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施工事例

2度目の外壁塗装を実施!K様邸のモルタル外壁の塗装事例(東京都調布市)

Before

この記事で紹介するのは、前回の外壁塗装から15年ほどが経過するK様邸の施工事例です。

K様邸では、1980年頃までの主流な外壁材だった“モルタル”(セメント・砂・水を練って作るモルタルでできた外壁)と呼ばれる素材が外壁に使用されていました。

そのためこの施工事例は、モルタル外壁の塗装工事を検討している方にとって、とくに参考にしやすいものとなっています。ぜひ最後までご覧ください。

外壁塗装を施工する前のK様邸の状態がこちらです。

独自性の高い形状が特徴のおしゃれな住宅で、堂々とした家構えですね。

とくに汚れが目立つのは、軒天部分です。

軒天とは、屋根の、壁より外側にせり出している部分の裏側のこと。

遠くから見る限りはあまり目に入りにくい場所ですが、住宅の真下にくるとよく見える部分です。

軒天が汚れているだけで、住宅全体が清潔感のない印象になりがちなため、外壁塗装の際には軒天もまとめて塗装してピカピカに整えるのがおすすめです。

K様邸では、軒天をはじめとする付帯部分塗装(雨戸や雨どいなど、外壁に付帯する部分)もまとめて実施しました。記事の後半で紹介しているので、ぜひその様子もご覧ください。

After

外壁塗装を終えたK様邸の様子がこちらです。

施工前には淡い黄色がかっていた外壁が、落ち着いたオフホワイトの色に変身しています。

もともとブラウンだった付帯部分については、K様は今回も同じブラウンの塗料をお選びになりました。

外壁のオフホワイトとの相性もよく、付帯部分が住宅全体の美観を引き締め、おしゃれ度がアップしていますね!

次の章では、K様邸の外壁塗装の各工程のうち、いくつかの作業をピックアップして紹介します。


塗装の様子

足場設置

外壁塗装の工事では、まずは作業用の足場を組み立てることからスタートします。

上の画像のように、K様邸の周囲をぐるりと取り囲むような形で、作業用の足場を設置します。

画像を見ると、足場だけでなく青色のメッシュシートが設置されていることもわかりますね。

これは“飛散防止メッシュシート”と呼ばれるものです。

メッシュシートは、高圧洗浄中の水しぶきや、塗装中の塗料が周囲に飛び散らないよう防ぐために設置されます。

施主様が近隣トラブルに巻き込まれることがないよう、いえふくでは全ての塗装現場で飛散防止メッシュシートを設置しております。

下塗り

こちらは、外壁の1度目の塗装作業となる下塗りを実施している様子です。

「1度目?」と疑問を感じた方がいるかもしれませんね。

外壁塗装では、たった1度だけ塗料を塗れば工事が終わるわけではなく、合計3回の重ね塗りで塗装をするのが基本です。

外壁塗装における3度塗りは、それぞれ「下塗り・中塗り・上塗り」と呼ばれています。

下塗りの役割は、外壁材と上塗り塗料(中塗りと上塗りで使用する塗料)をしっかり密着させること。

もし、下塗りを省略して上塗り塗料を塗ると、塗料がうまく外壁材に定着できません。

そうなると、本来の耐用年数よりも短い期間で、塗膜(塗装された塗料が乾燥し固まって膜状になったもの)の剥がれなどが起きるでしょう。

中塗り

下塗り塗料が十分に乾いたら、次は2度目の塗装作業である中塗りを行います。

下塗りと中塗りで異なる点は、使用する塗料です。

下塗りには下塗り専用の塗料を使用しましたが、中塗りからは、外壁材を雨や汚れから保護する上塗り塗料を使用します。

ただし、下塗りでも中塗りでも、ローラーを使って塗装する点は共通です。

ローラーを使った塗装は簡単そうに思えますが、ムラなく均一な厚みで塗るためには、たくさんの修行と経験が必要です。

いえふくの職人は、たくさんの修行を積んだ優秀な人材ばかりなので、安心して塗装工事をお任せください。

上塗り

中塗りで塗った塗料が十分に乾いたら、次は3度目の塗装作業となる上塗りを行います。

外壁塗装では、塗料をきちんと乾燥させてから、次の重ね塗りをすることがとても重要です。

もし前の工程の塗料が乾き切る前に次の重ね塗りをすると、塗料同士が混ざって塗膜の品質が悪くなるでしょう。

いえふくでは、下塗り・中塗り・上塗りそれぞれの工程は、それぞれ日を改めて施工するのが原則となっています。

日を改めて作業することで、乾燥時間を確実に確保できるからです。

付帯部分塗装

材質によりますが、雨どいなど外壁に付帯する部分も、塗膜によるコーティングで雨水や紫外線のダメージから保護されています。

付帯部分の塗膜も、経年による劣化や紫外線による劣化などで機能が落ちていくので、部材を長くもたせるには、定期的な塗り替えが必要です。

外壁の塗装も付帯部分の塗装も、足場を組んで行うものです。そのため、付帯部分塗装は外壁塗装のタイミングで同時に行うのが一般的になっています。

こちらでは、K様邸の付帯部分塗装の様子を紹介します。

まずは、雨どいと破風板(屋根の妻側の側面に取り付けられた板)の塗装の様子を紹介します。

K様邸の雨どいと破風板は金属製だったため、塗装前の下地処理として“ケレン”を行います。

ケレンとは、やすりなどで表面を磨き、汚れやサビを落とす作業のこと。上の画像は、職人が破風板にケレンをしている様子です。

雨どいと破風板へのケレンが完了すると、外壁の時と同じく下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りで塗装を行います。

上の画像は、雨どいと破風板にサビ止め塗料を塗っている最中のもの。

外壁の塗装と金属部分の塗装で大きく異なるポイントは、このように、金属部分の下塗りにはサビ止め効果のある塗料を使用する点です。

金属部分は雨水や湿気などの影響でサビが発生しやすく、通常の塗料を塗るだけではサビ止め効果は不十分。

そのため、下塗りの際にサビ止め効果のある塗料を塗ることで、できる限りサビの発生を遅らせます。

サビ止め塗料での下塗りが完了したら、中塗り・上塗りと重ね塗りをして、雨どいと破風板の塗装は完了です。

つづいて、軒天塗装の様子を紹介します。

K様邸では玄関ポーチの軒天が金属製であったため、雨どいや破風板と同じく、下地処理のケレンを行いました。

ケレンが完了すると、サビ止め塗料で下塗りを行い、中塗り・上塗りと重ね塗りをしていきます。上の画像は、職人が玄関ポーチの軒天を上塗りしているところ。

複雑な形状をしている付帯部分も、基本的にはローラーを使って塗装します。ローラーではうまく塗れない部分については、ハケに持ち替えて塗装を行います。

玄関ポーチの塗装が完了し、このような仕上がりになりました。

真っ白で清潔感のある軒天に仕上がっており、来客を迎える際にも胸を張って堂々と歓迎できますね!


塗装施工時のポイント

K様邸の外壁塗装におけるポイントは、塗装作業の前に行った外壁のひび割れ補修です。

K様邸のようなモルタル外壁は、経年などのさまざまな理由からひび割れが生じやすい素材です。

モルタル外壁のひび割れを放置すると、徐々にひび割れが大きくなり、その部分から雨水が外壁内部へ浸入し、住宅の柱などを損傷する恐れがあります。

そうならないよう、モルタル外壁に発生しているひび割れは、外壁塗装の際に補修をすることが大切です。

モルタル外壁のひび割れ補修では、“コーキング”と呼ばれる防水性能のある素材を使用します。

コーキングとは、樹脂を主原料とし、乾燥して固まるとゴム状になる補修剤。これをひび割れに注入し、ひび割れを埋める形です。

K様邸でも外壁の一部にひび割れが生じておりましたので、コーキングを使って補修を行いました。補修作業は塗装の前に行うため、外壁塗装後には補修跡も目立ちません。

いえふくでは、事前点検の際に外壁や付帯部分のコンディションを調査し、住宅の状態にあわせた塗装工事を提案しております。

外壁にひび割れがあれば補修作業を行い、金属部分の塗装では、下地処理のケレンやサビ止め塗料の塗布を欠かさず実施します。

このように、いえふくは細かいポイントまでしっかり押さえた高品質の外壁塗装を提供しております。

「外壁塗装業者を探しているけど、どこに任せればいいのかわからない」とお困りの方は、ぜひいえふくまでご連絡くださいませ。