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施工事例

生い茂ったツタを除去して、明るく輝く住まいに変身!(神奈川県大磯町)

はじめに

グリーンが鮮やかなツタは、インテリアとしても人気の観葉植物です。オシャレなイメージから、「外壁やベランダにツタをはわせたい」という方もいらっしゃいます。

しかしツタは、外壁にさまざまなデメリットを与える存在であることをご存知でしょうか。

そもそも家の周りに植物がある場合は、湿気がたまりやすくカビや藻などの汚れが外壁に付着しやすくなります。

さらに、ツタの場合は根が吸盤のように外壁に張り付くため、ひび割れなどに侵食して外壁の劣化を進めます。枯れた根や茎は見た目にも悪く、撤去するのも労力が必要です。

今回ご依頼いただいたのは、築20年のH様邸です。クリーム色の外壁とオレンジの屋根がかわいらしいお住まいですが、築年数よりも古びた印象を受けます。

原因は門塀や手すりに生い茂ったツタです。オシャレな雰囲気を出すためにツタをはわせたものの、思いのほか手入れが大変で、あっという間に増えてしまったそうです。外壁もツタがあることで、汚れが付着しやすい状態になっています。

生い茂ったツタは施主様の手に負えない悩ましい存在になり、今回いえふくにご相談をいただきました。

外壁塗装によりH様邸に輝きは戻ってきたのでしょうか。今回の施工事例を詳しく見ていきましょう。

Before

築20年のH様邸ですが、築年数からすると古びて見え、暗い印象です。原因は門塀を覆うツタです。

門塀は根や茎で覆われて、雑然とした古びた印象を与えています。さらに、ツタがあることで湿気がたまりやすく、白い外壁にはカビ汚れが付着していました。せっかくのかわいらしい雰囲気のお住まいが台無しです。

手すりや門塀はツタの根や茎で覆われており、近くで見ると事態の深刻さがわかります。

ツタはひび割れやコーキング(目地材)部分に侵食すると、ひび割れを拡大させたりコーキングを裂いて雨漏りの原因になったりします。

除去することは難しいため、除去作業を断る業者もいます。

After

施主様のご要望によりツタの根や茎の部分は除去し、グリーンが美しい葉の部分は残しました。

暗い雰囲気だったH様邸に、新築時のような明るさが戻りました。清潔感のある、かわいらしい雰囲気が漂います。


施工手順

足場設置

今回はツタの根や茎の部分の除去作業から始めました。
ツタは吸盤のようなもので、根付くようにして繁殖します。そのため手作業で除去しなければならず、非常に労力がかかります。

取り残しがあると塗装の仕上がりが悪くなるので、ヘラのような形をしたカワスキやブラシなどの工具を使って、地道に除去作業を行います。取りきれないツタはバーナーを使って焼き、2日間かけてようやく作業が完了しました。

ツタがツルを伸ばさないように、庭木も剪定(せんてい)しました。

つづいて、家の形に沿って足場を組みます。職人の足場が安定することで安全に作業が進められ、作業効率も良くなります。

組んだ足場には、塗料の飛散を防ぐ役割のある飛散防止シートを設置します。

高圧洗浄

高圧洗浄機を使って、外壁に付いた汚れを洗浄します。外壁に付着した空気中のチリやホコリなどの汚れを落とすことで、塗料の密着性を高めます。

写真は門塀の洗浄をしているところです。汚れを洗い流しただけで、見違えるほどきれいになるのがわかります。

養生作業

塗装の際は、周りへ塗料が飛び散ったり垂れたりします。塗装前に、塗料を付けたくない箇所をビニールやマスキングテープで覆うことを「養生作業」といいます。

一見、単純に見える工程ですが、塗装を美しく仕上げるためには欠かせない重要な作業です。まっすぐピッタリと養生することで、塗装する箇所としない箇所の境目がはっきりして、メリハリある仕上がりになります。

下塗り

下準備が整ったところで、いよいよ塗装のスタートです。

外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。塗装を重ねることで、丈夫で美しい塗膜が完成します。

はじめの塗装である「下塗り」は、中塗りや上塗りで使う塗料と外壁との密着性を高めるための塗装です。外壁全体をしっかりと塗装していきます。

外壁と同じように、門塀も塗装していきます。ツタが生い茂っていた門塀がどのように変身するのか、楽しみですね。

中塗り

つづいての塗装は「中塗り」です。中塗りと次の上塗りでは、同じ塗料を用います。

仕上げとなる塗装を2度行うことで、塗りムラや塗り残しを防ぎ、耐久性に優れた塗膜が完成します。

上塗り

3度目の塗装である「上塗り」です。仕上げとなる塗装なため、とくに丁寧に塗装していきます。

ローラーを使って壁全体を塗装していきますが、塗りにくい箇所や細かい箇所は、刷毛を使って慎重に塗装します。

門塀の塗装もこれで仕上がります。夕日が当たってピカピカと輝いています。

仕上がり

3度塗りにより、外壁には新築時のような輝きが戻りました。オレンジ色の屋根と相性の良い、クリーム色の外壁です。

施主様を悩ませてきたツタの根や茎は完全に除去され、明るく輝く門塀に仕上がりました。すっきりとしていて清潔感があります。


付帯部分の塗装

紫外線や雨風の影響により、雨どいや破風板などの付帯部分も、外壁と同じように劣化が起こります。外壁塗装で足場を組む機会に、付帯部分も一緒に塗装をしましょう。

家全体の耐久性が高まり、細部まできれいになることで、見た目も美しくなります。

塗装前のH様邸の付帯部分の状態です。全体的に色あせており、耐久性も落ちています。

H様邸のように雨戸や戸袋などの付帯部分が占める割合が大きいお住まいは、外壁だけ塗装をすると付帯部分の劣化が目立ってしまいます。

付帯部分のカラーは、非常に重要です。外壁や屋根の色との相性を考えて、調和のとれた色を選ぶ必要があります。今回は元の色と同じグレーで塗り直しました。

付帯部分も塗装したことで、家全体に新築時のような輝きが戻りました。

鉄部の塗装をする際は、はじめにたわしのような工具を使って汚れを擦り落とす「ケレン」という作業をします。次にサビ止めを下塗りします。

サビ止めが乾燥したら、中塗りと上塗りをして鉄部の塗装の完了です。

鉄部を塗装するとピカピカと光沢が生まれます。見た目が美しいだけではなく、耐水性も高められました。


まとめ

今回の施工事例は、築20年のH様邸でした。門塀を覆うツタが原因で築年数よりも古びた印象を受けたH様邸でしたが、外壁塗装により見事に輝きを取り戻すことができました。

オシャレなイメージのあるツタですが、外壁にとってはトラブルの元となる植物です。アブラムシなどの害虫が付きやすく、外壁に根を張ることで劣化も早まります。手作業での除去は労力を必要とするため、作業依頼を断る業者もいるほどです。

いえふくでは外壁塗装の際に、ツタの除去作業も行っております。外壁を覆うツタにお困りで外壁塗装も行いたい方は、どうぞお気軽にいえふくへご相談ください。