施工事例
築9年の住宅をフッ素塗料で塗装!美観維持に成功したS様邸の事例(東京都大田区)
Before
この度いえふくへ外壁塗装をご依頼いただいたのは、築9年のS様邸です。
施主様は住宅の外観にとてもこだわりのある方で、「新築したとき、住宅のメンテナンスについて自分で調べて、外壁が汚れる前に外壁塗装をしようと決めていた」とお話しになっておりました。
また、S様は次回の外壁塗装までのスパンをなるべく延ばしたいと希望されましたので、いえふくではフッ素塗料での施工をご提案いたしました。
塗料にはいろいろな種類があり、どの塗料を選ぶかで耐久力が変わってきます。そのなかでもフッ素塗料は、耐用年数が15〜20年と長めの塗料です。
因みに、戸建て住宅で主流のシリコン塗料は、耐用年数が12〜15年です。
耐用年数が長いかわりに単価が高いフッ素塗料ですが、次の外壁塗装までの期間を長くできるぶん塗装が必要な回数が減るので、トータルコストで見るとお得になるケースもあります。
「今の住宅に何年住み続けるのか」なども考慮し、外壁塗装の塗料を選ぶといいでしょう。
外壁塗装を施工する前のS様邸の様子がこちらです。
赤茶色の外壁をしたおしゃれな洋風住宅で、S様のデザインへのこだわりが感じられます。
遠目から見るぶんにはそれほど汚れているようには見えませんが、施工前点検の際に外壁の状態をくわしく確認すると、築9年になることもあって、黒ずみ汚れなどが確認できました。
外壁は年数が経つほど汚れが目立つようになります。S様のようにマイホームをきれいな状態で維持していきたい方は、築10年頃までには外壁塗装を検討するのがおすすめです。
After
外壁塗装を終えた後のS様邸がこちらです。施工前とは外壁の色が変わり、落ち着きのあるブラウンの外壁へと変身しています。
S様は外壁塗装を機にイメチェンもしたいとお話しになっており、家族とたくさん相談された結果、この色をお選びになったそうです。
施工後の様子をご覧になったS様とそのご家族は、「おしゃれで落ち着いた色になってよかったね」と、喜び合っておりました。
塗装の様子
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養生作業
S様邸では、ベースとなる外壁は“モルタル外壁”(セメント・砂・水を練って作るモルタルでできた外壁)と呼ばれる種類でしたが、玄関付近の外壁のみタイルが使用されておりました。
タイルは塗装メンテナンスが必要ない素材なので、玄関付近の塗装は行いません。塗装しない部分を汚さないために、O様邸の塗装作業に入る前に“養生”を行いました。
養生とは、窓やインターホンなど、塗料で汚れては困る箇所を、専用のシートやテープで覆う作業です。上の画像を見ると、O様邸の養生の様子が確認しやすいですね。
塗装施工時のポイント
O様邸の外壁塗装におけるポイントは、塗装前に行ったモルタル外壁のひび割れ補修です。
新築時のモルタル外壁は水分を含んでおり、年数の経過とともに徐々に水分が放出され、モルタルが乾いていきます。
モルタルは乾燥すると収縮し、ひび割れする性質を持っています。
そのため、新築から数年が経過したモルタル外壁にはひび割れが生じていることが多く、最初の外壁塗装のタイミングで補修をするのが一般的です。
O様邸のモルタル外壁でも、一部にひび割れが生じておりましたので、塗装前にひび割れ補修を行いました。
モルタル外壁のひび割れ補修では、“コーキング”と呼ばれる補修剤を使用します。
コーキングとは、樹脂を主原料とし、乾燥して固まるとゴム状になる素材です。防水性能が高いので、モルタル外壁のひび割れを埋めるのに適しています。
いえふくでは、モルタル外壁にひび割れが生じている場合、きちんと補修をしてから塗装するように徹底しています。
ひび割れがごく微細でコーキングによる補修が必要ないケースでは、微細なひび割れを埋めるのに最適な“微弾性塗料”(伸縮する性質を持った塗料)を使った施工も可能です。
このように、施主様のご要望や住宅の状況に応じた最適な外壁塗装を提案しております。
「外壁塗装を検討しているけど、わからないことがたくさんあるから相談しながら決めていきたい」とお考えの方は、ぜひいえふくまでご相談くださいませ。