施工事例

太陽熱温水器の撤去後のメンテナンス!塗り替えで万全のK様邸(神奈川県逗子市)

仕上がりは外壁の状況や施工内容により異なりますので、お気軽にご相談ください。

はじめに

太陽光パネルや太陽熱温水器は、環境に優しく光熱費の節約にもなる点で人気があります。

しかし、屋根塗装の観点からは少々問題があります。機器の設置後に屋根の塗り替えを行っていた場合、機器の下に隠れている部分は塗装されないからです。

太陽光パネルや太陽熱温水器で隠れている部分は、紫外線や雨風のダメージを受けにくいため、塗装しないのが一般的です。
しかし実際に太陽光パネルや温水器をどけてみると、屋根の表面に色あせやサビが発生していることがあります。

機器を撤去すると、それまで機器でカバーされていた部分も紫外線や風雨にさらされることになるので、塗装で保護することが必要です。

機器の設置中も屋根の状態に注意するのはもちろんですが、撤去後は屋根の点検をし、屋根面の状態によっては塗装を行いましょう。

太陽熱温水器の撤去後に屋根の塗り替えを行ったK様邸の事例をご覧ください。

Before

いえふくが点検に伺った際のK様邸の様子です。

7年前に屋根と外壁の塗装を行ったK様邸は、一見すると目立った汚れや色あせは見つかりませんでした。

屋根に上がってみると、太陽熱温水器を置いていた部分は、前回の塗り替え時に塗装していなかったために色あせが進行していることがわかります。

太陽熱温水器からの水漏れの跡が白く変色しているのも見受けられました。汚れは広範囲に及んでおり、屋根が汚く見えています。

太陽熱温水器を置いていた部分の棟板金が赤くさびています。これは”もらいサビ”といい、金属同士が接触した部分でサビが進行する現象です。おそらく、温水器の設置金具と棟板金が接触していたのでしょう。

サビは放置すればどんどん進行するものです。このまま放っておけば、いずれは棟板金に穴が開き、棟部分から雨水が浸入する恐れも出てきます。

太陽熱温水器が置かれていた部分をさらに詳しく点検すると、スレート端部の塗膜(塗料の膜)が剥がれて白くなっているのが見て取れました。

スレートはセメントと繊維状の材料を混ぜて薄板状に加圧成型した屋根材で、それ自体には防水性が低い材質です。表面に塗装を施すことで防水性を持たせているため、塗膜が劣化すると雨水を吸い込み傷んでしまいます。

K様邸の屋根の状態では、塗膜が屋根材を保護する機能を失っていることは明らかでした。放置すればスレート自体も劣化して破損し、雨漏りの原因となるおそれがあります。

太陽熱温水器の撤去後は紫外線や風雨の影響をもろに受けることを考えると、早急に屋根塗装を行う必要があるといえふくは判断しました。

いえふくによる点検結果の画像を見たK様は、「このまま放置はできないですね」と納得し、塗り替えを決断されました。

After

塗り替えが完了したK様邸です。

どこに太陽熱温水器があったのかわからないほど、きれいに塗り替えができました。水漏れの跡も消え、K様には大変ご満足をいただきました。

施工手順

足場・飛散防止シートの設置

高所での作業となる屋根塗装工事では、職人の安全を守るために足場の設置が義務付けられています。

「屋根の上に乗って作業をするから足場は不要ではないか?」とご質問を受けることもありますが、多くの屋根には勾配があり、足場なしで集中して作業に取り組める環境ではありません。

職人が安全面に気を取られずに作業に集中できる点でも、しっかりした足場を組むことは屋根塗装の重要な工程のひとつです。

足場を組んだら、足場の周囲に養生シートを張ります。高圧洗浄の水や塗料が周囲に飛散しないよう、ていねいにすき間なく養生シートを張りました。

高圧洗浄

外壁塗装と同様に屋根塗装も、塗り替えの前に高圧洗浄を行います。

太陽熱温水器を置いていた部分には長年のホコリが蓄積していた上、塗膜も劣化していました。高圧洗浄で汚れや剥がれかけた塗膜を除去します。

ホコリや汚れが残っていると塗装をきれいに仕上げることができません。また、劣化した塗膜が残っていると、新しい塗膜が早期に剥がれる原因にもなります。洗い残しがないようていねいに洗浄しました。

ケレン・目荒らし

サビが生じていた棟板金に、金属タワシでこすってサビを落とす”ケレン”を行いました。サビを残したまま塗装をすると塗膜の下でサビが進行してしまうため、サビが残らないようにケレンを行い、サビ止め塗料を塗ります。

金属製の棟板金は塗料を吸い込まないため、塗料が密着しにくいです。そのため、錆びている部分以外も金属タワシで細かい傷をつける”目荒らし”を行い、塗料が密着しやすくなるようにしました。

目荒らしをせずに塗装をすると、早期に塗膜が剥がれてしまう恐れがあるので、ていねいに施工します。

養生

今回屋根塗装を行わない越屋根※やアンテナ部分をビニールシートで覆って養生します。

塗装しない部分を塗料で汚さないよう、手早くていねいに作業を行いました。

※越屋根:採光や通気のために設置する、屋根の上に設けられた小さな屋根。

下塗り

屋根の高圧洗浄時の水分が十分に乾燥したら、いよいよ塗装にとりかかります。

外壁塗装と同様に、屋根も下塗り-中塗り-上塗りの3度塗りが基本です。

なかでも下塗りは、下地の状態を整え、上に塗る塗料の密着性を高める役割を果たします。“シーラー”と呼ばれる下塗り専用の塗料を使い、下地が十分に整うまで下塗りを行うことが重要です。

今回塗装するスレート屋根は、吸水性が高いために塗料もよく吸いこむ屋根材です。とくに、年数が経って傷んだ古いスレート屋根はとりわけ塗料をよく吸います。

このような屋根では、シーラーをたっぷり塗る(2度塗りをするなど)がセオリーです。塗料の吸いこみが止まるまでシーラーを十分に塗れば、下塗り後に行う中塗り・上塗りの塗料を屋根材が吸いこまないようにできるからです。

シーラーが不十分だと、中塗り・上塗り塗料を屋根材が吸いこみます。すると、そのぶん屋根材の表面から塗料が失われて塗りムラが発生し、塗膜の耐久性や住宅の美観が損なわれる恐れがあるのです。

K様邸の場合、太陽熱温水器があった部分は前回塗装を行わなかったために、他の部分より劣化が進行していました。そのため、この部分はシーラーを2回塗り、下塗りを完璧に仕上げました。

下塗り塗料が透明なため、太陽熱温水器を置いていた部分や白化した部分がそのままに見えますが、下塗りがきちんと完了している状態です。

前回塗り替えた部分(白く変色していない部分)は、下塗りだけでもツヤがよみがえっているのがわかりますね。

中塗り

下塗りの塗料が乾燥したら、中塗りを行います。直射日光や風雨を考慮し、耐久性の高い塗料を選びました。

中塗りと上塗りとでは、色以外は同じ塗料を基本的に使用します。2回塗り重ねることで、塗膜に十分な厚みを持たせ、塗料が持つ性能を最大限に引き出すのです。

仕上げ用塗料の大半は、2回塗りを前提として製造されています。塗装業者が手抜きをして中塗りを省いてしまうと、塗膜は本来持つ性能を発揮できず、より早期に劣化してしまうのです。

スレート表面は模様があるので、細かな凸凹があります。模様の奥まで塗料が行き渡るよう、小さ目のローラーで塗装です。

上塗り

いよいよ最後の工程、上塗りです。

中塗り-上塗りと2回塗り重ねることで、塗料の耐久性やツヤが最大限に引き出されます。

どの工程も重要ですが、仕上がりの見た目を大きく左右する上塗りでは、やはり気合いが入ります。

手早くムラなくていねいに、仕上げ塗料を塗り重ねていきます。

仕上がり

塗装が完了したK様邸です。3度塗りで、空が映り込むほどのツヤを引き出しました。過去に塗り替えている明るいグレーの外壁を、黒い屋根が引き立てています。

どこに太陽熱温水器を設置していたかまったくわからない仕上がりで、K様にもご満足いただけました。

まとめ

屋根に機器を設置していると、それに隠れている部分の塗り直しはできません。 そのため、機器を撤去すると、塗膜の色あせ劣化、ホコリの堆積、金属部分のサビなどの症状が見つかる場合があります。
また、機器の重量や設置金具で屋根が破損していることもあるので、機器の撤去後は屋根塗装業者に1度点検してもらうのがおすすめです。

屋根の状態が気になる方は、ぜひいえふくにご相談下さい。いえふくは、屋根の状態や材質に応じて最適な塗料・塗装方法での施工をご提案しています。

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点検・調査など無料で承ります。まずはお気軽にご相談ください。

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