施工事例
ひび割れたモルタル外壁を塗装工事!ピカピカに変身した事例(東京都八王子市)
Before
この記事では、築9年の住宅を外壁塗装したI様邸の施工事例を紹介します。
I様邸は、1980年頃までの主流な外壁であった、“モルタル外壁”(セメント・砂・水を練って作るモルタルでできた外壁)を導入している住宅です。
最近の住宅の外壁で主流なのは、“サイディング外壁”(“サイディングボード”と呼ばれる板状の建材を表面に貼り合わせた外壁)となっています。
しかし、サイディング外壁とは違った風合いのモルタル外壁にも、根強い支持があります。
この記事では、モルタル外壁の塗装工事の様子をチェックできますので、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装を実施する前のI様邸の様子がこちらです。
モルタル独特のデザインがおしゃれな外壁ですが、経年劣化により黒ずみ汚れやひび割れが発生していて、せっかくの魅力が半減しています。
付帯部分の塗膜(塗装された塗料が乾燥し固まって膜状になったもの)もところどころ剥がれていて、塗膜はすでに寿命を迎えていることがわかります。
塗膜が寿命を迎えると、I様邸のように剥がれてくるケースは多いです。
ご自宅に塗膜の剥がれが見られたら、そろそろ外壁塗装を検討してみることをおすすめします。
After
外壁塗装を終えたI様邸の様子がこちらです。
施工前の古びた印象はすっかりなくなり、まるで新築したてのようにピカピカの外壁に変身しています。
I様は、「外壁塗装をしても住宅の雰囲気は変えたくない」と希望され、施工前と同じ色の塗料をお選びになりました。
I様のご希望通り、もとの住宅の雰囲気はそのままに、美しさが復活していますね!
塗装の様子
こちらでは、I様邸の外壁塗装のうち、いくつかの工程をピックアップして紹介します。
上塗り
上の画像は職人が上塗りを実施している様子です。上塗りとは、外壁塗装における3度目の重ね塗り工程です。
外壁塗装では、「下塗り・中塗り・上塗り」と呼ばれる、合計3回の重ね塗りをするのが基本。
I様邸の塗装工事でもこの基本にのっとり、3度塗りにて塗装を行いました。
雨どい塗装
外壁塗装の際に塗装をするのは、外壁だけではありません。
外壁以外にも“付帯部分”と呼ばれる建物本体に付帯する部分を塗装する必要があります。
付帯部分の代表例として、雨どいや雨戸、破風板(屋根の妻側の側面に取り付けられた板)などが挙げられます。
I様邸でも、外壁の塗装とあわせて付帯部分塗装を行いました。
上の画像は雨どいを下塗りしている様子です。付帯部分塗装でも、外壁と同様に3度塗りで塗装を行います。
塗装施工時のポイント
I様邸の塗装工事における重要なポイントは、モルタル外壁に発生していたひび割れの補修作業です。
新築後のモルタル外壁には水分が含まれているのですが、モルタルには乾いて水分が抜けると収縮する性質があります。
このため、時間が経つにつれモルタルが少しずつ乾燥してくると、モルタル外壁は収縮し、収縮に伴ってひび割れが生じるのです。
モルタル外壁のひび割れを放置すると、徐々にひび割れが大きくなっていくので、補修せずに放置してはいけません。
ひび割れ補修は外壁塗装のタイミングでまとめて行うのが一般的です。今回のI様邸の塗装工事でも、ひび割れの補修作業を行いました。
モルタル外壁のひび割れ補修では、“コーキング”と呼ばれる補修剤を使用します。コーキングとは、樹脂を主原料とし、乾燥して固まるとゴム状になる充てん剤のこと。
コーキングには防水性能があるため、モルタル外壁のひび割れを埋めるのに適しています。
いえふくの外壁塗装では、モルタル外壁に発生しているひび割れもしっかり補修してから塗装をするように徹底しております。誠実で高品質な外壁塗装を行いたい方は、ぜひいえふくまでお任せください。