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施工事例

モルタル外壁をシリコン塗料で塗装工事!美しさを維持した事例

はじめに

この記事で紹介するのは、Y様邸の外壁塗装の施工事例です。

Y様邸は、前回の外壁塗装から12年ほどが経過するご住宅。

住宅の汚れが目立ち始めたことから、この度の外壁塗装をご検討されたそう。

Y様邸では、1980年頃まで外壁材として主流だったモルタル(セメント・砂・水を練ったもの)が外壁に使用されています。

同じようにモルタル外壁のご住宅にお住みの方がとくに参考にしやすい施工事例なので、ぜひ最後までご覧ください。

Before

外壁塗装を施工する前のY様邸の様子がこちらです。

古きよき日本を感じさせる落ち着いた雰囲気の素敵なご住宅。やや古びた印象はありつつも、まだそれほど汚れが広がっている様子は見受けられません。

しかし、住宅の裏側に回ってみると、外壁を保護する塗膜(塗装された塗料が乾燥し固まって膜状になったもの)に黒ずみ汚れが発生しており ました。 (敷地スペースの問題で、住宅の裏側は撮影できませんでした)

マイホームの外観を維持するためにも、 Y様がこのタイミングで外壁塗装をご決断されたのは最適なご判断でした。

After

外壁塗装が完成したY様邸がこちらです。

施工前と同じオフホワイトの塗料で外壁を塗り直し、雨戸や雨どいなどの付帯部分(雨戸や雨どいなど、外壁に付帯する部分)はブラウン系の塗料でまとめました。

Y様は今回の外壁塗装で使用する塗料に「シリコン塗料」と呼ばれる塗料をお選びになりました。

シリコン塗料は、価格と耐用年数のバランスが良く、比較的安く工事ができる上に12〜15年ほどの耐用年数を期待できます。

外壁塗装でシリコン塗料を検討中の方も、ぜひY様邸の施工事例を参考にしてくださいね。

次の章では、Y様邸の外壁塗装の工事が進んでいく様子を、工程の流れに沿ってチェックしていきましょう。


施工手順

足場設置

外壁塗装の工事は、はじめに足場を設置する作業からスタートします。上の画像は、Y様邸の外壁塗装をするための足場を設置している作業中の様子です。

いくつもの鉄パイプを組み合わせて、施工のための作業場所を確保します。

高圧洗浄

足場の組み立て作業が完了し、塗料や洗浄作業の水が飛散することを防止するメッシュシートを設置したら、次は「高圧洗浄」と呼ばれる工程へと移ります。

上の画像は、職人がY様邸の外壁を洗浄している作業中の様子です。

高圧洗浄とは、水を高圧で噴射し汚れを洗い流す洗浄方法です。

いえふくでは業務用の威力が強い高圧洗浄機を使用し、外壁の洗浄作業を行っています。

威力が強いぶん、効率よくスピーディーな洗浄作業が可能。しかし、常にフルパワーだともろい部材を破損する恐れがあるため、洗浄部分に応じて最適な圧力に調節しながら高圧洗浄を行います。

養生作業

外壁の洗浄作業が完了すると、次は「養生」と呼ばれる工程へと移ります。上の画像を見ると、Y様邸の窓ガラスなどがビニールシートで覆われている様子が確認できますね。

養生とは、窓やインターホンなど、塗料で汚れては困る箇所を、専用のシートやテープで覆う作業です。

Y様邸では、1階の外壁のタイルが貼られている部分にも、塗料で汚れないように養生を行いました。

タイルは塗装不要なので、今回の施工では塗装をしない部分です。

コ-キング

養生作業が完了すると、次はモルタル外壁に生じているひび割れの補修作業を行います。

モルタル外壁は、モルタルに含まれる水分の蒸発に伴う外壁の収縮など、さまざまな理由からひび割れが生じやすい外壁です。

大きなひび割れが生じている場合、補修には、“コーキング”と呼ばれる補修剤を使用します。コーキングとは、樹脂を主原料とし、乾燥して固まるとゴム状になる建築剤のことです。

しかしY様邸には大きなひび割れも見られませんでした。

小さなひび割れであれば、コーキングの必要はありません。次の工程の下塗りで使用する塗料「微弾性フィラー」に小さなひび割れを埋める機能があるので、そちらで対応します。

下塗り

外壁の塗装工事では、「下塗り・中塗り・上塗り」の3度塗りで塗装するのが鉄則。

上の画像は、1度目の塗装作業である下塗りを実施している様子です。

Y様邸の下塗りで使用した のは、モルタル外壁に最適な“微弾性フィラー”と呼ばれる下塗り専用の塗料。

固まるとゴムのような弾力が生まれるため、コーキング補修をするほどではない微細なひび割れを埋めるのに役立ちます。

また、下塗り塗料には外壁に上塗り塗料(中塗りと上塗りで使用する塗料)を密着させる役割もあります。

下塗りをすることで、上塗りの塗膜がきちんと定着するようになるのです。

中塗り

下塗りが完了すると、次は2度目の塗装作業である中塗りを行います。

この中塗りの段階から使用する塗料が、「After」の章でご説明したシリコン塗料です。

塗料選びにおいてお客様がお選びになるのは、中塗りと上塗りで使用する上塗り塗料になります。

下塗り塗料については、お客様がお選びになった上塗り塗料や外壁の状態を考慮して、最適なものをいえふくが提案するかたちです。

上塗り

中塗りで塗った塗料が十分に乾いたら、3度目の塗装作業である上塗りを行います。

仕上がり

外壁塗装が完了したY様邸の様子がこちらです。

施工前には少し古びた印象のあったY様邸が、一面ピカピカで清潔感のある外壁へと生まれ変わっています。

Y様は「5分ツヤ」タイプの塗料をお選びになったため、外壁は太陽の光を反射してツヤツヤと輝いていますね。

製品によりますが、塗料はツヤの程度や有無を選べるので、施主様のお好みに応じてお選びいただけます。


付帯部分塗装

外壁塗装の工事では、外壁以外の付帯部分も塗装を行うのが一般的です。

付帯部分とは、外壁に付帯する部分を指します。代表的な例としては、雨どいや軒天(屋根の壁より外側にせり出している部分の裏側)、破風板(屋根の妻側の側面に取り付けられた板)などがあります。

Y様邸の付帯部分塗装の様子を見ていきましょう。

まずは霧よけ(窓の上などに設ける小さな屋根)塗装の様子を紹介します。

霧よけのように金属製の部分を塗装する時は、塗装前の下地調整として、ケレンが必要不可欠。

ケレンとは、やすりなどで表面を磨き、汚れやサビを落とす作業です。

ケレンが完了すると、ここからは霧よけの塗装作業を行います。上の画像は、1度目の塗装作業である下塗りを行っている様子です。

付帯部分塗装でも、外壁と同じく下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りで塗装をするのが基本。

なお金属部分の下塗りをする際は、サビの発生を防ぐためにサビ止め効果のある塗料を使用します。

サビ止め効果のある塗料は、「サビ止め塗料」と呼ばれています。

サビ止め塗料による下塗りが完了すると、次は2度目の塗装作業である中塗りを行います。

付帯部分塗装でも、ローラーを使って塗装する施工方法は共通です。ローラーでは塗りきれない部分は、ハケに持ち替えて施工を行います。

中塗りで塗った塗料が十分に乾いたら、3度目の塗装作業である上塗りを行います。

続いて、雨戸の塗装の様子を紹介します。Y様邸では雨戸も金属製であったため、事前の下地調整としてケレンを行います。

ケレンが完了すると、霧よけの時と同じくサビ止め塗料を使って下塗りを実施。

その後、中塗り・上塗りと重ね塗りをして雨戸の塗装も完了です!


まとめ

この記事では、モルタル外壁をシリコン塗料で外壁塗装したY様邸の施工事例を紹介しました。

施工前にはやや古びた印象のあったY様邸が、外壁塗装でピカピカに生まれ変わる工事の流れを確認できましたね。

いえふくは、「外壁塗装を一生懸命やる会社」です。モルタル外壁やサイディング外壁など数多くの外壁の塗装実績がございますので、外壁塗装をご検討の際は、ぜひいえふくにお任せくださいませ。