施工事例
サイディング外壁をツートンカラーで塗装!美観が復活した事例(東京都目黒区)
Before
この度いえふくへ外壁塗装のご相談をいただいたM様は、新築時から12年が経過する住宅にお住まいです。
M様邸は2種類のサイディングボード(外壁の表面に貼りつけて用いる板状の外壁材)を使用したおしゃれな住宅で、M様は「外壁の模様ごとに違う色で塗装をしたい」と希望されました。
M様邸のご希望を踏まえて、いえふくではツートンカラー(2種類の色)での施工を提案いたしました。
この記事では、ツートンカラーの外壁塗装による効果を、施工前と施工後の画像で比較できます。ぜひ最後までご覧ください。
外壁塗装を施工する前のM様邸がこちらです。
M様邸の外壁では、主に次の3つの劣化サインがあらわれておりました。
- 黒ずみ汚れ
- 塗膜の剥がれ
- チョーキング現象
塗膜とは、塗装した塗料が乾いて形成される膜のこと。
自転車などで「塗装が剥がれた」と言うことがありますが、これをより正確に言えば「(塗装によって自転車表面に形成されていた)塗膜が剥がれた」となります。
自転車と同じように、外壁は塗膜でコーティングされて、雨水や汚れを弾いているもの。
外壁で塗膜が劣化すると、雨水や汚れを弾く機能が低下し、汚れが定着するようになります。
また、塗膜の劣化が激しくなると、M様邸のように剥がれてくるケースもあるのです。
3つめの劣化サインの“チョーキング現象”とは、外壁が粉を吹き、手で触ると白い粉が付着する現象のこと。
チョーキング現象は、塗膜の劣化により塗料に含まれる顔料(塗料の色を決める成分)が粉状になって起こります。
M様邸に見られた3つの劣化サインは、いずれも外壁塗装を実施する目安です。
この記事をお読みの方も、ご自宅にM様邸と同じサインが現れている場合は、外壁塗装を検討してみてはいかがでしょうか?
After
外壁塗装の工事が完了したM様邸の様子がこちら。
外壁はもちろん、施工前には塗膜が剥がれてボロボロになっていた幕板(1階部分と2階部分との間などの境界線に設置する板状の建材)も塗り直しました。
M様のマイホームが、丸ごときれいに生まれ変わりましたね!
上の画像は、M様邸の2階部分を撮影したものです。
2階部分に使われているこのサイディングボードは、やや赤みのあるベージュの塗料で塗装を行いました。
この色で外壁塗装をするとかわいらしい印象に仕上がりますが、全体が同じ色だと「ちょっとかわいすぎるかも」と感じる方もいらっしゃいます。
M様邸の場合は1階部分と幕板に少し赤みがかった茶色系の塗料を使用したので、全体的なバランスもバッチリです。
1階部分の塗装後の様子がこちらです。外壁は少し赤みがかった茶色系で、落ち着いた印象を醸し出していますね。
外壁塗装が完成した様子をご覧になったM様は、「思った通り、この2色は相性バッチリだ!」と、ご家族と一緒にお喜びになっておりました。
良い色の組み合わせ方にはいくつかの法則がありますが、その1つに、「青みがかった色なら同じく青みがかった色と、赤みがかった色なら同じく赤みがかった色と合わせた方がよい」というものがあります。
色選びに迷ってしまう方は、いえふくへご相談いただければ、相性のいい色の組み合わせをご提案させていただくことも可能です。お気軽にご相談くださいませ。
また、M様邸では雨どいや雨戸・戸袋などの付帯部分は白い塗料で統一して塗装いたしました。
「白は汚れが目立つのでは?」と心配に思う方もいらっしゃいます。
しかし、白い塗料であったとしても、正しい施工をして塗膜を適切な状態に仕上げれば、塗膜の寿命がくる前に汚れが目立つようになる心配は低いので、ご安心ください。
塗装施工時のポイント
M様邸における施工時の重要ポイントは、塗装作業の前に行ったコーキングの補修作業です。
M様邸のようなサイディング外壁の場合、サイディングボード同士の隙間に“コーキング”と呼ばれる目地材が充てんされています。
コーキングは耐用年数が5〜7年の素材であるため、外壁塗装のタイミングで交換補修をすることが大切。
M様邸のコーキングもすでに寿命を迎えていたことから、今回の外壁塗装のタイミングでも補修工事をいたしました。
いえふくではコーキングの補修以外に、塗装をする上で必要となる下地処理なども欠かさず行っております。
外壁塗装を検討される際は、お気軽にご相談ください。