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施工事例

外壁のカラーを変えて柔らかい雰囲気の住まいに変身!(神奈川県南足柄市)

はじめに

今回ご依頼いただいたのは、サイディング外壁のA様邸です。築23年のお住まいで、今回が2度目の外壁塗装工事になります。

8年前に1度目の塗り替えを行っており、ひどい劣化はまだ起こっていません。

しかし施主のA様は、付帯部分の色あせと外壁の汚れが目立つ点が気になり、今回早めのタイミングでの外壁塗装をご決断されました。

A様のご要望は、汚れが目立ちにくく柔らかい雰囲気の色へ外壁を塗り替えることです。

今回の施工により、A様邸はどのように変身したのでしょうか。それぞれの工程を詳しく見ていきましょう。

Before

築23年のA様邸です。8年前にも外壁塗装をしているため、ひどい劣化は起きていませんが、どこか老朽化した印象を受けます。

その理由のひとつは、付帯部分の色あせです。A様邸の付帯部分は鉄部が多く、サビ汚れも発生していました。

老朽化して見えるもう一つの理由は、外壁の汚れです。

湿気がこもりやすい場所には、写真のようにひどい汚れが付着しています。サイディング外壁にデザインされた溝にも汚れがたまり、家全体がくすんで見えます。

白色の外壁は、新築したときは明るく輝きを放つのが魅力的ですが、年月が経つと付着した汚れが目立ちやすいデメリットがあります。

After

汚れが目立ちやすい白色から、汚れが目立ちにくい淡いベージュ色に外壁を塗り替えました。

塗装したことで外壁にはツヤが戻り、柔らかい印象の住まいに生まれ変わりました。


施工手順

足場設置

外壁塗装は足場の設置から始まります。足場を組むことで職人の足元が安定して、安全で効率的に作業が進められます。

組んだ足場には飛散防止シートも設置します。飛散防止シートはメッシュ状で、塗料の飛散や臭いが充満するのを防ぎ、職人への風圧の影響を軽減する役割があります。

高圧洗浄

紫外線や雨風にさらされ続ける外壁には、空気中のチリやホコリが付着します。日当たりの悪い場所には、コケや藻なども付着します。

これらの汚れが付着したまま外壁塗装をすると、どんなに良い塗料を塗装しても施工後2、3年で塗膜が剥がれてしまう恐れがあるのです。

塗料の密着性を高めるためには、高圧洗浄機を使って丁寧に汚れを洗い流さなければなりません。

養生作業

熟練の職人でも、塗装の際には塗料が周りへ垂れたり飛び散ったりするものです。塗料を付けたくない箇所には、あらかじめビニールやマスキングテープで覆う「養生作業」が必要です。

養生は「ただ覆えばいい」というわけではなく、まっすぐピッタリと保護するのがポイントです。きちんと養生できると、塗装する箇所としない箇所の境目がはっきりして、仕上がりが美しくなります。

養生作業は仕上がりを左右する重要な工程です。

コ-キング

サイディング外壁のA様邸は、ボードとボードの継ぎ目にコーキング(目地材)が施されています。コーキングも年月が経つにつれて収縮やひび割れなどの劣化が起きるため、定期的な補修が必要です。

8年前の外壁塗装の際にもコーキング補修を行っているため、今回は劣化に応じた補修をすることにしました。

劣化が起きているコーキング部分は「打ち替え」をします。

まず古いコーキング剤を剥がし、新しいコーキング剤がより密着するようにプライマーと呼ばれる下地材を塗布します。

既存のコーキングがあまり劣化していない場合は、既存のコーキングの上から新たなコーキング材を充填する「増し打ち」をします。

古いコーキング材を剥がす必要がなく、注入するコーキング剤の量も少なく済むので、労力やコストを抑えることができます。

打ち替えも増し打ちも、プライマーを塗布した後は同じように補修します。

ガンを使って新しいコーキング材を注入し、ヘラで均一になるようにならします。

新しいコーキング材が乾燥する前に養生テープを剥がして、コーキング補修の完了です。

下塗り

外壁塗装は3度塗りが基本です。

はじめの塗装は「下塗り」といい、外壁とこれから塗る塗料との密着性を高めるための塗装です。下塗りを行わないと、壁が塗料を弾いたり、逆に吸い込みすぎたりして、塗料が壁にうまく密着しないのです。

塗り残しがないように気をつけながら、壁全体を下塗りしています。

中塗り

2度目の塗装は「中塗り」といいます。

中塗りと次の塗装である「上塗り」では、同じ塗料を用います。仕上げとなる塗装を2度行うことで、塗りムラや塗り残しを防ぐのです。

中塗りを省いて手抜き工事をする業者もいます。中塗りをせず、上塗りだけで仕上げようとすると、どうしても塗りムラができてしまい、耐久性のある塗膜が完成しません。

上塗り

3度目の塗装は「上塗り」といいます。

これで仕上げとなるため、塗膜が均一になるように気をつけながら、細部まで丁寧に塗装していきます。

仕上がり

丁寧に一つ一つの工程を重ねた結果、外壁にツヤが生まれました。新築時のような輝きが戻り、施主のA様も大変喜んでくださいました。

玄関などの軒天は真っ白に塗装しました。明るくなった天井がお客様をお迎えします。


付帯部分の塗装

破風板や雨どいなどの付帯部分も、紫外線や雨風の影響を受けて劣化するため、定期的な塗装が必要です。付帯部分の塗装も高所での作業を伴うため、足場の設置が不可欠です。

足場の設置はコストがかかるので、外壁塗装で足場を組んだ機会に合わせて、一緒に塗装することをおすすめします。

付帯部分は、ベージュの外壁と相性の良い茶色で塗装しました。

A様邸のベランダ笠木・レンジフード・霧除け・水切りは、鉄部です。鉄部の塗装は、はじめにたわしのような工具を用いて丁寧に汚れを擦り落とす「ケレン」を行います。

つづいてサビ止めを下塗りした後に、中塗りと上塗りを行います。

サビ汚れが付着していた鉄部ですが、塗装したことで耐水性が高まり、光沢が出て見た目も美しくなりました。


まとめ

今回の施工事例は、築23年のA様邸でした。前回の外壁塗装から8年しか経っておらず、ひどい劣化はありませんでしたが、白い外壁は汚れが目立つため古びて見えていました。

いえふくは施主様のご要望を聞き、汚れが目立ちにくく優しい雰囲気が出るベージュ色を提案致しました。今回の外壁塗装により、見事に施主様の希望通りの家に生まれ変わることができました。

いえふくではお客様のご要望を聞きながら、住まいに合わせてさまざまなご提案を致します。外壁塗装のことでしたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。