付帯部分の塗装
足場を組む外壁塗装のタイミングに合わせて、雨戸や雨どいなどの付帯部分も一緒に塗装しましょう。
細部まで塗装することで家全体が美しくなり、家の印象も格段に良くなります。
破風板・飾り板

塗装前の飾り板の状態です。
K様邸の飾り板や破風板は木部で、写真のように激しい劣化が見られました。
耐久性は著しく落ちており、老朽化した印象を感じさせます。

はじめに専用のタワシを使って、「ケレン」と呼ばれる古い塗膜や汚れを落とす作業をします。
わざと細かい傷を付けることで、より塗料が密着しやすくなります。

外壁と同じように、塗装は下塗りからスタートします。
ローラーを使って塗装し、細かい部分は刷毛を使いながら丁寧に塗装します。

下塗りがしっかり乾いてから、中塗りと上塗りをして完成です。
付帯部分も重ね塗りにより、適切な厚さの塗膜が完成します。

塗膜が剥がれて耐久性が落ちていた破風板や飾り板に、新築時のようなツヤが戻りました。
飾り板は家のアクセントとなる部材です。
塗り替えたことで、外壁の美しさがより引き立ちます。
軒天

施工前の軒天は黒ずんでいました。
普段、汚れに気づきにくい軒天ですが、汚れが付くと家がくすんで見えます。

外からの光を反射する軒天は、真っ白に塗り直します。
窓から外を眺めたときに、明るく真っ白な軒天が見えると、気持ち良いものです。
手を上げたまま真上を見ながら塗装する必要のある軒天は、腕や首に負担のかかる塗装しづらい場所です。
しかし、完璧な塗装を心がけるいえふくの職人は、細部まで一切手を抜きません。
雨戸・雨どい

雨戸の塗装も始めにケレンを行います。
ケレンが不十分だと、塗装後すぐに塗料が剥がれる原因になります。
雨戸は波形なため、特に丁寧にケレンを行います。

波形の雨戸に塗り残しがでないように気をつけながら、塗装します。
ローラーで塗りにくい箇所は、刷毛を使って仕上げます。

雨どいも色あせていて、耐久性が落ちていました。
ローラーで丁寧に塗装します。

色あせていた雨戸は、塗装によりピカピカと輝いています。
細部まで塗り残しのない、美しい仕上がりです。
丁寧にケレンを行った成果はすぐには現れませんが、数年後にK様は剥がれにくい塗膜を見て、いえふくの技術力を実感することでしょう。

耐水性が落ちていた雨どいも、塗装により雨風に強い雨どいに生まれ変わりました。
艶やかで破風板に負けない程、見た目もきれいになりました。