施工事例
柔らかいオレンジ色の外壁を、柔らかなピンクへ!(神奈川県大磯町)
はじめに
今回塗装させて頂いたのは、デザイン性の高いモルタルの塗り壁の住宅でした。
新築してから7年経つこの住宅の外壁は、部分的に塗装の膨れやひび割れが生じていました。
新築の住宅は耐用年数の短い種類の塗料で塗装されることが多いため、建ててから比較的早い段階で塗り替えが必要になるケースが少なくありません。
今回は外壁の補修も行いつつ、D様の「模様替えしたい」というご要望にお応えして塗り替えを行いました。
Before
優しい色合いと模様が素敵な外壁ですね。
普段からお手入れなされているのか、目立った汚れは見当たりません。
しかし、近づいてよく見てみると、塗装の劣化症状が出ている箇所がありました。
After
柔らかなオレンジだった外壁を、ピンク色にカラーチェンジです。
洋風でおしゃれな格子窓とも相まって、キュートなデザインに仕上がりました。
こんな素敵な我が家が待っていたら、帰宅が楽しみになりそうですね。
施工手順
足場設置
まずは足場と飛散防止シートの設置です。
隣家との距離が近いので、飛散防止シートはとくに重要です。
仮に飛散防止シートなしで塗装した場合、飛び散った塗料が隣家の外壁を汚すなどして、ご近所に迷惑をかける恐れがあります。
高圧洗浄
高圧洗浄では、外壁の汚れを徹底的に落とします。
汚れが付着したままだと、塗った塗料が外壁にきちんと定着せず、短期間で塗装が剥がれるリスクが高まるからです。
外壁補修
高圧洗浄が終わったら、次は外壁の補修です。
ひび割れや膨れをそのままにして塗装すると、その箇所からすぐに塗装の不具合が起きかねません。
養生作業
養生とは、塗料で汚れてはいけないものを、専用のシートを被せて守る作業です。
窓や手すり、住宅のすぐそばの花壇や自転車などに行います。
塗装で塗料が一切飛び散らないようにするのは非常に難しいので、養生は必須です。
下塗り
いよいよ塗装の開始です。
外壁の塗装には主にローラーを使います。
下塗りの役割は、この後に塗る中塗り・上塗りの塗料が外壁にしっかり定着するようにすることです。
ムラや塗り残しが発生しないよう、慎重にまんべんなく塗っていきます。
中塗り
下塗りが終わったら、その上から中塗りの塗料を塗ります。
塗料の種類・役割はこの後に塗る上塗りの塗料と一緒で、外壁を彩ることと、外壁を雨や紫外線のダメージから守ることです。
同じ塗料を中塗り・上塗りとで2度塗りすることで、塗膜(外壁に塗られた塗料が形成する塗料の膜)に厚みを持たせ、十分な防水性や耐久性を持たせることができます。
上塗り
最後の仕上げの上塗りです。
中塗りの上から、塗膜の厚みが全体で均等になるように塗装していきます。
中塗りの段階でどうしても生じてしまったムラや塗り残しのカバーも、この工程で行う仕事です。
表面がなめらかになるようにする作業はプロの技術が求められます。
仕上がり
D様邸は外壁のピンクがドアや窓の格子の爽やかな白とマッチして、かわいらしいおしゃれな住宅になりました。
雨どい・霜除けの塗装
雨どい
塗装する前の雨どいです。
とくに竪といの汚れが目立っていました。
塗装が終了した状態です。
色あせや汚れで輝きを失っていた雨どいが、整然と光って見えます。
霜除け
塗装によって雨や紫外線のダメージから守ることを目的としています。
塗装前は写真ではわかりにくいかもしれませんが、やはり砂ぼこりなどで汚れが付着していました。
外壁と同じように、ケレンをしてから、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りをします。
塗装完了です。
外壁よりも濃い色を使うことで、住宅の外観を引き締めています。
まとめ
色あせや汚れのひどかった雨どいや霜除けを若返らせると同時に、柔らかなオレンジ色の外壁を、上品なピンクに塗り替えました。
住宅の外観をがらっと変えるのも、外壁塗装のだいご味の1つです。
もちろん、今と同じ色で再塗装を行うことも可能ですが、「気分転換を兼ねて色を変えたいな」と少しでも思ったら、ぜひいえふくにお問い合わせください。
いえふくはただ塗装するだけの業者ではありません。何色を使うか、配色をどのようにするかなどの相談にも承ります。