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施工事例

サイディング外壁を塗装工事!玄関付近はクリアー塗装を選んだ事例(東京都町田市)

はじめに

この記事で紹介するのは、新築時から6年ほどが経過するO様邸の施工事例です。

O様邸はサイディングボード(外壁の表面に貼りつけて用いる板状の外壁材)を使用した外壁で、ボードとボードの間に充てんされている目地材(コーキング)の補修も行いました。

「サイディング外壁の塗装工事ってどんな風にするんだろう?」「サイディング外壁のコーキング補修ってどんなもの?」と疑問を感じている方が参考にしやすい施工事例です。

ぜひ最後までお読みください。

Before

外壁塗装を施工する前のO様邸がこちらです。

シンプルモダンでおしゃれな外壁ですが、サイディングの隙間に汚れがたまっていて、少しもったいないですね。

After

外壁塗装の施工を終えたO様邸がこちら。

施工前の少し汚れた印象はすっかりなくなり、新しくてピカピカの外壁へと生まれ変わっています。

施主様のO様は「やっぱりピカピカの家は気持ちがいいねえ!」とお喜びになっていました。

O様邸は、玄関部分だけタイル風のサイディング外壁になっています。

O様は「この部分はデザインを残したい」と強く希望されました。

このため今回は、玄関部分の外壁はクリアー塗装(透明の塗料を塗る施工方法)を、玄関以外の外壁は一般的な色付き塗料での塗装を施工しました。

次の項目では、O様邸の外壁塗装工事の流れを紹介します。クリアー塗装をしている画像もあるので、要チェックです。


施工手順

足場設置

外壁塗装の現場でまず行うのは、足場を組み立てる作業です。

足場を組み立てる目的は、大きく分けると2つ。

1つ目は、職人と施主様の安全確保です。

安定した足場があれば職人の落下事故を防ぎやすくなり、また職人が誤って工具を落とすリスクも減らせます。

工具が落ちると施主様に危険を及ぼしかねないので、そのリスクをできる限り減らせるよう、いえふくでは全ての現場で足場を組むように徹底しております。

2つ目の目的が、作業場所の確保です。

2階以上の高い場所での作業が必要となる外壁塗装の工事をスムーズに進めていくために、足場は必須。足場があることで、効率よく安全な外壁塗装工事が実現するのです。

高圧洗浄

作業用の足場を組み立て終わると、次は外壁に付着している汚れを洗い流す“高圧洗浄”を行います。

上の画像は、高圧洗浄を終えた後に撮影したもの。

サイディングの模様にたまっていた汚れやススもきれいさっぱりとなくなり、清潔感のある外壁が復活しました。

養生作業

高圧洗浄を終えると、次に行うのは“養生”の作業です。

養生とは、窓やインターホンなど、塗料で汚れては困る箇所を、専用のシートやテープで覆う作業のこと。

外壁塗装で使用する塗料はとても吸着力が高く、1度付着すると簡単には洗い流すことができません。

ですから、窓ガラスなど塗装をしない部分を事前にビニールシートで保護しておき、汚れないようにするのです。

また、後から塗装を行う付帯部分(雨どいや配管など、建物本体に付帯する部分)についても、外壁を塗装する際には養生しておくのが基本です。

外壁の塗装を終えて、付帯部分塗装をする際に養生を外して、塗装を行います。

コ-キング

サイディング外壁特有の工程として、“コーキング”の補修作業があります。

樹脂を主原料とするコーキングは、乾燥して固まると硬いゴム状になる充てん剤です。

サイディングボード同士の緩衝材として(その他、防水などいろいろな役割もあります)、目地の部分に詰め込まれています。

コーキングは一般的に5〜7年ほどで寿命を迎えるものであり、外壁塗装の際に補修をするのが基本。

O様邸でもサイディングの目地のコーキングに劣化が見られたので、“打ち替え”(古いコーキングを撤去し、新しいコーキングを打ち込む補修方法)と呼ばれる方法で補修を行います。

なお、色のある塗料を使用する通常の外壁塗装では、塗装作業の前にコーキング補修を実施します。

しかし、クリアー塗装の場合は、塗料の性質から塗装作業の後にコーキング補修を行うのが基本です。

O様邸の施工でも、この基本にのっとり、コーキング補修を行います。

打ち替え補修では、まず古いコーキングを取り除きます。

上の画像のように、古いコーキングは切り込みを入れて手で引っ張れば、きれいに取り除くことが可能です。

古いコーキングを撤去したら、その部分に“コーキングプライマー”と呼ばれる下塗り剤を塗布します。

コーキングプライマーを塗ることで、これから新しく目地に詰めるコーキングが下地に密着しやすくなります。

上の画像は職人が“コーキングガン”と呼ばれる道具を使って、新しいコーキングを打ち込んでいる様子です。

コーキングガンで隙間なくコーキングを打ち込めるのは、熟練した職人だからこそ為せる技です。

新しいコーキングを打ち込んだら、表面の凸凹を平たくならすように仕上げて、コーキング補修は完了です!

下塗り

コーキング補修までの事前準備を終えると、ここからは外壁の塗装作業へと移ります。

上の画像は1度目の塗装作業である下塗りを実施しているところ。

排気口カバーや雨戸などは養生されているので、塗料で汚れる心配もありません。

外壁塗装では、「下塗り・中塗り・上塗り」と呼ばれる、合計3回の塗装作業が必要です。

この工程ではまだ1度目の下塗りを終えただけに過ぎませんので、次の工程でも引き続き塗装を行います。

中塗り

下塗り塗料を十分に乾かしたら、次は2度目の塗装作業である中塗りを行います。

下塗りと同じく、ローラーを転がして塗装をしていきます。

外壁塗装では塗膜(塗料が乾燥して形成する膜)を均一な厚みに仕上げることが非常に重要です。

均一な厚みで塗装をするのは、簡単そうに見えても難しい技が必要。

いえふくの職人は数々の現場を経験しているベテランなので、均一な厚みの塗装を実施可能です。

先ほどの中塗りと並行して、玄関部分のクリアー塗装も進めていきます。

透明の塗料を使用するクリアー塗装には、「下塗り不要で、中塗りと上塗りの2回で塗装が完了する」特徴があります。

そのため下塗りをスキップし、中塗りから塗装を行う形です。

なお、上の画像では「下塗り」と記載されていますが、実際には中塗りに該当する工程です。

職人によってはクリアー塗装の工程を「下塗りと上塗り」「上塗り2回」などと表現することもあります。クリアー塗装の見積もりをご覧になる場合は覚えておくといいですね!

上塗り

中塗りが完了すると、3度目の塗装作業となる上塗りを行います。

O様邸の外壁塗装における上塗り時のポイントは、中塗りの時とは少し色の違う塗料を塗っている点です。

これは、いえふくが「中塗りと上塗りで色を変えるほうが、施主様に工程ごとの変化をご確認いただきやすい」と考えているからです。

中塗りと上塗りを同じ色で塗る業者もありますが、施主様にとっては「中塗りと上塗りが同じ色だと正しく施工しているのかわかりにくい」と感じることもありますよね。

いえふくでは施主様が施工中にもずっと安心してお任せいただけるよう、このような形で塗装を行っているのです。

続いて、玄関部分のクリアー塗装も上塗りを行っています。

上塗りが完了すると、クリアー塗装のセオリー通り、塗装の後のコーキング補修作業を実施しました。

クリアー塗装の問題点は「コーキングの補修跡を隠せないこと」ですが、今回は補修跡がなるべく目立たないよう茶色のコーキング剤を使用しました。

コーキングの補修跡が、それほど不自然ではなく外壁に馴染んでいますね。

いえふくの外壁塗装では、クリアー塗装の際にもできる限りコーキングの補修跡が目立ちにくい色をご提案しております。

仕上がり

無事に外壁塗装が終わり、O様邸は清潔感を取り戻すことができました。

施工前にはなかったツヤ感が生まれ、まるで新築物件のようにピカピカの美しい外壁に仕上がっています。

クリアー塗装を終えた玄関部分がこちらです。

サイディング外壁のデザインはそのままに、透明の塗膜で表面を保護しています。

塗膜が劣化するまでは、黒ずみ汚れなどが定着する心配もありません。


付帯部分塗装

O様邸の外壁塗装では、外壁以外の付帯部分も塗装を行いました。こちらでは付帯部分塗装の様子をいくつか紹介します。

まずは雨戸と戸袋を塗装する様子を紹介します。

雨戸や戸袋のように金属でできている部分は、塗装の前に“ケレン”と呼ばれる下地処理を行う必要があります。

ケレンとは、やすりなどで表面を磨き、汚れやサビを落とす作業のこと。

上の画像は職人がタワシを使って雨戸をケレンしている様子です。

ケレンを終えたら、サビ止め効果のある下塗り塗料を塗ります。

下塗り塗料にサビ止め効果のある塗料を使うことで、そうでない場合よりも長期間にわたりサビの発生を抑制できます。

その後、中塗り・上塗りと重ね塗りを行い、雨戸と戸袋の塗装も完了となります。

こちらは霧除け(窓の上などに設ける小さな屋根)のケレンをしているところ。

霧除けも金属でできていることが多いので、ケレンは欠かせません。

その後、雨戸や戸袋と同様にサビ止め塗料で下塗りを行い、中塗り・上塗りと重ね塗りをします。

これで霧避け塗装も終了し、ピカピカの状態に仕上がりました。


まとめ

今回の記事では、サイディング外壁の塗り替え工事を行ったO様邸の施工事例を紹介しました。

玄関付近にはクリアー塗装を行い、デザインはそのままに美しさが増した様子を確認できましたね。

記事内では、サイディング外壁でのコーキング補修や、金属部分塗装でのケレンやサビ止め塗料による下塗りの必要性も紹介いたしました。

いえふくでは、こういった塗装面に応じて必要となる工程をしっかり守り、誠実でていねいな施工を行っております。

「外壁塗装をしたいけど、どの業者を選べばいいかわからない」とお困りの方は、ぜひいえふくまでご連絡ください。

ご希望や条件に合わせて、最適な外壁塗装を提案させていただきます。