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施工事例

外壁・屋根・バルコニーを塗装!住宅丸ごときれいになったS様邸(神奈川県藤沢市)

はじめに

この記事では、外壁塗装と屋根塗装、バルコニー防水塗装をまとめて行ったS様邸の施工事例を紹介します。

S様邸は、今年で築11年になるご住宅。

S様は効率を重視される方で、「数年後にまた足場を組んで屋根を塗装するのは効率が悪い」とお考えになり、外壁と屋根、バルコニーをまとめて塗装するように希望されました。

外壁と屋根、バルコニーをまとめて塗装しようかと検討している方は、ぜひこの施工事例を参考にしてください。

Before

外壁塗装を施工する前のS様邸がこちらです。

石壁風のサイディングボード(外壁の表面に貼りつけて用いる板状の外壁材)がおしゃれですが、うっすらと黒ずみ汚れが発生しているのが、少しもったいないですね。

After

外壁塗装が完了したS様邸がこちらです。

施工前とは色みを変えて、ベージュの塗料で塗り直しました。

外壁だけではなく付帯部分(雨戸や雨どいなど、外壁に付帯する部分)やバルコニーもまとめてきれいになっているので、まるで住宅丸ごとリフォームしたかのような出来栄えです。

施工後のマイホームをご覧になったS様は、「何度も足場を組むのは大変だからまとめて塗装をお願いしたけど、我が家が丸ごときれいになるのは気分もいいね」と、ご家族とお喜びになっておりました。

次の章ではまず、S様邸の外壁を塗装する施工手順を紹介します。


施工手順

足場設置

外壁や屋根の塗装において必要不可欠なのが足場です。

高い場所での作業は足場がなければできませんし、職人の落下事故のリスクをできる限り減らすためにも、足場は大切です。

足場を組むには、15万~20万円ほどの費用が必要になります。外壁と屋根を別々に塗装すると、2回も足場を組み立てる必要があるので、そのぶん費用がかさみます。

一方、外壁と屋根をまとめて塗装すれば、足場を組むのは1回で済むため、費用の節約になるのです。

高圧洗浄

足場を組み終えると、次は“高圧洗浄”の工程へと移ります。

高圧洗浄とは、水を高圧で噴射し汚れを洗い流す洗浄方法です。

作業効率をよくするために、外壁・屋根・バルコニーなど、洗浄が必要な部分はこの段階で全てまとめて洗浄を行います。

養生作業

高圧洗浄が完了すると、次は“養生”と呼ばれる作業を行います。

養生とは、窓やインターホンなど、塗料で汚れては困る箇所を、専用のシートやテープで覆う作業のこと。

外壁塗装で使用するのは、業務用の密着力が高い塗料です。

一度付着すると簡単には落とせないので、お客様の大切なご住宅を汚さないよう、事前に養生しておくのが大切です。

コ-キング

S様邸のようなサイディング外壁では、サイディングボードの目地の部分に“コーキング”(樹脂を主原料とし、乾燥して固まるとゴム状になる素材)と呼ばれる充てん剤が詰められています。

新築時に目地に詰められるコーキングは、一般的に5〜7年ほどで寿命を迎え、それ以上の時間が経過すると、ひび割れたり裂けたりする劣化が現れます。

コーキングが劣化していると、その部分から雨水が浸入して、住宅の柱などを傷める恐れも。

そうならないよう、劣化したコーキングは外壁塗装のタイミングで補修する必要があるのです。

サイディング外壁のコーキング補修では、まずは寿命を迎えた古いコーキングを撤去し、“コーキングプライマー”と呼ばれる下塗り塗料を塗布します。

コーキングプライマーには、下地とコーキング剤をしっかり密着させる役割があります。

コーキングプライマーを塗ったら、新しいコーキング剤を注入し、表面の凸凹を平たくならして、補修作業は完了です。

今のままだとコーキングの補修跡が目立ちますが、上から塗装をすれば全くわからなくなるので、ご安心ください。

下塗り

コーキング補修が完了すると、次は外壁の塗装作業へと移ります。

上の画像は、1回目の塗装作業である下塗りを実施している様子です。

外壁塗装では、「下塗り・中塗り・上塗り」と呼ばれる合計3回の重ね塗りをするのが基本。下塗りは、その1回目に当たります。

屋根やバルコニー、付帯部分の塗装でも、3度塗りが基本です。

中塗り

下塗りの次は、2回目の塗装作業である中塗りを行います。

業者や職人によっては、中塗りと上塗りをまとめて「上塗り2回」と表現することもあります。

もし外壁塗装の見積もり書に中塗り項目がなくても、上塗り2回と記載されていれば、3度塗りと同じ意味合いですのでご安心ください。

上塗り

つづいて、3回目の重ね塗りである上塗りを行います。

上塗りの際は、中塗りで塗った塗料が乾燥する時に発生する、気泡の跡を消すように塗装するのがポイントです。

仕上がり

無事に外壁の上塗りも完了し、外壁の塗装が終了しました。

古びていた外壁も、塗り替え工事によりツヤを取り戻していますね。

次は、S様邸の屋根塗装の様子を紹介します。


屋根塗装

施工前のS様邸の屋根の状態がこちらです。

まだそれほど劣化している様子はありませんが、塗装をせずに放置すると、いずれ汚れや色あせが目立ってきます。

いつかは屋根塗装も必要になることを考えると、外壁とセットで塗装するのがおすすめです。

屋根塗装でも、外壁と同じく3度塗りで塗装をしていきます。上の画像は、下塗りをしている作業中の様子。

外壁の時と違って、下塗り塗料が透明であることにお気づきでしょうか。

同じ下塗り塗料でも、外壁と屋根とでは使用する塗料製品は全くの別ものです。

外壁には外壁専用の塗料があり、屋根には屋根専用の塗料があります。

下塗りを終えると、中塗り・上塗りと塗装を重ねて、S様邸の屋根塗装も完了となります。

施工前には黒い屋根でしたが、S様は外壁の色との相性などを考慮し、緑色の塗料をお選びになりました。

ベージュの外壁と緑色の屋根は相性がよく、施工後の様子をご覧になったS様も満足そうにうなずいておられました。


バルコニー防水塗装

つづいて、バルコニー防水塗装の様子を紹介します。上の画像は、施工前のS様邸のバルコニーを撮影したものです。

黒ずみ汚れが発生しており、塗膜(塗装された塗料が乾燥し固まって膜状になったもの)が劣化していることを確認できますね。

バルコニー防水塗装が完了した後の様子がこちらです。

バルコニー専用の塗料による3度塗りで仕上げました。


付帯部分塗装

付帯部分の多くは、住宅の防水や排水の機能を担っています。

付帯部分の塗膜が劣化したまま放置すると、部材が損傷する可能性があり、そうなれば付帯部分が持つ本来の防水・排水機能を果たせなく恐れが出てきます。

長きにわたりマイホームに住み続けるためには、外壁だけではなく、付帯部分も塗装メンテナンスをすることが重要です。

上の画像は、S様邸の軒天(屋根の、壁より外側にせり出している部分の裏側)塗装が完了した後の様子です。

外壁に塗料が付着しても問題ないように、軒天塗装は外壁の塗装前に行います。

上の画像は、施工前のS様邸の霧よけ(窓の上などに設ける小さな屋根)を撮影した様子です。

もともとはブラウンの色をしていたそうですが、経年劣化ですっかり色あせています。

霧よけ塗装が完了すると、このような仕上がりになりました。

色あせていた霧よけが、部材を丸ごと交換したかのようにピカピカに生まれ変わっています。

全ての塗装工事が完了したS様邸の様子がこちらです。

外壁はもちろん、雨どいや軒天などの付帯部分もピカピカになり、新築住宅のように美しい出来栄えです。


まとめ

この記事では、外壁と屋根、バルコニーをまとめて塗装した、S様邸の施工事例を紹介しました。

施工前には古びた様子のあったS様邸が、塗装工事により新築住宅のような美しさを取り戻していましたね。

いえふくでは、外壁塗装だけの施工はもちろん、屋根塗装やバルコニー防水塗装とセットでの施工も承っております。

「複数の塗装工事をまとめて施工したい」とお考えの方は、ぜひいえふくまでご相談くださいませ。