外壁塗装を一生懸命やる会社いえふく外壁塗装を一生懸命やる会社いえふく

お電話でのお問合せ9:00~18:00

0120-900-971

施工事例

単色からツートンカラーへ大胆に変身(神奈川県南足柄市)

はじめに

外壁の色を変えられるのも、外壁塗装ならではの楽しみ方です。
同じデザインの家でも、外壁の色が異なると雰囲気は大きく変わります。
そのため、どんなカラーに塗装しようか悩んでしまう人も多くいらっしゃいます。
また、塗り方もさまざまなパターンがあります。
カラーを2色使うツートンカラーの住まいもおすすめです。
1階と2階の上下で塗り分ける方法や、バルコニーやベランダなど出っ張りのある場所だけ色を変える塗り分け方法もあります。
ご依頼いただいたK様邸は、元はグレー1色の住まいでしたが、今回の施工でツートンカラーを希望されました。
ツートンカラーにすることで、どのような効果が得られるのかも確認しながら、今回の施工事例を詳しく見ていきましょう。

Before

長年、紫外線や雨風にさらされ続けたK様邸の外壁には、汚れが付着して黒ずんでいる箇所があります。
全体的に色あせていて、壁の耐久性が落ちている状態です。

湿気がこもりやすい箇所には、カビが付着しています。
霧除けなど鉄部の付帯部分はひどいサビ汚れもあり、老朽化して見える原因となっていました。

After

色あせてくすんで見えていたK様邸でしたが、艶やかでスタイリッシュな住まいに大変身しました。
まるで新築したかのような輝きを放っています。

上下で色を分けてツートンカラーに塗装しました。
1階部分は青みがかった濃いグレー、2階部分は薄いグレーです。
下の階を濃い色にすると、スタイリッシュで落ち着いた雰囲気の家になります。
また、2階の方が明るい色になると、家を広く見せる効果もあります。


施工手順

足場設置

高所での作業を伴う外壁塗装には、足場の設置が欠かせません。
職人が安全でスピーディーに作業を進めるためにも、工事は安全第一で行われます。

高圧洗浄

塗装の前に、壁に付いた汚れを高圧洗浄機できれいに洗浄します。
汚れが付着したままだと、塗料のノリが悪くなり、剥がれやすい塗膜になるためです。
写真は洗浄前のバルコニーの状態です。
コケやカビなど、なかなか自分では落としきれない頑固な汚れが付着しているのがわかります。

洗浄後の写真です。
同じバルコニーとは思えないほど、きれいになりました。
塗装する前ですが、あまりの変身ぶりにK様はすでに満足しているご様子です。

養生作業

ベテランの職人でも、塗装の際には周りへ塗料が散ったり垂れたりします。
塗料を付けたくない箇所をビニールやテープで覆う作業を「養生」といいます。
ただ覆えばいいというものではありません。
養生は仕上がりを左右する重要な工程です。
まっすぐに養生できると、塗装した箇所とカバーした箇所の境目がまっすぐで美しく仕上がります。
次のコーキングの工程で、養生の重要性が確認できます。

コ-キング

コーキングは紫外線や雨風の影響から劣化して、ひび割れたり収縮したりするため、定期的な補修が必要です。
まずは古いコーキング材を剥がし、プライマーと呼ばれる下地材を塗布します。
新しいコーキング材の密着性を高めるための下塗りです。
まっすぐに養生されたテープもご確認ください。

溝に新しいコーキング材をガンで注入し、空気が入らないようにヘラで埋め込みます。
コーキング材が乾く前に養生テープを剥がして、コーキング補修の完了です。
まっすぐに養生できたからこそ、美しく仕上げられました。
サイディング外壁のK様邸には、ボードとボードの継ぎ目に何本ものコーキングが施されています。
すべてのコーキングを、同じように丁寧に補修していきます。

下塗り

いよいよ外壁塗装の開始です。
外壁塗装は3度塗りが基本です。
始めは土台となる「下塗り」で、この後に塗る塗料と壁との密着性を高めるための塗装をします。
塗装後はしっかり乾燥させます。
乾燥時間も大事な作業工程のひとつです。
そのため、乾燥しにくい湿気の多い日や雨天時は、塗装作業を行いません。

中塗り

2回目の塗装は「中塗り」です。
中塗りの塗料は、下塗りの塗料と色が異なるため、塗り残しがあると目立ちます。
サイディング特有の凹凸にも塗り残しがないように、細部まで丁寧に塗っていきます。
中塗りとこの後の塗装では、同じ塗料を使います。
仕上げとなる塗装を2回重ねることで、塗りムラのない美しい仕上がりになるのです。

上塗り

いよいよ仕上げの「上塗り」です。
丁寧に作業を進めた外壁には、自然とツヤがでてきます。
職人たちも外壁が生まれ変わっていく姿を見るのが、楽しいのです。
喜んでくれるお客様の顔を思い浮かべながら、最後まで気を抜かずに思いを込めて作業します。

仕上がり

艶やかな外壁は、まるで新築したばかりのようにも見えます。
見た目も美しく、耐久性の高い外壁が出来上がりました。


付帯部分の塗装

外壁がきれいになると、雨どいや軒天などの汚れが逆に目立ってしまいます。
外壁塗装する際は、付帯部分も一緒に塗装する方がおすすめです。
足場を組む機会も一度で済むため、トータルコストを抑えることにもつながります。

雨どい・破風板

施工前の雨どいと破風板の様子です。
色あせていて、コケなどの汚れもひどく付いています。
これではどんなに壁がきれいになっても、家が古びて見えてしまいます。

まずは高圧洗浄をします。
洗浄箇所によっては、強い力で洗浄すると雨漏りが発生する原因になります。
洗浄力の強弱を調整しながら、しっかりと洗浄しました。
こびり付いていた汚れも見事に落とせています。

雨どいと破風板は黒色で塗装しました。
外壁のグレーを引き締めて見せる、相性の良い色です。

汚れが付き、色あせていた雨どいと破風板には、ツヤが出ました。
外から家を眺めたときに黒色がアクセントとなり、家を引き締めて見せます。
付帯部分がきれいになったことで、家全体の印象がグッと若返りました。

軒天

次は軒天の塗装です。
普段汚れに気がつきにくい軒天ですが、汚れていると家がくすんで見えます。

軒天は真っ白に塗り直します。
グレーの外壁や、黒い破風板を引き立てる色です。
上を見上げながら手を上げた状態で塗装する軒天は、塗装しづらい場所のひとつです。
だからこそ手を抜かずに、細部まで塗り残しがないように気をつけます。

真っ白な軒天に生まれ変わりました。
軒天が明るく輝いていると、家にも清潔感が生まれます。

霧除け

鉄部は塗料のノリが悪いため、塗装前にサビ汚れや古い塗膜をやすりで擦り落とします。
この作業を「ケレン」といい、わざと細かい傷を付けることで塗料の密着性を高めます。
ケレンは鉄部塗装において重要な工程のひとつです。
ケレンが不十分だと、施工後すぐに塗膜が剥がれる原因になります。

外壁と同じように下塗りから始めますが、鉄部の下塗りではサビ止め塗料を塗ります。
その後、中塗りと上塗りでも防サビ効果のある塗料で塗装します。

耐水性に優れる塗膜が完成しました。
丁寧な3度塗りにより、霧除けはピカピカと輝いています。

バルコニー手すり

バルコニーの手すり部分も鉄部です。
霧除けと同じように、始めにケレンを行います。

サビ止めで下塗りをした後に、塗装をして完成です。
雨風や紫外線にさらされ続けるバルコニーは劣化が早い場所のひとつです。
今回の塗装で耐久性も高められました。


まとめ

色を変えることで、家の印象も大きく変身できる外壁塗装では、複数の色を選ぶことも可能です。
ただし、多くても2色または3色の同系色を使い、バランスよく色を塗らないと、まとまりのない、落ち着かない雰囲気の家になってしまいます。
ツートンカラーにしたい場合は、失敗しないテクニックや知識を持つ、経験豊富な職人がいる業者を選びましょう。
いえふくでは、外壁のカラーのご相談も承っています。
外壁塗装でお悩みの方は、お気軽にいえふくへお問い合わせください。