外壁塗装を一生懸命やる会社いえふく外壁塗装を一生懸命やる会社いえふく

お電話でのお問合せ9:00~18:00

0120-900-971

施工事例

外壁塗装と屋根塗装を同時施工!ピカピカに変身したM様邸(東京都武蔵野市)

はじめに

この記事では、外壁塗装と屋根塗装をまとめて行った築13年のM様邸の施工事例を紹介します。

M様邸の外壁材には、板状の外壁材である“サイディングボード”が使用され、屋根材には“セメント瓦”(1:2から1:3くらいの比率でセメントと川砂を混ぜて作られる屋根材)が使われていました。

サイディングボードもセメント瓦も、どちらも定期的な塗装メンテナンスが必要な素材です。

そのため、M様はこの機会に外壁と屋根をまとめて塗装したいと希望されました。

外壁塗装と屋根塗装の同時施工を検討中の方は、ぜひこの施工事例を参考にしてください。

Before

塗装工事を施工する前のM様邸の様子がこちらです。

グレーのサイディングボードとセメント瓦の組み合わせで、おしゃれで堂々とした雰囲気をかもしだしていますね。

そんなおしゃれなM様邸ですが、一部のサイディングボードは経年劣化によりひび割れが生じておりました。

サイディングボードのひび割れを放置すると、そこから雨水が外壁内部へ浸入し、住宅の柱などを損傷する可能性もあります。

そうならないように、今回の塗装工事のタイミングで補修をさせていただきました。

After

外壁塗装と屋根塗装が完了したM様邸の様子がこちらです。

外壁には、施工前よりやや明るめのグレーの塗料を選び、屋根には黒い塗料を使用しました。

施工前には経年劣化でやや古びた印象のあったM様邸ですが、塗装工事を終えると、新築住宅のようにピカピカの外観に生まれ変わりましたね。

塗装工事が完了したマイホームの様子をご覧になったM様からは、「初めての塗装工事でわからないこともあったけど、こんなにピカピカになって、満足してます。次回もぜひよろしくお願いします」と、嬉しいお言葉をいただきました。


外壁塗装の施工手順

M様邸の外壁塗装の施工の流れを見ていってみましょう。

足場設置

外壁・屋根など、どんな塗装工事においても欠かせないのが足場です。

塗装工事の最初の工程は、足場を組み立てることからスタートします。

上の画像は、足場の組み立てが完了し、塗装中の塗料などが周囲に飛ばないようにするためのメッシュシートを設置している作業中の様子です。

M様邸の周囲を取り囲むような形で設置された足場に、飛散防止用のメッシュシートを張っていきます。

塗装工事の施工期間中も、施主様とそのご家族は住宅で生活を送られています。

玄関から出入りする際に足場にぶつかってケガをしないよう、玄関付近の鉄パイプには、黄色いクッション材を設置しました。

高圧洗浄

足場設置が完了すると、次は“高圧洗浄”と呼ばれる作業を行います。

高圧洗浄とは、水を高圧で噴射し汚れを洗い流す洗浄方法のこと。

上の画像は、職人が高圧洗浄を実施している作業中のものです。

画像に写っているのは、専用の高圧洗浄機です。

高圧洗浄機は外壁の洗浄作業を効率化してくれるので、工期短縮に役立っています。

養生作業

高圧洗浄が完了すると、次は“養生”と呼ばれる作業を行います。

養生とは、窓やインターホンなど、塗料で汚れては困る箇所を、専用のシートやテープで覆う作業です。

せっかく外壁や屋根をきれいにしても、余計な箇所を汚しては意味がありません。

施主様の大切なマイホームを汚さないように、塗装作業前の養生もていねいに行います。

コ-キング

養生作業が完了すると、次はサイディングボードに発生していたひび割れの補修作業を行います。

サイディングボードのひび割れ補修は、“コーキング”と呼ばれる補修材でひび割れを埋める方法が基本となります。

上の画像は、コーキングがしっかり定着するのを助ける下塗り剤“コーキングプライマー”を塗っている様子です。

コーキングをそのまま打ち込んでも密着しにくいので、事前にコーキングプライマーを塗っておくことが大切です。

コーキングプライマーの塗布が完了すると、“コーキングガン”と呼ばれる専用の道具を使用して、新しいコーキング剤を注入します。

その後、周囲のデザインに馴染むようにならしたら、ひび割れ補修は完了です。

サイディング外壁では、ひび割れの補修以外にも、コーキングを使用する補修作業があります。

それは、外壁の目地(つなぎ目)を埋めるのに使われている、既存のコーキングの補修です。

サイディング外壁では、住宅の防水や外壁材同士の緩衝を目的として、新築時に外壁の目地部分がコーキングで埋められます。

新築時に設置されるコーキングは5〜7年ほどで寿命を迎えるのが一般的で、寿命を迎えたコーキングはひび割れたり浮いてきたりなどの不具合が生じかねません。

不具合の生じたコーキングは本来の目的を果たせないため、外壁塗装のタイミングで補修を行うのです。

目地部分のコーキング補修では、まずは古くなったコーキングを撤去します。

その後、コーキングプライマーを塗ってから、新しいコーキングを打ち込む流れです。

下塗り

コーキング補修が完了すると、ここからは外壁の塗装工程へと移ります。

上の画像は、1度目の塗装作業である下塗りを実施している様子。

外壁塗装では「下塗り・中塗り・上塗り」と呼ばれる合計3回の重ね塗りをするのが基本です。

外壁に塗る下塗り塗料には、サイディングボードと上塗り塗料(中塗りと上塗りで使用する塗料)をしっかり密着させる役割があります。

中塗り

下塗り塗料が十分に乾いたら、次は2度目の塗装作業である中塗りを行います。

中塗りから使用する上塗り塗料には、外壁材を雨水や汚れから保護する役割があります。

今回の塗装工事で使用した材料は、こちらです。

塗装工事では塗装部分や工程ごとに最適な塗料を塗る必要があるため、これだけたくさんの塗料が必要になるのです。

なお、外壁の上塗り塗料に使用したのは、「コスモシリコン」と呼ばれる関西ペイントが販売する塗料製品です。

コスモシリコンはシリコン系塗料の一種であり、塗装効果が長持ちすることとコスパの良さから、近年の外壁塗装で人気があります。

上塗り

中塗りで塗った塗料が十分に乾いたら、3度目の塗装作業である上塗りを行います。

上の画像は、職人がローラーを使ってM様邸の外壁を上塗りしている作業中のものです。

画像をよく見ると、中塗り後の部分と上塗り中の部分で、わずかに塗料の色が違っていますね。

これは、中塗りと上塗りで塗料の色を変えることで、重ね塗りによる外壁の変化、引いては工程の進み具合を施主様に実感していただくためです。

仕上がり

外壁塗装が完了したM様邸の様子がこちらです。

施工前に発生していたひび割れも全て補修され、一面ピカピカのきれいな外壁に生まれ変わっています。


屋根塗装

つづいて、M様邸の屋根塗装の様子を紹介します。

塗り替える前のM様邸の屋根の様子が、上の画像です。

画像を見ると、ところどころ塗膜(塗装された塗料が乾燥し固まって膜状になったもの)が剥がれて、セメントが剥き出しになっている部分がありますね。

セメント瓦は、塗膜で保護されていないと水に弱く、雨水の影響で劣化スピードが早まります。

塗膜が剥がれているのは、屋根塗装を実施すべきサインなのです。

屋根塗装においても、塗装作業の前には高圧洗浄を行います。

効率をよくするために、外壁の高圧洗浄と同じ日にまとめて行うのが基本です。

高圧洗浄を終えてきれいになった屋根材を、外壁と同じく3回に分けて塗装していきます。

上の画像は1度目の塗装作業である下塗りを実施している様子です。

下塗りが完了すると、中塗り・上塗りと塗装を重ねていきます。

M様邸の屋根塗装が完成した後の様子がこちらです。

施工前には塗膜が剥がれていた部分もありましたが、今では一面が黒い塗料で塗られて、きれいに仕上がっていますね。

なお、セメント瓦の塗装工事では、上塗りの後の“縁切り”と呼ばれる作業がとても重要です。

縁切りとは、塗料でくっついた屋根材同士の間に隙間を空ける作業のこと。

もし縁切りをしなければ、雨水がうまく流れなくなり、屋根塗装後に雨漏りが起きる恐れがあります。

そういった不備を防ぐためには、塗装後の縁切りが重要になるのです。


付帯部分塗装

外壁塗装の際には、外壁に付帯する“付帯部分”と呼ばれる箇所も塗装します。

代表例を挙げると、雨どいや雨戸・戸袋などです。

こちらでは、M様邸の付帯部分塗装のうち、いくつかの作業風景をピックアップして紹介します。

こちらは、雨どいの塗装をしている様子です。

雨どいのようにカーブを描いている部分でも、いえふくの熟練した職人はローラーを使った高品質な塗装が可能です。

こちらは“破風板”(屋根の妻側の側面に取り付けられた板)と呼ばれる部分を塗装している様子です。

付帯部分塗装についても、塗装の流れは外壁や屋根と同じ3度塗りとなります。

こちらは“霧よけ”(窓の上などに設ける小さな屋根)を塗装している様子です。

霧よけとは、窓の上などに設ける小さな屋根のことです。

霧よけのように金属製の付帯部分を塗装する時は、2つ重要なポイントがあります。

1つ目は、塗装作業の前に行う“ケレン”です。

ケレンとは、やすりなどで表面を磨き、汚れやサビを落とす下地処理のこと。金属面に塗料を密着させるためにも、ケレンは必要不可欠です。

2つ目のポイントは、下塗りの際にサビ止め効果のある塗料を使用する点です。

金属部分は雨などの影響でサビやすいですが、下塗り時にサビ止め塗料を塗っておけば、サビの発生をできる限り防げます。


まとめ

この記事では、外壁塗装と屋根塗装をまとめて行ったM様邸の施工事例を紹介しました。

施工前にはやや古びた印象のあったM様邸も、外壁と屋根がまとめて塗装されることで、住宅丸ごと新築住宅に生まれ変わったかのような美しさを取り戻していましたね。

いえふくでは、外壁塗装と屋根塗装の同時施工に対応しているほか、バルコニー防水塗装をセットで行うこともできます。もちろん、外壁だけ・屋根だけの塗装工事も可能です。

お客様のご希望に沿った施工をさせていただきますので、塗装工事を検討される際は、ぜひいえふくにお任せくださいませ。