施工事例
2度目の外壁塗装を行ったK様邸!清潔感を取り戻しピカピカに変身(神奈川県鎌倉市)
Before
この記事で紹介するのは、前回の外壁塗装を行った時から約13年が経過するK様邸の施工事例です。
K様邸の外壁は、1980年頃まで主流な外壁材だった“モルタル”(セメント・砂・水を練って作る素材)を使用したものです。
そのため、当施工事例は、モルタル外壁の塗装工事を検討中の方がとくに参考にしやすいものとなっています。
モルタル外壁の塗装工事を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
外壁塗装をする前のK様邸の様子がこちらです。
吹き付けリシン仕上げ(モルタル外壁の仕上げ方法の一種)がおしゃれですが、経年劣化で汚れてしまっていますね。
After
外壁塗装が完了したK様邸がこちらです。
外壁は清潔感のある白さを取り戻しており、堂々とした立派な外壁へと生まれ変わりました。
施工後の様子をご覧になったK様は「今回で2回目だけど、やっぱり外壁塗装は家がきれいになっていいもんだね」と満足げな表情を浮かべていらっしゃいました。
次の章では、K様邸の外壁塗装のうち、いくつかの工程をピックアップして紹介します。
塗装の様子
養生
上の画像は、塗装前の準備段階である“養生”を終えた後の様子です。
養生とは、窓ガラスやインターホンなど、塗料が付着しては困る部分を、ビニールシートで覆って保護すること。
上の画像を見ると、窓ガラスのほかに雨どいもシートで覆われているのがわかりますね。
雨どいは後から塗装をする部分ですが、外壁を塗装するときにはひとまず養生するのがセオリーです。
下塗り
外壁塗装では、「下塗り・中塗り・上塗り」と呼ばれる合計3回の重ね塗りが必要不可欠です。上の画像は、1度目の塗装工程である下塗りが完了した後の様子です。
画像を見ると、外壁が少しムラのある白い色になっているのがわかりますね。
「本当にこれでいいの?」と疑問を感じる方がいるかもしれませんが、下塗りはこういうものなので、問題ありません。
下塗り塗料は、外壁材と仕上げ用の塗料(中塗り・上塗りで使用する塗料)が密着しやすくするために行うものです。
外壁に色をつける目的ではないので、色ムラはあまり問題にされず、こういった仕上がりになります。
下塗りの際に気をつけなければならないのは、“色ムラ”ではなく“塗りムラ”です。
塗料の厚みがバラバラだと、塗装面がでこぼこになってきれいに仕上がらない恐れが出てきます。
そういった不備を起こさないため、全体的に均一な厚みになるよう、塗りムラなく塗装することが大切です。
中塗り
下塗り塗料が十分に乾いたら、次は2度目の塗装作業となる中塗りを行います。上の画像は、中塗りが完了した後に撮影されたものです。
下塗り後の様子とは異なり、外壁がきれいでムラのない色になっているのがわかりますね。
中塗りと上塗りで使用する仕上げ塗料には、外壁の外観を整える目的があるので、中塗りを終えると外壁は美しい状態になります。
ただし、塗膜には最適な厚みがあり、そのためには中塗り1回だけではなく、上塗りも必要不可欠です。
上塗り
こちらは職人が上塗りを行っている作業中の様子です。
中塗りの時と同じ種類の仕上げ塗料を使っていますが、中塗りの時とはわずかに色が違うのがおわかりでしょうか。
これは、中塗りと上塗りで、同じ種類でもわずかに色の異なる塗料を使っているからです。
中塗りと上塗りには全く同じ色の塗料を使ってもいいのですが、色みを変えた方が施主様に工程ごとの変化を実感いただきやすいことから、色の違う塗料を使用しております。
付帯部分塗装
外壁塗装の際には、外壁以外にも塗装を要する箇所があります。“付帯部分”と呼ばれる雨どいなどが代表例です。
上の画像は、雨戸の塗装をする前に、下地処理の“ケレン”を実施している様子です。
ケレンとは、やすりなどで表面を磨き、汚れやサビを落とす作業のこと。
金属部分の表面に微細な傷を付けることで、塗料が密着しやすい環境を整える目的もあります。
ケレンが完了すると、外壁のときと同じく3度塗りで塗装を行います。
ただし、塗装の流れは外壁と同じでも、使用する塗料などは異なります。とくに、雨戸など金属部分の塗装では、下塗り塗料の性質に特徴があります。
金属部分の下塗りでは、サビ止め効果のある塗料を使用します。
金属部分は雨や湿気の影響でサビが発生しやすく、通常の塗料を塗るだけでは、サビ止め効果が不十分だからです。
K様邸でも、下塗りの際にはサビ止め効果のある塗料を使用しました。
K様邸には、木材でできている付帯部分もありました。
木材は塗膜で保護して防水性能を付加しなければ、雨で塗れて腐る恐れがあります。
そのため、外壁塗装のタイミングで塗装を行います。
塗装施工時のポイント
K様邸の外壁塗装における重要なポイントは、塗装前に行った“高圧洗浄”の作業です。
高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使用して、外壁に付着している汚れや砂ぼこりを洗い流す作業です。
もし、高圧洗浄をせずに外壁に汚れが付着したまま塗装をすると、塗料が外壁にうまく密着できず、塗料本来の耐用年数よりも短い期間で剥がれかねません。
そのほかにも、外壁塗装には高品質に仕上げるための重要なポイントがいくつもあります。
いえふくの職人は、そういった重要なポイントを熟知し、決して手を抜かずに一生懸命に施工を行っております。
「ちゃんと対応してくれる外壁塗装業者に任せたい」とお考えの方は、ぜひいえふくにお任せくださいませ。