくさん話し合ってこの色に決めたそうです。


施工手順

ここからは、T様邸の外壁が美しさを取り戻していく様子を、施工の流れに沿って解説していきます。

足場設置

外壁塗装のはじめの工程ではまずは足場の設置を行います。足場とは、職人が洗浄や塗装などの各種作業をする際の作業スペースになる存在です。

高い場所での作業がともなう外壁塗装の工事では、足場がなければ一向に施工ができません。

いえふくでは、すべての塗装現場において足場を組み立てるように徹底しております。

高圧洗浄

足場の設置作業が完了すると、次は「高圧洗浄」と呼ばれる工程に移ります。

高圧洗浄とは、業務用の高圧洗浄機を使用して、外壁に付着している汚れや砂ぼこりを洗い流す作業のこと。

塗装作業の前に高圧洗浄をしておくことで、外壁のコンディションを塗膜(塗装された塗料が乾燥し固まって膜状になったもの)が密着しやすい状態に整えられます。

塗装前のこの作業は、外壁塗装の施工品質を分けるほど重要なので、いえふくでは細かい部分まで徹底的な高圧洗浄を行っております。

養生作業

高圧洗浄が完了すると、次は「養生」と呼ばれる作業を行います。

養生とは、窓ガラスや玄関ドアなど塗料が付着しては困る部分を養生シートで覆い、汚れないよう保護する作業です。

施主様の大切な住宅を汚さないように、住宅各部以外にもカーポートや車など塗料が飛ぶ恐れがある部分はすべて養生を行います。

コ-キング

養生作業が完了すると、次は外壁に発生しているひび割れの補修を行います。
T様邸では、経年劣化などの影響で一部のサイディングボードにひび割れが生じておりました。

ひび割れの補修には「コーキング」と呼ばれる補修剤を使用します。上の画像は、コーキングを使って外壁のひび割れを埋めた後の様子です。

コーキングとは樹脂を主原料とし、乾燥して固まるとゴム状になる建築剤。防水機能があるのでひび割れを埋めるのに適しています。

下塗り

コーキング補修までの下地処理が完了すると、ここからはようやく本題の塗装工程へと移ります。

外壁塗装では「下塗り・中塗り・上塗り」の3度塗りをするのが基本です。まずは1回目の下塗りを行います。

上の画像は、下塗りで使用する「エコカチオンシーラー」と呼ばれる塗料製品です。

関西ペイントが販売する上塗り塗料「コスモシリコン」に適合する下塗り塗料であり、サイディング外壁の他にモルタル外壁やコンクリートなどさまざまな外壁に使用できます。

外壁の下塗りを行っている様子がこちらです。
職人がローラーを使って手作業で下塗り塗料を塗っているのが確認できます。

中塗り

下塗りが完了すると、次は2度目の塗装作業である中塗りを行います。中塗りと上塗りで使用する塗料はひとまとめに「上塗り塗料」と呼ばれています。

T様邸の外壁塗装に使用する上塗り塗料がこちら。

関西ペイントが販売する「コスモシリコン」と呼ばれるシリコン系の塗料です。
価格と耐用年数のバランスがよいことから、外壁塗装ではポピュラーな塗料製品です。

T様邸の外壁に中塗りを行っている様子がこちらです。下塗りの時と同様にローラーを使って手作業で塗装を行います。

同時に、赤みがかったベージュに塗る部分も、中塗りを進めていきます。

上塗り

中塗りで塗った塗料が十分に乾燥したら、次は3度目の塗装作業である上塗りを行います。

外壁塗装では乾燥の時間が非常に重要です。塗料が乾き切る前に次の重ね塗りをすると塗膜の品質が悪くなる恐れがあります。

塗膜の品質が悪くなると、塗膜にひび割れが生じるなどのトラブルが発生しやすくなります。

こちらの外壁も上塗りを行っています。

職人は塗膜が均一な厚みに仕上がるよう、塗装をする厚みにもこだわった施工を徹底しております。

仕上がり

外壁塗装が完了すると、このような仕上がりになりました。

クリーム色と赤みがかったベージュの相性はバッチリで、施工前とは雰囲気が変わり、温かみのあるおしゃれな住宅へと変身しましたね。


屋根の重ね葺き

続いて、T様邸の屋根の施工の様子を解説します。

T様邸はもともとスレート屋根でしたが、ガルバリウム鋼板(アルミニウムと亜鉛を主原料とする金属製の屋根材) への重ね葺き工事を行わせていただきました。

当初T様は屋根塗装での施工を希望されていました。

しかし、T様邸の屋根に使用されているスレートは不具合が起きやすい種類だったことから、塗装よりも重ね葺きの方が適している旨をお話し、重ね葺きを提案いたしました。
2000年代のはじめに出回っていた一部のスレート材は、現在ではひび割れなどの不具合が生じやすいと判明しています。

塗装と重ね葺きそれぞれのメリット・デメリットを詳しく理解された上で、T様は重ね葺きの方をお選びになった次第です。

屋根の重ね葺き工事を進めています。

まずは棟板金(板のかたちの金属部分)を撤去し、屋根全体に「ルーフィング」を敷き詰めていきます。

ルーフィングとは屋根などの下地に使われる防水シートのことで、雨漏りを防ぐためにはすき間なくていねいに設置するのが重要です。

ルーフィングの設置が完了し、このような状態になりました。
雨漏りが発生しやすい棟の付近も、雨漏りが起きないようルーフィングを重ねて設置しています。

ルーフィングの設置が終わると、1枚ずつガルバリウムの屋根材を固定していき、重ね葺き工事が完了しました。

耐久力の高いガルバリウム屋根に生まれ変わったことで、T様はこの先も安心して生活できるとお喜びになっていました。


付帯部分塗装

外壁塗装の際には、外壁以外にも「付帯部分」と呼ばれる箇所もまとめて塗装を行うことが大半です。付帯部分の代表例としては、雨どいや雨戸が挙げられます。

付帯部分塗装は必須ではありませんが、いずれは必要になるものですし、付帯部分塗装のためだけに足場を組むのは現実的ではないため、ほとんどの方が外壁塗装とまとめて実施します。

こちらはT様邸の雨どいを塗装している様子です。

雨どいのようにカーブを描いている部分であっても、いえふくの熟練した職人は、ローラーを使って高品質な塗装ができます。

雨どい塗装で使用した塗料製品がこちら。「セラMレタン」と呼ばれる関西ペイントが製造する塗料製品です。

防カビ性や防藻性があるため、雨どいへのコケや藻の発生を抑制できます。


まとめ

この記事では、サイディング外壁を塗装して、スレート屋根をガルバリウム屋根に重ね葺きしたT様邸の施工事例を紹介しました。

施工前には黒ずみ汚れが目立っていたT様邸の外壁がピカピカに生まれ変わり、屋根が重ね葺きで一新される様子を確認できましたね。

いえふくは、施主様のご要望や住宅の状況に合わせて、最適な施工プランを提案いたします。

外壁の汚れやひび割れ、屋根の劣化などでお困りの方は、ぜひいえふくまでご相談くださいませ。