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施工事例

きれいな建物を、より美しく(神奈川県愛川町)

はじめに

「綺麗ね」、いう言葉には、時として嘘が混じっているかもしれません。
綺麗は決して汚くはないのですが、場合によってはそれが社交辞令というか、その場を形式的に取り繕うための美辞麗句として用いられることが少なくないのです。
例えば、テレビ場面では、司会者がゲストに招いた女性に対し常套句として、挨拶代わりに用いたりします。
ところが「美しい」は、ちょっと違います。
美しいは、心が真底から感嘆して初めて出てくる言葉ですから、かなり綺麗でないと出て来ない言葉となっています。
それと同じ意味が、建物にも当てはまるかもしれません。
「綺麗ね」と言われたら、決して汚くはないがそれほど美しくはないかもしれません。
でも、「美しい!」と言われたなら、それは本当に綺麗な事であるに違いありません。
このたび、外壁塗装を行われたY様邸は、その綺麗な家から、より美しい家と変わっていった好事例となりました。

Before

Y様邸は築年数が浅いため、まだ綺麗さを保っています。
初めて訪問して来た人たちは、挨拶代わりに、「綺麗なおうちですね」と誰もが言ってくれます。
決して嘘ではありません。
でも新築当時はその言い方が違いました。
眼を見開いて、そして多少の嫉妬も含めて「美しい!」と。
また、美しいという言葉を使わないで綺麗の場合でも、「美しい!」と言っているのと同然の響きがありました。
ところが今では、挨拶代わりのその「綺麗」には響きがありません。
どうやらその建物の外壁は、大分、色褪せてきているようです。
ですから人々の心をもう一度、感嘆させるための塗り替えが必要となりました。
綺麗を、美しいにしなければならないのです。

After

外壁塗装が完成し、実に美しい仕上がりとなりました。
綺麗から美しいへと甦ったのです。
まず壁自体の肌艶が違います。
その肌が若い女性のような、みずみずしい張りのある色艶へと変わりました。
元の若さへと蘇生したかのような美しさです。
さらに、黒で統一された窓のサッシやバルコニーなどとのコントラストで、以前の躍動感さえも取り戻せました。
建物全体がシャープになって引き締まり、生命力にあふれた雰囲気となって、建物は、綺麗のお世辞から、美しいの感嘆、または驚嘆の本音に変っていったのです。


施工手順

足場設置

より美しく生まれ変わる端緒は、まず足場掛けからです。
女性が美しくなるには単なる顔のお手入れだけではありません。
全身の全体的な美しさを捉えてのトータル的な施術が必要となるのです。
建物は長身ですから、トータル的な施術をするには足場が必要です。
建物を下から見ているだけの範囲では、本当のお手入れはできません。
全身に張り巡らした足場によって初めて、施術が可能となるのです。

高圧洗浄

ご覧いただいている写真のように、直射日光の当たらない外壁には、藻やコケやカビが発生しがちな傾向となっています。
建物を美しく塗り替えるには、まずそうした汚れを除去しなければなりません。
汚れ除去には水による高圧洗浄が必要となります。
頑固な汚れを、高圧の洗浄でぬぐい去るのです。

養生作業

養生とは、塗料を塗るのに際し、塗料が付いてはいけない部分を何かで覆うこと、また隠す作業のことをいいます。
例えば窓や雨戸の戸袋、樋や出窓の屋根、バルコニーやデッキ、フードのカバーや外部配管などに、薄手のビニールカバーなどを掛けて汚れを防止するのです。
そうすることによって、建物をより美しくすることができるのです。
綺麗な洋服にほんの小さなゴミひとつ、綺麗なお顔にちょっとしたマスカラのかすが付いているだけでも、興醒めになるのに似ています。
本当の美しさとは、本当に完璧な美しさでなければならないのです。

コ-キング

外壁はサイディングですから、そこには貼り合わせの溝があり、防水のためのコーキングが施されています。
年月が経つとコーキングが次第に劣化していき、防水性と連結性を失うことになります。
もちろん壁の美しさも阻害されます。
それを防止するのは、コーキングの打ち直しです。
古いコーキングが取り除かれ、代わりにに新しいコーキングが打たれました。
真っ白に輝いてとても美しい仕上がりとなっています。

下塗り

塗装はまず、壁肌の完全な下地調整を図らなくてはなりません。
それには、外壁全体を整える下塗りが必要です。
高圧で洗浄された壁の素肌に、お化粧の乗りを良くするための塗装剤が塗られます。
その事によって、塗料の密着性が高められます。
外壁が美しくなる前段階の塗装作業となっています。

中塗り

次は仕上げの塗装ですが、その塗装には、中塗りと上塗りがあり、まずは中塗りの塗装となっています。
外壁の美しさは長持ちしなければなりません。
と同時に、防水性や耐久性などの性能も要求されますから、塗装の塗り替えはとても大切です。
それには塗装の重ね塗りが有効です。
前の下塗り、今回の中塗り、また最後の上塗りと、三重の塗膜を形成することによって、外壁の性能と美しさは守られるのです。

上塗り

最後は仕上げの上塗りです。
中塗りが完全に乾いた後に行われます。
これが外壁の出来映えとなります。

仕上がり

予想通りに美しく仕上げられた外壁となりました。
美しいものには、美しさの継続と、より美しさの向上が求められる宿命が課せられているかのようです。
人々はそれを期待し、その維持が切望されるのです。
例えば嵯峨野の金閣寺などは、象徴的にまた不変的に、その美の継続性、永遠性が求められるものとなっています。


付帯部分の塗装

写真は、樋の塗装、屋根の破風板の塗装、また屋根の軒裏の塗装となっています。
これらを綺麗に塗装することによって、美しくされた外壁を、より美しく際立たせるためのコントラスト的な役目を果たします。
建物外観に対する美の視線はあらゆる角度から集められ、また物理的な弊害に対しての防備性は、あらゆる角度からの襲撃を予想して施されなければなりません。
家は壁にしても屋根にしても、そうした細かな箇所の塗装も含めて、総合的な見地から仕上げられなければなりません。


まとめ

仕上がりは、誰もが美しいと絶賛する出来映えとなりました。
単なる「綺麗」、ではありません。
「美しい」という言葉で褒めるか、たとえ綺麗という表現でさえ、心の感嘆が響いている発音か、嫉妬の響きを含んだ感想をともなって、どこからともなく伝わってきます。
いずれにしても本音でしょう。
しばらくはその褒め言葉が繰り返されるので、施主様はやがてその言葉で、嬉しいながらも、多少、疲れ気味となるかもしれません。
ところがそうした出来映えも、やがて年月を経ると、単なる「綺麗ね」に変わることでしょう。
そうしたら、もうそろそろ塗り替えの時期かなと、お受け取りください。